ネクストモバイル「月額3,100円でソフトバンク高速回線が使い放題」

ソフトバンク回線を使った大容量のポケットWiFi「ネクストモバイル」が「使い放題プラン」を開始しました。

ソフトバンクのSIMフリー向け「ソフトバンクマルチUSIM」を使った通信サービスなので使い方によってはSIMフリースマホなどでもつかえる回線サービスが月額3,100円で「使い放題」です。

そして、このネクストモバイル「使い放題プラン」と、格安SIMの音声通話専用サービス「IIJmio ケータイプラン」を組み合わせることで、月額4,020円で「音声通話付き使い放題スマホ」ができてしまいます。

この記事では、ネクストモバイル「使い放題プラン」の特徴と、IIJmio音声通話専用サービス「ケータイプラン」について説明しています。

ついに使い放題プラン登場
20ギガ・30ギガも料金値下げ
NEXTmobile

NEXTmobile新料金プラン

NEXTmobileが2019年11月中旬に料金プラン改定を行います。

  • 20ギガ・30ギガプランの値下げ
  • 50ギガプランの廃止
  • 使い放題プランの追加
フラット20GBプラン フラット30GBプラン 使い放題プラン
契約期間 2年契約自動更新
支払方法 クレカ払い
口座振替払い
クレカ払い
口座振替払い
クレカ払い
月額料金 2,400円 2,700円 3,100円
月間容量 20ギガ 30ギガ 無制限
通信制限 月間容量を超えた場合は128Kbps 著しくネットワークを占有した場合128Kbps
端末代金 無料
解約違約金 9,500円~19,000円

20ギガプランの変更

20ギガプランを新旧比較すると以下のようになります。

旧プラン 新プラン
ギガネクスト
20GBプラン
フラット
20GBプラン
契約期間 2年契約自動更新
支払方法 クレカ払い クレカ払い
口座振替払い
月額料金 1~24か月 2,760円 2,400円
25か月~ 3,695円 2,900円
月間容量 20ギガ
通信制限 月間容量を超えた場合は128Kbps
端末代金 無料
解約違約金 9,500円~19,000円

サービス開始当時は「20ギガで月額2,760円!圧倒的安さ!」と話題になりましたが、新プランではさらに安く月額2,400円になって出てきました。

また、旧プランでは30ギガプランのみだった「口座振替払い」が新20ギガプランではできるようになっています。

30ギガプランの変更

30ギガプランを新旧比較すると以下のようになります。

旧プラン 新プラン
ギガネクスト
30GBプラン
フラット
30GBプラン
契約期間 2年契約自動更新
支払方法 クレカ払い
口座振替払い
クレカ払い
口座振替払い
月額料金 1~24か月 3,490円 2,700円
25か月~ 3,695円 3,200円
月間容量 30ギガ
通信制限 月間容量を超えた場合は128Kbps
端末代金 無料
解約違約金 9,500円~19,000円

サービス内容は変わらず、月額料金が旧プランの3,490円から新プランでは月額2,700円と圧倒的に安くなってきました。

50ギガプランは廃止

旧プランでの50ギガプラン「使い放題プランギガプラン」は新プランでは廃止されました。

「使い放題プラン」の追加

そして今回のプラン改定の目玉が「使い放題プラン」です。

月間容量の上限なし、もちろんNEXTmobileの特徴である「短期制限(3日10ギガなど)もなし」という、正真正銘の使い放題プランです。

「使い放題」「速度制限なし」「月額3,100円」と、ライバルはWiMAX2+に加えて最近多くのサービスがでてきた「どんなときもWiFi」を始めとするギガ無制限のクラウドSIM型ポケットWiFiもライバルになるでしょう。

NEXTmobileの特徴

ソフトバンクマルチUSIM採用

NEXTmobileの特徴としてまず挙げたいのは「ソフトバンクマルチUSIM」を使ったサービスであることです。

SIMフリー向け・IMEI制限なしのSIM

「ソフトバンクマルチUSIM」とは、ソフトバンクがSIMフリースマホ向けに提供しているSIMです。ソフトバンクは従来から端末とSIMの組み合わせ制限が厳しく、スマホとセットで購入・機種変更しなければ組み合わせ制限により通信できないという状況が多く報告されていました。

「ソフトバンクマルチUSIM」であれば、一切のIMEI制限がないのでSIMフリー端末でありソフトバンク回線の周波数に対応していれば、SIMフリースマホで利用できるSIMです。

つまり、ネクストモバイルのSIMは専用モバイルルーター以外でもSIMフリー端末で使用することができます。

繋がりやすいスマホの電波と高速・大容量の電波が一緒に使える

「ソフトバンクマルチUSIM」のサービスは、繋がりやすいスマホの電波「Softbank 4G LTE」と、高速・大容量のデータ通信に強い「Softbank 4G(AXGP)」の電波がどちらも使えます。

Softbank AirやPocket Wi-Fiでも使用されている「高速・大容量の電波(AXGP)」で大容量・使い放題を実現しながら、繋がりやすいスマホの電波「Softbank 4G LTE」でどこでもつながるポケットWi-Fiサービスがネクストモバイルです。

もちろんAPN(アクセスポイント)公開

そしてこの「ソフトバンクマルチUSIM」をSIMフリー端末で使うために必要なAPN(アクセスポイント)情報は、ソフトバンク公式ホームページで公開されています。

ネクストモバイルの専用端末では「APN自動認識」がウリですが、専用端末以外でも公開されているAPN情報を設定することでSIMフリー端末での利用ができるようになります。

アクセスインターネットプラスに関して | ソフトバンク

※ただし約款にて「提供ルーター以外での利用は高額請求される場合がある」との但し書きあり

大容量がさらに安く、そして使い放題へ

この「ソフトバンクマルチUSIM」が使える通信サービスが今回のプラン改定でされに安くなりました。毎月20ギガなら月額2,400円で使えてしまいます。

さらに今回、ついに「使い放題プラン」も提供開始されました。

ポケットWiFiで「使い放題」と言えば「どこに罠があるんだろう?」と勘繰ってしまうのは昔の話し、今は「どんなときもWiFi」や類似のサービスによってソフトバンク回線を使った速度制限のない「使い放題」のサービスは多く存在しています。

NEXTmobileを提供するグッド・ラック社も「どんなときもWiFi」を2019年3月より提供しており、そのノウハウをNEXTmobileへ持ち込んでの今回の「使い放題」提供だと思われます。

どんなデバイスでも使える「ソフトバンクマルチUSIM」の回線が使い放題で月額3,100円です。

スマホでも使える!iPhoneでも使える!

NEXTmobileの「ソフトバンクマルチUSIM 」はAndroidスマホでもiPhoneでも使うことができます。

Androidスマホであれば、ソフトバンクが公開しているAPN「アクセスインターネットプラス」への接続設定を行うことでデータ通信SIMとして利用することができます。

2枚のSIMで同時待ち受けができるスマホ「DSDV対応スマホ」を使えば、1枚を通話用の格安SIM(UQモバイルなど)、もう1枚をNEXTmobileのSIMを使うことで、月額5,000円ほどで使い放題スマホが出来上がります。

また、ソフトバンクでは「ソフトバンクマルチUSIM」用のiPhoneプロファイルを提供していませんが、有志の方によるiPhone用プロファイルが提供されており、このプロファイルを使うことでNEXTmobileのSIMはiPhoneでも利用できます。

私が確認した分では、iPhone7およびiPhone8でデータ通信ができました。

WiMAXホームルーターでも使える

NEXTmobileの「ソフトバンクマルチUSIM」はWiMAXのホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01s」で利用することもできます。

Speed Wi-Fi HOME L01sやSpeed Wi-Fi HOME L02をご利用の方でNEXTmobileへ乗り換える場合には、自宅で利用する場合はお手持ちのWiMAXホームルーターをNEXTmobileで使うことで、より安定した電波環境で利用することができるようになります。

なお、HUAWEI製の「L01s/L02」はSIMフリー(SIMロックが掛かっていない)ですが、NEC製の「WiMAX HOME01」はSIMロックが掛かっているため、ソフトバンクSIMを認識できませんでした。

WiMAXモバイルルーターでも使える

さらにHUAWEIのモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W05/W06」でも「ソフトバンクマルチUSIM」を利用することができます。

ただし、NEXTmobileではモバイルルーター「FS300W」が無料で提供されるため、あまりWiMAX用モバイルルーターを使うことによるメリットはありません。

NEXTmobileのモバイルルーター「FS300W」はバッテリー容量も大きく、また手にすっぽり入る程度の大きさと、ちょっとマッド感の手触りでなかなか良いモバイルルーターです。

ルーター無料キャンペーン、ルーターは買取(非レンタル)

NEXTmobileではサービス開始以降ずっと「端末無料キャンペーン」を実施しています。

モバイルルーターの「FS300W」またはホームルーターの「HT100LN」のどちらかを選ぶことができ、どちらも買取(だけどキャンペーンで無料)なので解約時の返却など必要ありません。

NEXTmobileのホームルーター「HT100LN」はあまりソフトバンク回線との相性が良くありません。おすすめはモバイルルーター「FS300W」をもらって、もし自宅でホームルーターを使いたいなら、Amazonで「Speed Wi-Fi HOME L01s」を購入することをおすすめします。

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月額4,020円で音声通話付きデータ通信無制限スマホの出来上がり!

IIJmio「ケータイプラン月額920円」
音声通話限定で最安の格安SIMがIIJmioの「ケータイプラン」月額920円です。

音声通話とSMS(ショートメール)のみが使えて、データ通信は一切できないという音声通話専用のプランです。

一方、NEXTmobile「使い放題プラン」は月額3,100円でデータ通信使い放題、音声通話とSMSは使えませんが、それはケータイプランでやってもらいます。

この2枚のSIMをDSDV(Dual SIM/Dual VoLTE)対応スマホに刺すと、「月額4,020円でデータ通信無制限&音声通話つき」のスマホが出来上がります。

  • スマホで使える、iPhoneでも使える
  • お好きなモバイルルーターで使える
  • WiMAX用ホームルーター(HUAWEI製SIMフリー)でも使える

※専用ルーター以外でのご利用は自己責任となります。

NEXTmobileとWiMAXの比較

NEXTmobileはWiMAXのライバルになるか?

NEXTmobileがサービス開始されたころはWiMAXとの棲み分けができていました。

NEXTmobileの料金はWiMAXの最安とほぼ同じ程度だったことから、「月間容量が50ギガまでなら短期制限のないNEXTmobileを選ぶ」「月間容量が50ギガ以上、または気にしたくないならWiMAX」という棲み分けです。

ですが、今回のプラン改定で「使い放題プラン」を開始したことで、WiMAXと同じ土俵に上がってきたと言えます。

NEXTmobileは運用実績も3年目となり、十分に実績を積んできたといえるでしょう。その中で、「本当に短期制限なし!」が十分に証明されてきました。

このサービスが「使い放題」となるとWiMAXは厳しいのではないでしょうか?

NEXTmobileの優位点

月額料金が安い

ネクストモバイルが「使い放題プラン」を月額3,100円で提供してきました。WiMAXでは最安のGMOとくとくBBでも3年契約の平均月額で3,500円ほどです。

まず、ポケットWiFiの料金的にはネクストモバイル「使い放題プラン」の方がお得になる、と言えます。

どこでも繋がりやすい

ネクストモバイルはソフトバンクマルチUSIMを使った通信サービスなので、標準で「繋がりやすいスマホの電波(Softbank 4G LTE)」が使えます。

これにより、WiMAXが苦手とする山間部・ビルの陰・地下街などでもネクストモバイルなら繋がりやすいと言えます。

ギガ上限を全く気にしなくてよい

そしてネクストモバイルは月間のギガ上限も「3日10GB」などの短期速度制限もありません。

WiMAXでは「3日10GB」を気にしたり、繋がりやすいスマホの電波「au 4G LTE」を使った場合の「月間7ギガ」を気にする必要があります。

ネクストモバイルは使い過ぎを気にすることのない「使い放題のポケットWiFi」と言えます。

WiMAXの優位点

電波状態が良ければ高速通信

WiMAXの特徴として「電波状態が良ければ高速通信ができる」という点があります。ネクストモバイルに限らず、ポケットWiFiの中で一番(条件による)高速なのがWiMAXです。

ただし「電波状態が良ければ」という点が注意点です。

セット割で安くなる

WiMAXの最安「GMOとくとくBB」よりもネクストモバイルの方が月額料金が安く設定されています。

ただし、WiMAXは大手キャリア「KDDIグループ」なのでau系の回線サービスとのセット割引が充実しています。

auスマホとのセット割引「auスマートバリューmine(最大1,000円割引)」、UQモバイルとのセット割引「ギガMAX月割(月額300円割引)」など、スマホとのセット割引により、より安くなる仕組みがあります。

NEXTmobileとどんなときもWiFiとの比較

NEXTmobileはどんなときもWiFiのライバルになるか?

現在「どんなときもWiFi」を始めとするクラウドSIMの仕組みを使った「ギガ無制限」のポケットWiFiが人気です。先行サービス「どんなときもWiFi」に続いて「よくばりWiFi」「MUGEN WiFi」「限界突破WiFi」「めっちゃWiFi」などがサービス提供されています。

いずれのサービスもクラウドSIMの仕組みを使って「ドコモ・au・ソフトバンクの回線が使える」「海外でもそのまま使える」という特徴に加えて、月間容量の上限ナシ、短期制限による速度制限もナシの「使い放題」のサービスです。

私は2019年5月より「どんなときもWiFi」を契約していますが、最大に月間200ギガほど使っても速度制限がかかりません。

今回のNEXTmobileのプラン改定は、この「どんなときもWiFi」を始めとする「ギガ無制限ポケットWiFi」の領域に入ってきたと言えます。

NEXTmobileもどんなときもWiFiも運営会社はグッド・ラック社なので、どんなときもWiFiの使い放題の実績をNEXTmobileへも取り込んだサービスなのでしょう。

どんなときもWiFiの特徴

NEXTmobileとどんなときもWiFi(および類似のサービス)を比較してみます。

ソフトバンク以外にもドコモ・auの電波が使える

「どんなときもWiFi」はクラウドSIMの仕組みを使って、「最適な電波を使える」と謳っています。

実際には主にソフトバンクの電波だけを拾いますが、かなり山奥へ行くとドコモの電波を拾います。

注意点!ドコモ・auの回線は超遅い

どんなときもWiFiは実際にはほとんどソフトバンクの電波しか拾いません。

ドコモ・auの電波を拾ったこともありましたが通信速度が非常に遅く、1Mbps~3Mbps程度と超低速です。

これは「ドコモ・auも使える」という点があいまいであり、実際には「ドコモやauの回線を使った格安SIM回線が使える」というのが実態です。

たとえば、ドコモ回線では「LinksMate」や「楽天モバイル(格安SIM)」などの格安SIM回線に繋がります。速度だけ考えると「どんなときもWiFiはドコモ・auに繋がらないほうが良い」のが実態です。

海外でもそのまま使える

どんなときもWiFiはクラウドSIMの仕組みにより「海外でもそのまま使える」という特徴があります。

海外へ行ったら空港で端末の電源を入れなおすだけで、現地のSIM情報をクラウドからダウンロードし、現地の契約回線が使えるようになります。

ただし料金的には「1800円/1日」と割と高額となります。

現在主要な海外空港では簡単に安くで現地のプリペイドSIMが買えるので、SIMフリースマホやルーターがあれば、現地のプリペイドSIMを購入するほうが安くまた速度も速く使えます。

注意点!専用ルーターは変わりが効かない

「どんなときもWiFi」および類似サービスで決定的に使い勝手が悪いのが「端末は専用端末、しかもレンタルなので解約時には返却」という点です。

クラウドSIMの情報が記録された専用端末が壊れたら20,000円程度の端末代金を支払って代替機を購入する必要があります。バッテリーが劣化した場合も同様です。

クラウドSIMなので(SIMカードがないので)、他のルーターで回線サービスを利用する、ということもできません。

NEXTmobileの優位点

実質的にはどちらもソフトバンク回線

以上の「どんなときもWiFi」に対して、ネクストモバイルの優位性は「ソフトバンクマルチUSIM」を使っている、という点です。

「どんなときもWiFi」も実質的にはソフトバンクの電波が中心のサービスとなります。ドコモ・auの電波も使えるけど「超遅い」です。

ネクストモバイルは「ソフトバンクマルチUSIM」

ネクストモバイルの最大の優位性は「ソフトバンクマルチUSIM」を使ったサービスであることです。

もしネクストモバイルの専用端末が壊れても(バッテリーが劣化しても)、ソフトバンク回線に対応したSIMフリー端末があればSIMを差し替えて使うことができます。

比較のまとめ

比較項目 ネクストモバイル どんなときもWiFi WiMAX2+
月額料金 3,100円/月 3,480円/月 3,500円/月程度
契約期間 2年契約 2年契約 3年契約
使える電波 Softbank 4G LTE
※スマホの電波
Softbank 4G
※AXGP
Softbank 4G LTE
※スマホの電波
ドコモ・au
※ただし格安SIMの電波
WiMAX2+
速度制限 なし
※使い放題プラン
なし なし
※ただし「3日10GBで速度制限」
専用端末 モバイルルーター
ホームルーター
モバイルルーター モバイルルーター
ホームルーター
流用性 他のSIMフリールーターで利用可 専用端末でのみ利用可 他のWiMAXルーターで利用可

このように、ネクストモバイルはWiMAXに対して「ギガを気にすることなく使い放題ができる」「山間部や地下街でも繋がりやすい」というメリットがあります。

また、ネクストモバイルはどんなときもWiFiに対して「他の端末にSIMを差し替えても使える」というメリットがあります。

ついに使い放題プラン登場
20ギガ・30ギガも料金値下げ
NEXTmobile

通話専用「ケータイプラン」
月額920円で音声通話
IIJmioみおふぉん