WiMAXの契約はスマホ・携帯電話などでお馴染みの「2年契約自動更新型」が一般的です。

もちろん、「契約期間の定め」の無い契約も可能ですが、2年間の継続利用を前提に高額キャッシュバックや毎月の利用料金を安くするのが現在の主流です。

この2年契約の場合、定められた「契約更新月・契約更新日」以外での契約解除(解約)では多額の契約解除料金が徴収されます。

WiMAXを損をせずに解約するタイミングや解約月の料金について、プロバイダー別にまとめました。

WiMAXの解約において知っておくべきこと

契約更新月・契約更新日

まず、「WiMAXは2年契約」と認識している方が多いでしょうが、この「2年契約」を更新する「契約更新期間」が1か月間ほど設けられており、この「契約更新期間」に「契約解除(解約)」を申し出た場合には「違約金」は不要です。

この「違約金が不要となる解約はいつなのか?」はざっくりと「利用開始から26か月目」と説明記載されていますが、正確にはプロバイダーごとにことなります。

解約手続きの方法とタイミング

2つめは解約のタイミングです。

解約を申し出た場合に「いつ解約(契約解除)が成立するか」も重要です。任意の月途中の日で解約できるのか、月末解約となるのか、もプロバイダーごとに違います。

解約月の料金

そして、3つめが解約月の料金の扱いです。

任意の日付で解約できる場合と月末解約の場合がありますが、あわせてその月(解約月)の料金が日割り計算されるのか、まるまる一か月分の料金が必要なのか、これもプロバイダーによって違います。

プロバイダー別に解約要素をまとめる

違約金不要で契約解除(解約)できる「契約更新月」

プロバイダー別の「契約更新月」

まず、違約金不要で契約解除(解約)できる「契約更新月」がいつなのか?をプロバイダー別にまとめます。
WiMAX違約金不要で契約解除できるタイミングまとめ

基本的にWiMAXは「利用開始(初月)の翌月から起算して24か月間の契約」であり、「その翌月を契約更新月とする」という規定が一般的です。

つまり、初月の翌月から25か月目が「契約更新月」となります。

BIGLOBE WiMAXの「契約更新月」に注意

ただし、BIGLOBE WiMAXについては注意が必要です。

上図を見ていただけるとわかるように、BIGLOBE WiMAXは「初月の翌月から24か月目」が「契約更新月」となります。

つまり、BIGLOBE WiMAXは他プロバイダーよりも「1か月早く契約更新月が訪れる」ということになります。

「契約更新月」での解約は違約金不要

そして、この「契約更新月」の期間内に解約すると、違約金が不要となります。

UQ-WiMAXは「契約満了月」もある

もうひとつ、UQ-WiMAXは「契約満了月」という定義があります。

UQ-WiMAXでの「契約満了月」は「契約更新月」の前月になります。

この「契約満了月」に何の意味があるのか?というと、「契約満了月の月末日での解約は違約金不要」と定義されています。

これはUQ-WiMAX独自の定義なので、UQ-WiMAXを検討中の方には知っておいてほしいルールです。

契約更新月のまとめ

では、契約解除料(違約金)が不要で契約解除(解約)できる「契約更新月」のタイミングについて、プロバイダー別にまとめます。

プロバイダー 契約更新月 その他規定 違約金不要の解約
UQ-WiMAX 25か月目 24か月目を「契約満了月」と規定 「契約更新月」および「契約満了月の月末日」
@nifty WiMAX 「契約更新月」
So-net WiMAX
GMOとくとくBB WiMAX
DTI WiMAX
Broad WiMAX
3WiMAX
BIGLOBE WiMAX 24か月目

解約手続きのやり方とタイミング

解約手続き概要

プロバイダー 手続き方法 解約手続き時期 解約時期 解約月料金 返却物
UQ-WiMAX ・電話
・Web(MyUQ)
月日指定解約 指定の日 日割計算
@nifty WiMAX ・電話
・Web
任意の月指定 月末解約 1か月分
So-net WiMAX ・電話
・Web
即時または月末指定 即時解約
月末解約
1か月分
(即時解約でも1か月分)
GMOとくとくBB WiMAX ・Web
・書類(郵送)
20日締め
月末解約
月末解約 1か月分 SIMカード
DTI WiMAX ・電話
・Web
月末解約 1か月分
Broad WiMAX ・電話 25日締め
月末解約
月末解約 1か月分 SIMカード
3WiMAX ・電話
・Web
月末解約 1か月分
BIGLOBE WiMAX ・電話
・Web
手続き月で解約 月末解約 1か月分

解約の手続き方法について

基本は「電話」または「会員専用サイト」から解約手続きが可能、となりますが、いくつかのプロバイダーについて注意点があります。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBは契約更新月になると会員専用サイト(BBNavi)に「解約ボタン」が表示されます。

この「解約ボタン」押下により解約手続きを行うと、その月の月末で解約となります。月末まで通信サービスを利用することができます。

ただし、GMOとくとくBBの解約手続きは20日締めなので、契約更新月の20日までしか「解約ボタン」は表示されません。

「契約更新月」以外での解約は、会員専用サイト(BBNavi)より「解約手続き申請書」をダウンロードし、署名・捺印のうえ郵送による解約手続きが必要です。

「解約ボタン」による解約も書類郵送による解約も、20日締めなのでご注意ください。

Broad WiMAX

Broad WiMAXは他プロバイダーのように会員専用サイトからのオンライン手続による解約に対応していません。

解約専用のフリーダイアルがあるので、この解約専用電話により解約を申し入れることで解約手続きとなります。

なお、Broad WiMAXの解約手続きは25日締めなので、26日以降に電話した場合にその月の月末ではなく翌月末解約となるので、ご注意ください。

解約月の料金について

基本的には、WiMAX2+の解約は月末解約となり、通信サービスの利用は月末まで可能、解約月の料金は一か月分請求となります。

例外がUQ-WiMAXとSo-netです。

UQ-WiMAX

任意の日付または月末での解約が可能です。

月の途中で解約した場合、解約月の料金は日割り計算してくれます。

So-net WiMAX

So-net WiMAXでは会員専用ページからの解約手続きで「即時解約」と「月末解約」が指定できます。

「即時解約」を指定して解約した場合、即座に通信サービスは終了します。ただし、この「即時解約」の場合においても解約月の料金は日割り計算ではなく一か月分が請求されるのでご注意ください。

解約時の返却物

解約後の利用規約として覚えておきたいのが「SIMカードの扱い」です。全てのプロバイダーにおいて「SIMカードは貸与品」と規定されています。

しかし、多くのプロバイダーが「解約後のSIMカードは返却不要」とも規定されています。この場合、「ご自身でハサミで切断し、処分」とまで規定されています。

つまり、SIMカードは貸与品だけど解約後はハサミで切って捨てればよい、ということです。

注意点はGMOとくとくBBとBroad WiMAXです。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBでは、解約後はSIMカードを返却しなければなりません。

返却しない場合は「SIMカード損害金」という名目で3,000円を請求される場合があります。

Broad WiMAX

Broad WiMAXもSIMカード返却が必要です。

解約から20日以内に届くよう、SIMカードを返送する必要があるのでご注意ください。

解約時の手続きまとめ

解約手続き概要を知っておく

このように、WiMAX2+の解約手続きはプロバイダーによって微妙に違っています。

きっちり2年契約を全うして解約するつもりであっても、うっかり契約更新月を逃してしまったり、SIMカード返却を忘れて不要な請求を受けないよう、あらかじめ契約時点で解約時の手続き概要も知っておきましょう。

「サービス解除」と「退会」

また、よくあるのが「WiMAX2+サービスの解除」と「サービス退会」の違いです。

たとえば@niftyを例にとります。

@niftyでは光回線サービスなど、WiMAX2+以外にも多くのサービスを提供しており、複数のサービスを利用している方もいます。

この場合、「@niftyの会員として必要な会費」と「WiMAX2+サービスの利用料金」が毎月課金されます。

WiMAX2+サービスだけを利用している方がWiMAX2+サービスを解約しても「WiMAX2+サービスの解除」となります。「@nifty会員としての資格」を解除(退会)したわけではありません。

この場合、WiMAX2+サービスの料金は請求されなくても会費は継続して請求されます。

このように、以下のプロバイダーでWiMAX2+サービスを利用している場合、WiMAX2+サービスと会員サービスがあるため、注意が必要です。

プロバイダー 会費 会員資格の退会
BIGLOBE 200円 電話または会員専用サイト
@nifty 250円 電話または会員専用サイト
So-net 200円 電話または会員専用サイト

WiMAX2+サービスの解除手続きと同時に、会員の退会手続きも忘れないように手続きしておく必要があります。