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楽天モバイルを自宅固定回線として使うのが流行っているようです。
楽天モバイルが流行っている、というよりも「工事不要の固定回線」「ホームルーター」が流行っていて一番使いやすいのが月額3,278円の楽天モバイル、というところだと感じます。
「1日で10GB超過すると通信速度3Mbps」という制限があるにしても、月額3,278円でほぼ使い放題ができる(?)というのは価格メリットがあります。
でも、楽天モバイルの自社回線、ちゃんとつかめてますか?
この記事では楽天モバイルの固定回線利用にチャレンジしようという人を対象に、リスク管理としての「WiMAX +5Gも良いんじゃない?」という提案をしたいと思います。
目次
楽天モバイルを固定回線利用するメリット
楽天モバイルでは着実に自社回線エリアの拡大は行われているようで、2021年4月、地方都市の我が家の楽天モバイル回線が突然「楽天モバイル自社回線」に切り替わりました。
以降、我が家でも余っているルーターに楽天モバイルのSIMを入れて固定回線として利用しています。
通信速度も悪くありません、光回線のVDSL配線(最高速度100Mbps)だと思えば十分「光回線と同じくらい速い!」と言えます。
楽天モバイルを自宅固定回線として使うのは正直「アリ!」だと思います。
エリア次第だけど通信速度も悪くない
我が家では楽天モバイルのSIMカードをSIMフリーのホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」に刺して固定回線代わりとして使っています。
自宅には別途電力系光回線があるので、楽天モバイル回線は家族用というよりも自室(書斎)用・私専用の回線です。
まずは速度測定してみます。
ネット上では下りで60Mbps以上の報告が多いようなので、我が家の楽天モバイルはちょっと遅い感じですが、それでも自分用の固定回線としては十分です。
PCでのYouTubeや各種動画サービスの視聴も問題ありませんし、DAZNでサッカーをテレビ視聴(Fire TV Stick)するにも全く問題ありません。
「みんなのネット回線速度」での楽天モバイルはかなり高速な結果が出ています。
楽天モバイル(キャリア)の通信速度レポート | みんなのネット回線速度
「1日10GB制限」もなんのその!3Mbpsもあれば十分!
楽天モバイルは「月額3,278円で使い放題!」と言っていますが実際の運用では「1日で10GBを超過すると通信速度3Mbpsに制限、日が変わると順次制限解除」という運用を行っているようです。
実際に私も何度か「なんか遅くなった?」という事がありました。
パソコンで動画を見る分には気づくか気づかないか・・・さすがにDAZNをテレビ視聴する分にはちょっとカクカクします。
ただし1日のデータ通信容量が10GBを超過して速度制限を受けても通信速度は3Mbpsです。
UQモバイルなどでは「低速通信1Mbpsでほとんど何でもできる」と言っていますが、楽天モバイルの低速3Mbpsでも使い方によっては十分ですね。
しかも午前0時を過ぎると順次制限解除されていきますから。
空いてるスマホで「Rakuten LINK」無料通話もできる(Android)
楽天モバイルにはアプリを使った無料通話・SMSができる「Rakuten LINK(楽天リンク)」というサービスがあります。
楽天モバイルのSIMカードをホームルーターに刺して固定回線利用している状態であっても、別途Androidスマホを使えば(楽天モバイルのSIMが刺さっていない)スマホ側で「Rakuten LINK」が使えてしまいます。
つまり「ホームルーターで固定回線利用」「Androidスマホで無料通話・無料SMS」という二重の使い方ができて便利です。
※このような使い方は今後のアプリアップデートで塞がれるかもしれません
契約も解約も無料
楽天モバイルは「手数料ゼロ宣言」しており、契約時の手数料も解約時の手数料(違約金・MNP転出手数料)も無料です。
契約時も解約時も別途費用はかかりません。
必要なのは毎月の使った分だけの従量制課金、そして自宅固定回線として使い倒しても最大で月額3,278円です。
毎月の月額料金が安いことに加えて、契約時・解約時のコストがかからないのも楽天モバイルの大きな魅力です。
これでたったの月額3,278円
楽天モバイルを自宅固定回線として使ってみた感想としては「家族複数人で同時に動画を見る」ということがなければ十分自宅固定回線として使える、という感じです。
実際我が家では家族みんなで楽天モバイル回線を使っているわけではなく、私個人(自室)用の回線として使っています。
また、電波状況も「良い!」とは言えず、日中のダウンロード速度も20Mbps程度です。
この状態で自分ひとりでの動画視聴はまったく問題ありませんし速度制限時(3Mbps)でも気づかない程度です。
ただし、Fire Stick TVを使ってテレビ視聴している場合などはPC同時利用はちょっとカクカクしますね。
結論として「一人暮らしなら十分楽天モバイル回線を自宅固定回線として使える」と思います。
これだけ使えて月額3,278円
- 自社回線エリアなら使い放題
- どれだけ使っても月額3,278円/月
- 光回線VDSL配線程度の速度がでる
- 契約時・解約時の費用なし
- 無料通話・無料SMSも使える
楽天モバイル固定回線利用におすすめのルーター
楽天モバイルを自宅固定回線として本格的に利用するならホームルーターでの利用をおすすめします。
スマホやポケットWi-Fiによるテザリングではなく、家庭用電源からの安定動作によりスマホ・ポケットWi-Fiよりもしっかりと電波をつかんで安定・高速な動作が期待できます。
そして、楽天モバイル自社回線利用でのおすすめのホームルーターは「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」です。
本来、「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」はKDDIのWiMAX +5G専用ルーターなのですが「SIMフリールーターである」「楽天自社回線(バンド3)およびパートナー回線(バンド18)が使える」という点が特徴、さらにこのルーターのメリットを記述していきます。
楽天自社回線(バンド3)固定が簡単
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は楽天モバイル固定回線利用において重要な機能「バンド3固定」が簡単にできます。
「バンド3固定」にすることで「バンド18(auパードナー回線)」での通信を排除し、パートナー回線の「高速通信は月間5GBまで」という制限を回避することができます。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11の対応周波数は?
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は本来はKDDIが運営・提供しているWiMAX +5G専用ルーターなので、KDDI(au)の電波を使って通信を行います。
そしてWiMAX +5Gの仕様上、通信モードに「スタンダードモード」通信と「プラスエリアモード」通信があり、通信モードを切り替えることで通信で使用する電波を切り替えることができる仕組みになっています。
「スタンダードモード」「プラスエリアモード」それぞれの通信モードで使う電波の周波数帯は以下の通りです。
通信モード | 通信周波数帯 | |
---|---|---|
スタンダード モード |
5G通信 | n77 |
4G通信 | Band1 Band3 Band41 Band42 |
|
プラスエリア モード |
5G通信 | n77 |
4G通信 | Band1 Band3 Band18 Band41 Band42 |
上記より「スタンダードモードであればバンド3で通信」「プラスエリアモードならバンド3/バンド18で通信」ということがわかります。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11の通信モードを「スタンダードモード」に設定することで、簡単にバンド3固定(バンド18の排除)ができるのです。
どうやってバンド3固定する?
通信モードを「スタンダードモード」通信に設定するだけでバンド3固定(バンド18の排除)ができます。
まず、楽天モバイル回線を使って通信するためのAPN(接続先情報)を登録します。
上記のAPN新規設定画面から以下のAPN情報を登録します。
IPタイプ | 「IPv4 & IPv6」を選択 |
---|---|
プロファイル名 | 任意 ※「rakutenbb」など |
APN(接続先情報) | rakuten.jp |
認証方式 | 「CHAP/PAP」選択 |
ユーザー名 | なし ※入力しない |
パスワード | なし ※入力しない |
以上で楽天モバイルへ接続できるようになります。
次に通信モードを「スタンダードモード」に切り替えます。
上記の「通信モード」設定画面から「スタンダードモード」を設定します。
※「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」が選べる
通信モード設定 | 「スタンダードモード」を選択 |
---|---|
プラスエリアモード制限 | 「有効」を選択 |
以上で通信で使うバンドをバンド3固定(バンド18の排除)することができます。
「バンド3固定」は簡単ですね。
楽天モバイル5G通信も使える
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は楽天モバイル5G通信も利用することができます。
本来はKDDI(au)の5G対応ルーターなのですが、KDDI(au)の5G通信と楽天モバイルの5G通信は一部で周波数帯が重複して割り当てられています。
楽天モバイル | n77 | 3.8GHz/3.9GHz |
---|---|---|
KDDI(au) | n77 n78 |
4.0/4.1GHz 3.7/3.8GHz |
このため、Speed Wi-Fi HOME 5G L11は「楽天モバイル5G通信完全対応」ではありませんが一部周波数を使っての「楽天モバイル5G通信」の利用も可能なルーターになっています。
パートナー回線の利用も切り替え可能
楽天モバイルを固定回線利用しているうちに「自社回線(バンド3)が不安定?」という状態になるかもしれません。
この場合はパートナー回線の「高速通信月間5GBまで」が使えます。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11では通信モードを「プラスエリアモード」に切り替えるだけで「自社回線とパートナー回線のどちらも使える」状態にすることができます。
上記の「通信モード」設定画面から「プラスエリアモード」を設定します。
※「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」が選べる
通信モード設定 | 「プラスエリアモード」を選択 |
---|---|
プラスエリアモード制限 | 「無効」を選択 |
この通信モード切替だけで「プラスエリアモード」通信、つまり「バンド3/バンド18」を使った通信モードに切り替えることができます。
本来はWiMAX +5G用高性能ルーター
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は本来UQコミュニケーション(KDDIグループ)が運営・提供する「WiMAX +5G」専用ルーターです。
SIMフリーなので他社SIMでの利用も可能であり、また簡単にバンド3(楽天モバイル自社回線)バンド18(auパートナー回線)の切り替えもできます。
そして本来がKDDIのネットワークに最適化されているため、マイネオ(mineo)やIIJmioなど格安SIMのau系回線で活躍できるホームルーターです。
楽天モバイルは「月額3,278円で使い放題」という魅力がありますが、一方でマイネオなどは「低速1.5Mbps使い放題で月額990円」なんてプランもあります。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11があれば楽天モバイル回線・au回線において4G通信だけでなく5G通信も活用できます。
安くで購入できる
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は本来はWiMAX +5G専用ルーターなので、WiMAX +5Gの通信サービス契約時に契約プロバイダーから端末同時購入するのが基本となります。
どのプロバイダーから購入しても大体同じような価格で、本体価格は2.2万円程度です。
しかし、契約時同時購入しなくても新品・中古品が市場に出回っておりルーター単品として購入することができます。
実際、アマゾンでは標準本体価格(2.2万円)よりも随分と安くで販売されています。
おすすめはメルカリで購入
おすすめの購入方法はメルカリで中古品を購入することです。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は大ヒットルーターなので市場の流通量が多いのが特徴です。
そしてメルカリなどの個人売買では1万円程度で出品されています。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11の出品を探してみる | メルカリ
基本的に高性能ルーターであり、楽天モバイルの固定回線利用に多くのメリットがあるルーターがたったの1万円程度で変えてしまいます。
もし中古品に問題がなければメルカリで購入(1万円程度)、新品が良ければアマゾンで購入(1.5万円程度)となります。
WiMAX +5Gなら月額77円差で「縛りなし・使い放題」
楽天モバイルを固定回線利用する場合におすすめのホームルーターは「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」です。
楽天モバイルを固定回線利用するための機能が備わっている点と、もり楽天モバイル固定回線利用がうまくいかなくても他で活用できるからです。
楽天モバイルの固定回線利用に便利な機能
Speed Wi-Fi HOME 5G L11なら「楽天自社回線」専用利用(バンド3固定)と「パートナー回線」との併用(バンド3/バンド18)の切り替えが簡単にできます。
「バンド3で通信」「バンド3とバンド18で通信」という通信モードを最初から持っているので、他のルーターのように「改造が必要」「別途機器が必要」などの手間もなく、簡単に楽天モバイル固定回線利用ができるルーターです。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11のここがすごい!
- 「スタンダードモード」通信で「バンド3固定」
- 「プラスエリアモード」通信で「バンド3/バンド18」併用
- いつでも管理画面・アプリで通信モード切替可能
- 楽天モバイル5G通信にも対応
- 1万円程度で新品・中古品が買える
楽天モバイル以外でもKDDI(au)回線フル活用できる
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は本来はKDDIが提供するWiMAX +5G専用の高性能ルーターです。
KDDIの電波をフル活用した機能満載のルーターであるため、本来のWiMAX +5Gや楽天モバイル以外でもKDDI(au)回線をフル活用することができます。
マイネオ(mineo)・IIJmioの格安SIMが使える
マイネオ(mineo)やIIJmioなどの格安SIMのau回線サービスがフル活用できます。
マイネオ(mineo)では低速通信の使い勝手が良く、「低速1.5Mbps使い放題で月額990円」などのサービスも提供しています。
au系回線の格安SIMを使う場合においても「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」は大活躍するでしょう。
UQモバイル・povo1.0/2.0も使える
KDDIではメインブランド「au」以外でも特徴的なサブブランドを展開しています。
特に格安プラン「povo2.0」では「使わなければ無料」「ギガのまとめ買いで安くなる」「24時間使い放題(330円/24時間)」など特徴的なサービスを提供しています。
これらのサービスももちろんau回線利用のサービスなので、フル活用することができます。
au回線サービスのここがすごい
- マイネオ(mineo)なら「1.5Mbps使い放題990円/月」
- マイネオ(mineo)「夜間フリー」で使い放題
- povo2.0なら「使わなければ無料」「ギガまとめ買いで安くなる」
- さらに「24時間使い放題(330円/24時間)
- Speed Wi-Fi HOME 5G L11ならフル対応
固定回線利用ならWiMAX +5Gもおすすめ
そして、Speed Wi-Fi HOME 5G L11を持っていれば、もし楽天モバイル固定回線利用がうまくいかなくても「月額3,267円/月でWiMAX +5Gを試してみることができる」というメリットがあります。
BIGLOBE WiMAX +5Gなら通信サービス契約時に専用端末の購入が不要となる「SIMのみ(通信サービスのみ)契約」ができます。
そしてBIGLOBE WiMAX +5Gは「契約期間の縛りなし・解約違約金なし」に加えて「月額料金3,267円/月(2年間)」で使うことができます。
この「月額3,267円/月」というのは「楽天モバイル月額3,278円」とたった月額77円しか違いません。
楽天モバイル固定回線利用にチャレンジする場合のリスクヘッジとしても、ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」はおすすめです。
BIGLOBE WiMAX +5Gのここがすごい
- ルーター持っているなら「SIMのみ契約」ができる
- 「契約縛りなし」「解約違約金なし」
- 「3日15GB制限」撤廃!月間使い放題、短期使い放題
- 月額3,267円/月で使える(楽天モバイルと月額77円差)
- Speed Wi-Fi HOME 5G L11ならフル対応
BIGLOBE WiMAX +5Gの料金プラン
料金プランと契約形態
BIGLOBE WiMAX +5Gの料金プランおよび契約形態は以下のようになります。
費用項目 | ギガ放題プラス | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
5G専用端末 | 21,912円 ※購入は任意 |
|
月額費用 | 0か月目 ※利用開始月 |
0円/月 ※無料 |
1か月目 ※利用開始翌月 |
1,166円/月 | |
2~24か月目 | 3,267円/月 | |
25か月目以降(ずっと) | 4,928円/月 | |
オプション 費用 |
プラスエリア 利用料 |
1,100円/月 ※プラスエリア通信を利用した月のみ |
支払方法 | クレジットカード払い 口座振替払い |
|
契約 形態 |
契約期間 | 契約期間の定めなし(契約縛りなし) |
解約違約金 | 解約違約金不要 |
5G専用ルーターの購入は任意(SIMのみ契約ができる)
BIGLOBE WiMAX +5GはWiMAXプロバイダーの中では珍しく「SIMのみ契約」ができるプロバイダーです。
多くのWiMAXプロバイダーは通信サービス契約時に専用ルーターの購入が必須ですが、BIGLOBE WiMAX +5Gでは専用ルーターの購入は任意です。
そのため「他から安く出購入する」「以前使ってたルーターをまた使う」といった使い方ができ、そのルーター代金分だけ他社よりも初期費用を安くすることができます。
2年間の大幅割引で「月額3,267円/月」
BIGLOBE WiMAX +5Gの「月額料金3,267円/月」はキャンペーンの位置づけです。
基本的にWiMAXの料金体系はサービス提供元のUQコミュニケーションズ(KDDIの連結子会社)に準拠しており、そこから大幅に安くすることはできません。
よって多くのプロバイダーは「期間限定(2年間が多い)で月額料金割引」をキャンペーンとして実施しているのが実態です。
その中でもBIGLOBE WiMAX +5Gの「2年間月額料金3,267円/月」というのはWiMAXの中でも非常に安い月額料金に設定されています。
契約縛りなし、解約違約金なし
BIGLOBE WiMAX +5GはまたWiMAXプロバイダーの中では珍しい「契約縛りなし」での契約になります。
いつ解約しても解約時の違約金等は発生しません。
楽天モバイルとの料金比較
BIGLOBE WiMAX +5Gと楽天モバイルの運用コスト比較をしてみます。
契約から解約までの両者の料金および契約形態は以下のようになります。
費用項目 | WiMAX +5G ギガ放題プラス |
楽天モバイル UN-LIMIT |
|
---|---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 | 無料 |
5G専用端末 | ※別途購入(1万円程度) |
||
月額費用 | 0か月目 ※利用開始月 |
0円/月 ※無料 |
0円/月 ※無料 |
1か月目 ※利用開始翌月 |
1,166円/月 | 3,278円/月 | |
2~24か月目 | 3,267円/月 | 3,278円/月 | |
25か月目以降(ずっと) | 4,928円/月 | 3,278円/月 | |
支払方法 | クレジットカード払い 口座振替払い |
||
契約 形態 |
契約期間 | 契約期間の定めなし(契約縛りなし) | |
解約違約金 | 解約違約金不要 |
ルーターは別途購入する前提
比較の前提として「ルーターは事前に別途購入(Speed Wi-Fi HOME 5G L11)」とします。
実際、私はメルカリで1.2万円で購入しましたが現在では1万円以内で購入できるようです。
初期費用は楽天モバイル無料
初期費用としての契約時事務手数料が楽天モバイルは「手数料ゼロ!」となるところがBIGLOBE WiMAX +5Gだと「事務手数料3,300円」となります。
ただし、利用開始月の月額料金が楽天モバイルは3,278円であるのに対し、BIGLOBE WiMAX +5Gは「初月1,166円」なので、契約(利用開始)から2か月間で見ると「楽天モバイルが1,000円程度安い」というくらいの差になってしまいます。
月額料金はたったの77円差
そして毎月の月額料金です。
楽天モバイルは「使い放題で月額3,278円」であるのに対し、BIGLOBE WiMAX +5Gでは「使い放題で月額3,267円/月」となります。
楽天モバイルのほうが安いですが、その差はたったの月額77円差でしかありません。
楽天モバイル固定回線利用が注目されているのも「使い放題で月額3,278円」だからであり、そうであればBIGLOBE WiMAX +5Gの「使い放題で月額3,267円/月」ももう少し話題になってもよいのでは?と思います。
BIGLOBE WiMAX +5Gは「2年使って解約」
BIGLOBE WiMAX +5Gは3年目(25か月目)からの月額料金が大幅に高くなります。
つまり「BIGLOBE WiMAX +5Gは2年使って解約する」が大前提となります。
いつ解約しても解約違約金はないので2年終了間際で解約するとよいですね。
WiMAX +5Gの通信サービス
WiMAX +5Gの通信サービスを整理してみます。
「3日15GB超過で速度制限1Mbps」は撤廃(2022年2月廃止)
WiMAX +5Gではサービス開始当初より「3日で15GBを超過すると速度制限1Mbps」という速度制限ルールがあり、厳格に運用されていました。
※「スタンダードモード」通信における速度制限ルール
速度制限されても通信速度1Mbpsあり、また終日制限ではなく18時~26時の制限と、比較的緩い制限ではあるものの、やはり速度制限されると複数で同時に動画視聴などに支障がでます。
そして昨年(2021年)のNTTドコモ「home5G」登場に影響されたのか、WiMAX +5Gでも2022年2月より「3日15GBで速度制限」のルールを撤廃しました。
ネット上では今でも「WiMAX +5Gは3日間の使い過ぎで速度制限される!」という情報も溢れていますがこれらは古い情報であり、現在のWiMAX +5Gは「3日間の使い過ぎによる速度制限はない」となります。
<お知らせ>
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
「プラスエリアモード」通信は「15GB/月超過で速度制限128Kbps」継続
一方で「プラスエリアモード」での通信においては「月間でプラスエリアモード通信15GB超過で速度制限128Kbps」という速度制限ルールは現在も適用されます。
「プラスエリアモード」通信って何?と言うと、「auプラチナバンド(B18)が使える通信モード」ということです。
プラスエリアモードが制限されてもスタンダードモードに影響なし!
従来のWiMAXサービス(WiMAX2+)ではauプラチナバンドを使いすぎて速度制限がかかるとスタンダードモードの通信も同時に速度制限にかかってしまう仕様でした。
新サービスWiMAX +5Gではauプラチナバンド(プラスエリアモード)のつかいすぎにより速度制限されても、スタンダードモードに影響はありません。
そもそも、ホームルーターでプラスエリアモードを使うべきではない
そもそも、場所を変えずに使うホームルーターでは「プラスエリアモード」を利用することはありません。
「プラスエリアモード」はauプラチナバンドを使える通信モードであり、「地下街の奥深く」「地下鉄の中」など電波の届きにくい場所で一時的に使う通信モードです。
ホームルーターで自宅回線として使う場合に使うのは「使い放題」ができる「スタンダードモード」であり、ホームルーター利用において「プラスエリアモード」通信を利用すべきではありません。
au5G通信も使える
WiMAX +5Gは追加オプション料金など無しで「au 5G通信」が利用できます。
WiMAX +5Gには標準通信モード「スタンダードモード」とauプラチナバンドが使える別途オプション(月額1,100円)の「プラスエリアモード」という2つの通信モードがあります。
通信モードが変わることで通信できる電波が変わり、以下のようになります。
通信モード | 通信周波数帯 | |
---|---|---|
スタンダード モード |
5G通信 | n77 |
4G通信 | Band1 Band3 Band41 Band42 |
|
プラスエリア モード |
5G通信 | n77 |
4G通信 | Band1 Band3 Band18 Band41 Band42 |
上記のように「プラスエリアモード(オプション)ならauプラチナバンドが使える」「スタンダードモードもプラスエリアモードもau 5G通信が使える」となります。
楽天モバイルとの通信サービス比較
通信サービスについて、WiMAX +5Gと楽天モバイルを比較してみます。
通信仕様 | BIGLOBE WiMAX +5G |
楽天モバイル UN-LIMIT |
|
---|---|---|---|
通信周波数帯 | 5G通信 | n77/n78 | n77 |
4G通信 | B1/B3/B18/B41/B42 | B1/B18 | |
通信速度制限 | 短期制限 | なし | なし ※運用上「10GB/日で速度3Mbps」 |
長期制限 (月間上限) |
なし | なし | |
対応ルーター | 「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」オススメ
|
電波を使ったモバイル回線の場合は電波状況が一番の比較対象であり、人により・場所により状況は違ってきます。
ただモバイル回線を固定回線利用する場合のホームルーターとして「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」を1台持っておけば、楽天モバイル回線だけでなくKDDI(au)回線にもフル対応できる、という点です。
KDDI(au)もメインブランド「au」以外にも「UQモバイル」「povo」というサブブランドが登場し、それぞれ独自の料金体系とサービス提供を行っています。
特に「povo2.0」では「使わなければ無料」「ギガのまとめ買いで安くなる」「24時間(実際は48時間)使い放題330円プランがある」という特徴的なサービスを提供しています。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11はWiMAX +5G向けの高性能ルーターですが、一台持っておけばさまざまな回線サービスで便利に使うことができるホームルーターです。
まとめ、楽天がダメならWiMAX +5Gがあるさ!
楽天モバイルを自宅の固定回線として使っている方、うまく運用できていますか?
我が家では主回線として電力系光回線がありますが、自室専用回線として楽天モバイル回線は大活躍しています。
大体毎月450GBほどの通信量となり、よく「1日10GB制限」を受けてしまいますがそれでも通信速度は3Mbps程度はでるのであまり気になりません。
また一部では「4GBを超えるファイルのダウンロードができない」という話しも聞きますが、我が家では9GBを超えるCentOSのISOファイルも一発でダウンロードできました。
「4GB制限」って、あれ何なんでしょうかね?