WiMAX +5G新端末発表!ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」とモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」

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WiMAX+5G新端末発表 WiMAX +5G
本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

2021年10月7日、UQコミュニケーションズはWiMAX+5G向け新端末を2機種発表しました。

ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」とモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」で、どちらもNECプラットフォームズ社製です。

発売開始はモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」が2021年10月15日より順次、ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」が2021年11月上旬より順次、ということです。

この記事ではWiMAX +5G向けの新端末「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」と「Speed Wi-Fi 5G X11」の製品情報をまとめています。


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新端末2機種、どちらもNECプラットフォームズ製

WiMAX+5G新端末発表

2021年10月7日、UQコミュニケーションズはWiMAX +5G向けの新端末2機種を発表しました。

外出先で使えるモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」と工事不要で自宅回線として使えるホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の2機種です。

リリース文はこちらになります。

UQ WiMAX、5G対応のモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」とホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」を発売 | UQコミュニケーションズ

また、すでに製品情報としてUQ WiMAXのホームページにも紹介されています。

Speed Wi-Fi 5G X11 | UQコミュニケーションズ

Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | UQコミュニケーションズ

Wi-Fi6対応、クレードル対応「Speed Wi-Fi 5G X11」

持ち運んで使えるモバイルルーターに「Speed Wi-Fi 5G X11」が加わりました。

特徴としては以下の点になります。

Speed Wi-Fi 5G X11の特徴

  • 高速通信「Wi-Fi6(IEEE802.11ax)対応
  • クレードル対応(有線LANポートあり)
  • WiMAX +5G下り最大2.7Gbps対応

Speed Wi-Fi 5G X11 基本スペック

製品名 Speed Wi-Fi 5G X11 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
メーカー NECプラットフォームズ サムソン
対応ネットワーク 5G(Sub6/NR化)/4G LTE/WiMAX2+ 5G/4G LTE/WiMAX2+
SIMロック なし あり
質量 約174g 約203g
ディスプレイ 約2.4インチ 約5.3インチ
外形寸法 約W136×H68×D14.8mm 約W147×H76×D10.9mm
バッテリー容量 4,000mAh 5,000mAh
バッテリー使用時間 連続通信時間:約490分
連続待受時間:約400時間
連続通信時間:約1,000分
連続待受時間:約790時間
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
※2.4GHz/5GHz対応
IEEE802.11a/n/ac(5GHz)
IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
クレードル 対応(別売り)
・5G/WiMAX2+アンテナ内臓
・LANポート(1口)装備
なし
本体色 チタニウムグレー
スノーホワイト
ホワイト

Speed Wi-Fi 5G X11の特徴

Wi-Fi6(IEEE802.11ax)対応

最新のWi-Fi通信規格であるWi-Fi6(IEEE802.11ax)に対応しています。

Wi-Fi接続するデバイス(スマホなど)がWi-Fi6に対応していれば、Speed Wi-Fi 5G X11とWi-Fiデバイス(スマホなど)の間で最大9600Mbps(理論値)での高速通信が可能です。

2.4GHz/5GHz両対応

Wi-Fiはすべての通信モードで「2.4GHz/5GHz両対応」となっています。

そもそもWi-Fiの5GHz帯は電波法により外出先(戸外)での利用に制限があり、基本的な利用方法は「戸外では2.4GHz帯を使う」ということになります。

Speed Wi-Fi 5G X11が「2.4GHz/5GHz両対応」という点の最大のメリットは「外出先でも5GHz帯の高速通信ができる」ではなく「自宅利用時に電波障害がない、ブリッジ利用時に高速化できる」という自宅利用時のメリットが大きくなります。

Wウィングアンテナ内臓クレードル対応

Speed Wi-Fi 5G X11ではクレードル(別売り)に対応しました。

クレードルに対応することで、「充電しながらの利用が簡単」「設置が安定する」「有線LANが使える」というメリットがあります。

さらにSpeed Wi-Fi 5B X11のクレードルはWiMAX2+時代の「WXシリーズ」と同様に「Wウィングアンテナ内臓」となっています。

クレードル内に「5G/WiMAX2+対応アンテナを内蔵」していることで今後エリアが広がっていく5Gエリアでの通信においてルーター本体のみでの5G通信よりも安定した5Gの電波を掴めることが期待できます。

WiMAX2+の周波数帯は今後5Gに転用していくことが決定しているので、この「5G/WiMAX2+対応アンテナ内臓」というのはモバイルルータ「Speed Wi-Fi 5G X11」を自宅で快適に5G通信できるための仕組みと考えられます。

バッテリー性能・スタミナはちょっと弱い?

先行しているモバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」と比較するとバッテリー容量が小さく、結果として「連続通信時間」「連続待ち受け時間」も短くなっています。

「外出先でバリバリ使いたい!」という方は「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」の方が良いでしょう。

Speed Wi-Fi 5G X11はどんな人向け?

このように、Speed Wi-Fi 5G X11は先行するモバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」に比べると「室内での利用(クレードル前提)に特化している」と言えます。

「自宅では使わない!外出先でバリバリ使う!」という人はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi を選び、「外出先でも自宅でも使いまくりたい」という人はクレードルとセットでSpeed Wi-Fi 5G X11を選ぶ、そんな選び方になると予想されます。

Speed Wi-Fi HOME 5G L12

Speed Wi-Fi HOME 5G L12 基本スペック

工事不要で使えるホームルーターの新端末「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の基本スペックを前機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」と併記してみてみましょう。

製品名 Speed Wi-Fi HOME 5G L12 Speed Wi-Fi HOME 5G L11
メーカー NECプラットフォームズ ZTE
対応ネットワーク 5G(Sub6/NR化)/4G LTE/WiMAX2+ 5G/4G LTE/WiMAX2+
SIMロック なし なし
質量 約174g 約599g
外形寸法 約W136×H68×D14.8mm 約W70×H182×D124mm
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
※2.4GHz/5GHz対応
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
※2.4GHz/5GHz対応
Wi-Fi接続最大数 5GHz:20台
2.4GHz:20台
最大30台
有線LAN 2ポート
※1000BASE-T/100BASE-TX
2ポート
※1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
本体色 ホワイト ホワイト

5G対応、ミリ波非対応

Speed Wi-Fi HOME 5G L12は5G対応サービス「WiMAX +5G」向けの新端末なので当然ながら5G通信に対応しています。

ミリ波には非対応ですが、最新型iPhone13シリーズでも日本国内ではミリ波非対応なので、この点については「当然、非対応」となるでしょう。

最新規格「Wi-Fi6(IEEE802.11ax)」対応

最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6(IEEE802.11ax)」に対応しています。

Wi-Fi接続するデバイス(スマホなど)がWi-Fi6対応であれば最大9,600Mbps(理論値)での高速通信が期待できます。

また、Wi-Fiの接続台数も最大40台までと十分です。

ギガLAN対応、有線LAN2ポート

有線LANポートが2口あります。

どちらも1000BASE-T/100BASE-TXなので自宅のメインルーターとして使っても十分高速な家庭内LANを構築することができます。

SIMロックなし

Speed Wi-Fi HOME 5G L12はSIMロックがかかっていない、と表記されています。

よって、au系の格安SIMを使えばauネットワーク(4G LTE)対応、プラチナバンド(Band18)対応のSIMフリールーターとして利用することもできます。

また、Band1/3対応なのでドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルのSIMで利用することもできます。

まとめ

ホームルーターに目新しさはない

まず、ホームルーターの新端末「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」はあまり目新しさがありません。

従来のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」が非常によくできた端末で、4G/5Gの電波の掴みみよくまた安定した長時間運用もできています。

新端末「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」はスペック的には従来ホームルーターからの目新しさはなく、どちらかと言えばWiMAX2+時代のNEC製ホームルーター「WiMAX HOME 01/02」の「電波掴みの悪さ」の方が心配です。

今後の実機レビューに期待しますが、現時点では安定・高性能が確認されている従来機器「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の方が良いかな?と思います。

モバイルルーターは選択肢が増えた

モバイルルーターの新端末「Speed Wi-Fi 5G X11」はモバイルルーターの使い方が広がる、と言えます。

「外出先でしか使わない」という場合の性能は従来からのモバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」に劣り、こういった利用者は従来モデル「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を選ぶのが安心です。

しかし「外出先でも、自宅でもWiMAX +5Gを使いたい!使い倒したい!」という方に向けての選択肢となっています。

スタミナは不安、でもクレードル利用では使い方が広がる!

Speed Wi-Fi 5G X11はバッテリー性能面で従来モデルGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの大きく劣っています。

そのため、外出先での利用のみが目的であれば従来機器「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を選ぶほうが良いでしょう。

しかし、「自宅でも使いたい」という場合には話が違ってきます。

クレードル対応したことで、モバイルルーターを自宅でも安定して使うことができるようになりました。

しかも、クレードルはWiMAX2+時代から定評のある「Wウィングアンテナ」内臓のモデルとなります。

Speed Wi-Fi 5G X11をクレードルとセットで使う場合、以下のような動作となります。

  • 充電しながら使える、過充電を防ぐことができる
  • 有線LANポートが使える
  • 5G通信はクレードル内蔵アンテナ、4G通信はルーター本体で送受信

5Gの電波は通信速度が速い反面障害物などに弱いことから4G(LTE)以上にアンテナの性能が求められます。

また、KDDIでは現在のWiMAX2+を今後5G向けに転用していくことを発表しています。

クレードルを使うことで5G通信をルーター本体での送受信から切り離しクレードルで行うことで、自宅内での5G通信がより快適になることが期待できます。

残念な点としては、WiMAX2+時代のWウィングアンテナのようにWi-Fiアンテナもクレードルに内蔵することで、室内利用時のWi-Fi性能を上げてほしかったですね。


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