7/14付けでUQコミュニケーションズがホームページ上で「「3日間で3GB」制限に関する今後の対応について」というお知らせを出しています。内容は読んでいただくとして、現在規制時の通信速度が5Mbps~7Mbps程度まで緩和されているようです。

2016/12/22追記:速度規制最終回答?

2016/12/22にUQコミュニケーションより速度規制運用の改訂アナウンスがありました。

規制運用見直しの経緯

そもそもWiMAX2+は真に「無制限」だったWiMAX(無印)のユーザーを取り込む形でサービスインしました。サービスイン当初から月間7GBの通信量上限を設け3日1GBに対する通信速度規制を契約書上に小さく記載しながらも「キャンペーンにより2年間は月間7GB上限は行わない、3日1GB規制も2015/4までは行わない」とアナウンスしてWiMAX(無印)からのユーザーを移行させてきたわけですね。そして本年6月、3日3GB規制運用を開始するにあたり「3日1GBの3倍の3日3GB」や「規制時の速度もYouTube標準画質が見れる程度で目安は700Kbps~1Mbps」とアナウンスし、規制時でも十分通常使用に耐えられる規制であることを強調してきました。ですが、実際規制運用が始まると「3日3GBなんてあっという間に行く」「YouTubeの標準画質でさえ見れない」という不満が爆発することになります。
WiMAX2+を提供するプロバイダへは多くの不満が寄せられているようですが、ネット上ではなにやら集団訴訟の動きもあるようです。
>>参考:モバイル健全化への一歩
>>参考:消費者を馬鹿にし続けるモバイル業界に一言いってやりたい
>>参考:東京都議会議員 北区出身『音喜多駿(おときたしゅん)』 “北区のおときた”です!

そしてこういったユーザーの動きがフジテレビやNHKの地上波で放送されました。
>>参考:フジテレビスーパーネットnavi | YouTube

>>参考:NHK総合WiMAX2+の速度制限ニュース | YouTube

このような状況を受けて7/14にUQコミュニケーションズは「3日3GBの規制運用の見直しを検討する」とのアナウンスを出したわけです。「見直しを検討する」なので「見直す」と決定したわけではありません。ですが「見直し期間中は規制を緩和する」とも言っており、その結果、7/15以降は規制時でも5Mbps~7Mbps程度の速度がでるようになったわけです。

今後のWiMAX2+はどうなっていくのかな?

2014年末にドコモが「3日1GB規制を撤廃する」と発表しました。後を追うようにソフトバンクも一部のプランを除き「3日1GB規制」を撤廃、auは「3日1GB」から「3日3GB」へと緩和しました。モバイル通信業界では短期間大量通信に対する規制を緩和する方向にあります。モンスターユーザーへの対応は月間通信量制限で対応していく、ということでしょう。「電波は生き物」ですから各社はモンスターユーザーへの対応として短期での規制運用を行ってきましたがその間にも実態・状況を見ながら着地点を探っていたと思います。そしてその結果として「短期規制緩和」となっているのでしょう。
WiMAX2+も同様だと思います。6月から規制運用を開始しながらも、状況を見ながら将来的な規制運用の着地点を探っているのでは?と好意的には考えます。ですが思わずユーザーの不満の高まりから集団訴訟の動きにもなり、規制運用の見直しが早まったのでは?と考えます。

ですがWiMAX2+はドコモ・au・ソフトバンクとはまた違う問題がありますよね。3大キャリアのプランには実質的に月間通信量が無制限というプランはありません。ですからモンスターユーザーも月間の最大通信量が制限となるわけです。また、3大キャリアはデータ通信だけではなく音声通話もやってるし、そもそもテザリングは機能的に可能なものの、スマホ単体での利用が主となります。対してWiMAX2+は音声通話はやっておらずデータ通信専用であることや、ユーザーはスマホもタブレットもパソコンもWiMAX2+を利用することを前提に契約している方が多いでしょう。ですから3大キャリアと同じ「3日1GB」だとか「規制時128Kbps」だとか同じことをやってもそもそもユーザーの使い方が違うわけです。ですから、UQは3大キャリアと同じ規制運用を開始したものの思わぬ不満を招いてしまったのでしょう。

では、WiMAX2+は今後どうなるのか?と考えると、当然ながら「規制緩和」です(個人的な考えです)。UQもそれ前提で規制運用を開始したのではないでしょうか?問題は「着地点」ですよね。現在、規制時でも5Mbps~7Mbps程度の速度を提供しています。そしてネット上の反応を見ると概ね納得されている方が多いようにも見受けられます。このことから、まずはこのあたりを着地点として規制運用を緩和してくるのではないでしょうか?

UQ-WiMAXでは3日3GBの通信量も確認できる

6月に規制運用を開始したものの、準備は十分できてなかったと思います。ユーザーの利用方法が3大キャリアとは違うはずなのに3大キャリアの規制運用を基準にしてきたことや、「規制します」と言いながらその基準となる3日間の通信量をユーザーが確認できる方法がなかったことなどです。とくに後者については明らかに準備不足。「車を100Km/hで運転したら逮捕するけどこの車にはスピードメーターがついていません」というのと同じですね。3大キャリアは規制運用の開始時には直近3日間の通信量が確認できる手段を用意していました。

この点について、7/14からまずはUQ-WiMAXの管理画面「MyUQ」で直近3日間の通信量が確認できるようになっています。これが見れれば、ユーザーは「あ、やばい!」とか「ちょっと明日は節約しなきゃ!」などの対応ができますし、現在自分が規制されているのかどうかの確認もできます。UQ-WiMAXがこの直近3日間の通信量を確認できる仕組みを作ったことにより、UQ以外のプロバイダでも順次直近3日間の通信量が確認できる手段が提供されてくると予想されます。

*2016/1/10追記:2016年1月より、”So-net WiMAX”でも月累計および直近3日間のデータ通信量を会員ページにて確認できるようになりました。

やはりユーザーの声は大事

私はWiMAX(無印)がサービスインした当時からのWiMAX(無印)ユーザーであり、またこのようなWiMAX関連のサイトを運営していることもあるので、WiMAXのユーザーでありながら今回の規制運用に対しても比較的UQ寄り(好意的?)に考えています。6月に始まった規制運用についてもWiMAX2+サービスイン時には「いつかはなにがしかの規制が始まる」とわかっていたことだし、規制運用については最初に適用された規制がいつまでも続くわけではなく、通信事業者は規制運用をやりながらも適切な「着地点を探っている」と好意的に考えています。ですが、思わぬユーザーの活動によって想像以上に早くWiMAX2+の規制運用見直しがはじまりました。やはりユーザーの声の力は大きいな!と思うと同時に、今回は上記の「参考」でもご紹介している「集団訴訟」の提案者である方(本名公開されています。また2ちゃんねるなどの掲示板では”発起人”と名乗っておられます)のような行動を起こすことで相手が大企業であっても十分ユーザーの声を届けることができるんだな、と実感させられました。

なにはともあれ、WiMAXという通信サービスは他の通信事業者のサービスとはちょっと違うサービスです。正直、WiMAXを見限るのは簡単ですが、乗換先が見当たらない、というのも事実です。ですから、今回の集団訴訟問題についてもUQコミュニケーションズ(実態はKDDI?)へユーザーの声を届けながらも、お互いに良い関係で着地点を見つけてほしい、と思っています。

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