高額キャッシュバックで人気のプロバイダー「GMOとくとくBB」から、新しいWiMAX +5Gサービスである「とくとくBBホームWi-Fi」が提供開始されました。
ウリは「ずっと定額シンプルプラン」「5Gルーター代金実質無料」に加えて「さらに高額キャッシュバック」と魅力満載です。
かつては非常に複雑な料金プランが多かった通信サービス業界も、スマホや光回線を中心にシンプルなプランが人気になってきています。
また、WiMAXプロバイダーにおいても人気のカシモWiMAXでは早くから「ずっと定額」「5Gルーター代金無料」をウリにしています。
この記事では「ずっと定額」「5Gルーター代金実質無料」をウリとする、カシモWiMAXととくとくBBホームWi-Fiを徹底比較していきます。
「ずっと定額」「5Gルーター無料」のWiMAXが人気
光回線やスマホなどの通信サービスは昔から料金プランが複雑で、安いようで結局高い、使い続けるとだんだん高くなる、という仕組みが多くわかりにくい状況でした。
2020年前後からスマホでは安くてシンプルなわかりやすいプランが増えてきて、光回線でもenひかりやGMOとくとくBB光のような「ずっと定額」な安くてシンプルなプランが人気となってきています。
しかし、光回線に代わる自宅固定回線として人気のホームルーターサービスであるWiMAX +5Gは相変わらず使い続けると月額料金が高くなっていく変動制の月額料金で提供するプロバイダーが多いのが現状です。
ちょっと複雑なWiMAXの月額料金
WiMAX +5Gだけのことではありませんが、通信サービスでは「毎月〇〇円から使える!」というキャッチコピーで安さをアピールしているサービスが多くあります。
そして、その多くの場合は数か月後には非常に高額な月額料金となり、結局「安いのは最初だけ」ということになります。
WiMAX +5Gの場合も同様で、多くのプロバイダーでは「最初の2年間は安い」「最初の3年間は安い」などの月額料金となっており、使い続けているといつか想定外の高額な請求となる料金プランが多く存在します。
WiMAX +5Gだけでなく、通信サービスのコスト比較をする場合には想定する利用期間全体で支払う「総支払額」やそれを利用想定期間(月数)で割った「平均月額」で比較しないと、どのプロバイダーがお得なのか?がわかりません。
月額料金だけじゃない!5Gルーター代金も必要
WiMAX +5Gの通信サービスを利用するためには専用の無線ルーターが必要であり、通信サービスの契約と同時に専用ルーターの購入が必要です。
多くのプロバイダーではこの専用ルーターは27,720円で販売しており、一括払いまたは分割払いでの支払いとなります
つまり、通信サービスの利用料(月額基本料金)とは別に、専用ルーターの分割払い代金が毎月の月額料金に加算されて請求される、という料金の仕組みになっています。
「ずっと定額」「5Gルーター無料」のWiMAX
WiMAX +5Gの人気プロバイダーに「カシモWiMAX」があります。
カシモWiMAXの人気の秘密はシンプルな料金プランです。
カシモWiMAXの料金プランは標準で「ずっと定額」「使い続けると専用ルーター代金が無料」という仕組みになっています。
また、最近登場した新サービスとしてGMOとくとくBBが提供する「とくとくBBホームWi-Fi」もカシモWiMAXと同様に「ずっと定額」「使い続けると専用ルーター代金が無料」という料金プランになっています。
おそらくですが、後発のとくとくBBホームWi-Fiという新サービスはターゲット(ライバル視?)としてカシモWiMAXを想定していると思います。
カシモWiMAX
カシモWiMAXは「ずっと定額のシンプルプラン」と「使い続けると端末代金無料」というお得感の高いサービスを早くから提供してきたWiMAXプロバイダーです。
これにより、カシモWiMAXはWiMAXでは最大手とされるGMOとくとくBBに次ぐ人気プロバイダーとなっています。
派手なキャッシュバックなどのキャンペーンは実施していませんが、標準サービスとして誰もが普通に「ずっと定額」「端末代金無料」となり、しかもWiMAXプロバイダーの中ではかなり安い部類の料金プランになっています。
「ずっと定額」の仕組み
カシモWiMAXでは初月(利用開始月)の月額料金は一律で1,408円、利用開始翌月以降はずっと月額4,818円/月という料金プランになっています。
初月料金は一律で1,408円と標準の4,818円の1/3以下なので、利用開始が月の20日前から使い始めると初月も日割り計算などより安くなる設計です。
「端末代金無料」の仕組み
カシモWiMAXでは契約時に5G専用ルーターの同時購入が必須であり、この専用ルーターは27,720円の一括払いまたは36回分割払いを選ぶことができます。
そして、36回分割払いを選ぶと毎月770円の端末代金割賦金と同額が割引されることで、端末代金実質無料となる仕組みです。
注意点としては専用ルーターを一括払いしてしまうと毎月の端末代金補填は適用されないため、分割払いに比べて総額として27,720円も損をしてしまうことになります。
カシモWiMAXでは(たとえ余裕があっても)端末代金は必ず36回分割払いを選びましょう。
とくとくBBホームWi-Fi
「ずっと定額」「端末代金無料」の魅力的なプランで人気のカシモWiMAXに真っ向勝負してきたのがとくとくBBホームWi-Fiだと言えます。
特徴はカシモWiMAXと同じように「ずっと定額のシンプルプラン」「端末代金実質無料」の仕組み、さらにGMOとくとくBBお得意の高額キャッシュバックまでついてきます。
特に、他社の回線サービスをご利用の方がそのサービスを解約してとくとくBBホームWi-Fiへ乗り換える場合には「最大50,000円まで他社解約費用をキャッシュバックで負担」してくれる特典が最大の魅力です。
他社回線を解約してWiMAX +5Gへ乗り換えることを検討している方は、とくとくBBホームWi-Fiを選ぶことで他社回線の解約費用をほぼ全額補填してもらうことができます。
ホームルーターのみの提供
とくとくBBホームWi-FiはWiMAXサービスとしては珍しく「ホームルーターのみの提供」となっており、モバイルルーターの提供はありません。
サービス名称通り、ホームWi-Fi(自宅向け固定回線)としての利用に特化したサービスです。
カシモWiMAXととくとくBBホームWi-Fiではどちらがお得?
「ずっと定額シンプルプラン」「端末代金実質無料」で同じようなサービスとなったカシモWiMAXととくとくBBホームWi-Fiですが、ではどちらのサービスがお得なのでしょうか?
本記事ではこの両者の料金プランおよびサービスを徹底比較してみます。
カシモWiMAXの料金プランとサービスの特徴
カシモWiMAXはWiMAXプロバイダーの最大手といわれるGMOとくとくBBに次ぐ人気のWiMAXプロバイダーです。
WiMAXプロバイダーの多くが高額なキャッシュバック競争を行っていた時代から独自の料金プランで人気となってきました。
そこそこ安い月額料金に加えて「ずっと定額の月額料金」「使い続けると端末代金実質無料」という料金プランの特徴があります。
さらに、これらの特徴が標準サービス(キャンペーン特典ではない)として提供されているので、複雑な条件や面倒な手続きなど一切不要で、すべての契約者が「ずっと定額」「端末代金実質無料」のプランが適用されます。
料金プランがシンプルであり、そのプラン適用の条件もシンプル(条件なし)という点で人気のWiMAXがカシモWiMAXだということです。
カシモWiMAXの料金プランと契約形態
カシモWiMAXの料金プランや契約形態は以下のようになります。
※また、三年利用を前提として総支払額まで集計しています。
費用・契約項目 | カシモWiMAX | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 27,720円 ※36回分割払い/一括払い |
|
月額費用 | 0か月目 ※利用開始月 |
1,408円/月 |
1か月目以降 ※ずっと低額 |
4,818円/月 | |
端末代金 割賦金 |
770円/月 ※0~35か月目まで |
|
端末代金 割引 |
△770円/月 ※0~35か月目まで |
|
契約形態 | 契約期間 | 契約縛りなし |
解約違約金 | 違約金なし | |
コスト比較 ※3年利用想定 |
総支払額 ※37か月間 |
178,156円 |
特典総額 | – | |
実質支払い 総額(37か月間) |
178,156円 | |
実質支払い 平均月額(37か月平均) |
4,815円/月 |
料金プランの特徴としてはキャッシュバック特典などなくてもシンプルに「ずっと定額」「端末代金実質無料」であり、また三年間の総支払額もかなり安いプラン設計となっています。
カシモWiMAXの特徴
では、カシモWiMAXの料金プランおよびサービスの特徴を確認していきます。
「ずっと定額」「5Gルーター代金無料」で人気のWiMAX
「ずっと定額」「ルーター代金無料」の料金プランがカシモWiMAXの最大の特徴であり魅力です。
特別な条件はなく、またキャンペーンでもない標準サービスであるため、だれでも「ずっと定額」「ルーター代金実質無料」でWiMAX +5Gを使うことができます。
最速で即日発送、伝票番号もわかる
カシモWiMAXではウェブからの申し込み後、基本的に申込当日に必要機器(5Gルーター/SIMカード)が発送されます。
このため、最速で申し込みの翌日には自宅に機器が届き、Wi-Fiを使い始めることができます。
また、端末発送時に伝票番号もメールでお知らせされるため、受取の日時調整も簡単・確実にできます。
5Gルーターを「36回分割払い」「一括払い」が選べる
カシモWiMAXでは通信サービス契約時にWiMAX用の5G専用ルーターの同時購入が必須です(27,720円)。
専用ルーターはホームルーターとモバイルルーターのお好きな方を選ぶことができ、どちらを選んでも端末代金は27,720円です。
そして、この端末代金27,270円は一括払いまたは36回分割払いのどちらかを選ぶことができます。
端末代金は分割払いを選ぶべき
そして、端末代金の支払い方法を「36回分割払い」とした場合に「端末サポート」という端末代金補填割引が適用されます。
この仕組みにより、毎月の端末代金割賦金と同額の割引が適用され、実質端末代金無料となります。
この「端末サポート」の割引は「一括払い」で端末購入した場合は適用されません。
このため、カシモWiMAXを契約する場合には端末代金の支払い方法は「36回分割払い」を選ぶことをお勧めします。
契約期間の縛りなし
カシモWiMAXには契約期間の縛りがありません。
いつ解約しても解約時に「契約解除料」等の費用は発生しません。
解約時の費用は、端末代金を完済していない場合の残債のみとなります。
解約費用なしでカシモ光へ乗り換えられる
万が一、カシモWiMAXの通信サービスに不満が出てきた場合(引っ越しとか)、フレッツ光コラボである「カシモ光」へ乗り換えることができます。
カシモWiMAXには契約縛りがないのでサービスの乗り換えにあたり解約違約金等は発生しませんが、端末代金を完済していない状態であっても残債免除でカシモ光へ乗り換える、というサービスが提供されています。
とくとくBBホームWi-Fiの料金プランとサービスの特徴
とくとくBBホームWi-Fiの料金プランと契約形態
とくとくBBホームWi-Fiの料金プランや契約形態、そしてキャッシュバック特典は以下のようになります。
※また、三年利用を前提として総支払額まで集計しています。
費用・契約項目 | とくとくBB ホームWi-Fi |
|
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 27,720円 ※36回分割払い |
|
月額費用 | 0か月目 ※利用開始月 |
最大4,928円/月 ※日割り計算 |
1か月目以降 ※ずっと低額 |
4,928円/月 | |
端末代金 割賦金 |
770円/月 ※0~35か月目まで |
|
端末代金 割引 |
△770円/月 ※0~35か月目まで |
|
キャッシュバック特典 |
3つのキャッシュバック特典
|
|
契約形態 | 契約期間 | 最低利用期間2年 ※自動更新なし |
解約違約金 | 違約金なし ※実質的に「契約縛りなし」 |
|
コスト比較 ※3年利用想定 |
総支払額 ※37か月間 |
185,636円 |
特典総額 | 22,000円 ※特典①+③ |
|
実質支払い 総額(37か月間) |
163,636円 | |
実質支払い 平均月額(37か月平均) |
4,423円/月 |
料金プランの特徴としてはGMOとくとくBBお得意の高額キャッシュバックにより、「ずっと定額」「端末代金実質無料」であると同時に圧倒的に安い三年間の総支払額となっています。
とくとくBBホームWi-Fiの特徴
では、とくとくBBホームWi-Fiの料金プランおよびサービスの特徴を確認していきます。
「ずっと定額」「5Gルーター代金無料」で人気のWiMAX
とくとくBBホームWi-FiはカシモWiMAXと同じように「ずっと定額」「ルーター代金実質無料」の料金プランとなっています(標準サービス)。
利用開始月は定額4,928円の日割り計算となります。
「3つのキャッシュバック特典」が魅力
カシモWiMAXにはないとくとくBBホームWi-Fiの魅力として、以下の「3つのキャッシュバック特典」があります。
- 契約者全員がもらえる20,000円
- 他社回線からの乗り換えで最大50,000円
- 追加オプション契約で2,000円増額
特に「特典② 他社回線からの乗り換えで最大50,000円」のキャッシュバック特典は、他社への解約費用を最大50,000円までキャッシュバックで実費補填してくれる仕組みです。
この補填対象には「光回線工事費の残債」「端末代金の残債」なども含まれており、おそらくほぼすべての解約費用が全額キャッシュバックで補填されます。
他社回線からWiMAXへ乗り換える方へおすすめのキャッシュバック特典です。
最速で即日発送
とくとくBBホームWi-Fiでは「平日15:30」「休日・祝日16:00」までのウェブ申し込み完了に対して即日機器発送が行われます。
つまり、最速で翌日には機器(ルーター/SIMカード)が手元に届き、Wi-Fiを使い始めることができるスピード感です。
ルーターはホームルーターのみ
とくとくBBホームWi-Fiは他社のWiMAX +5Gサービスとは異なり、提供されるルーターはホームルーターのみとなります。
モバイルルーターの提供はありません。
5Gルーターは「36回分割払い」のみ
ホームルーターは27,720円と設定されており、支払い方法は36回分割払い(770円/月×36回)のみとなります。
ただし、毎月の端末代金割賦金(770円)と同額の端末割引が適用されるため、実質的に端末代金無料となります。
実質的に契約期間の縛りなし
とくとくBBホームWi-Fiの契約縛りは「最低利用期間2年(25か月間)」となります。
ただし、この最低利用期間内で解約したとしても、「契約解除料(違約金)0円(無料)」となっています。
つまり、契約書上には契約期間の定めがあるものの、実質的に契約縛りなしとなります。
キャッシュバック受取り手続きもある
とくとくBBホームWi-FiにはカシモWiMAXにはない「3つのキャッシュバック特典」があります。
このキャッシュバックをもらうことで、とくとくBBホームWi-FiはカシモWiMAXよりちょっと安くなる料金体系となっています。
そして、このキャッシュバックをもらうためには手続き(振込先銀行口座の登録)が必要です。
これを忘れてしまうとキャッシュバックをもらうことができず、思わぬ高額になってしまうので要注意です。
とくとくBBホームWi-Fiのキャッシュバック特典
カシモWiMAXにはないとくとくBBホームWi-Fiの特典の仕組みとして、高額なキャッシュバックがあります。
これは良い仕組みとも悪い仕組みとも言えませんが、キャッシュバックなどなくてもシンプルで安いカシモWiMAXに対して、とくとくBBホームWi-Fiは高額キャッシュバックを確実にもらうことで安くなる、という仕組みということです。
そして、とくとくBBホームWi-Fiでは現在併用可能な3つのキャッシュバック特典を提供しています。
特典① 全員が対象の20,000円キャッシュバック
まず最初のキャッシュバック特典が「全員が対象の20,000円キャッシュバック」です。
特に複雑な条件などなく、とくとくBBホームWi-Fiを申し込んだ方全員が20,000円のキャッシュバックをもらえます。
ただし、キャッシュバックがもらえるのは利用開始から12か月後であること、そしてキャッシュバック受取のための手続き(振込先銀行口座の登録)が必要、という点に注意が必要です。
特典② 他社回線乗り換えの方が対象の最大50,000円
二つ目の特典は「他社回線からの乗り換えの方」を対象に、最大50,000円をキャッシュバックするという特典です。
この特典の趣旨は「他社回線サービスの解約費用をキャッシュバックで実費補填します、ただし上限50,000円まで」という設計になっています。
そのため、この特典の適用にはとくとくBBホームWi-Fiの申し込み直後に「他社回線から乗り換えます」という申請と、乗り換え(他社の解約)後に実際に支払った解約費用の明細を提出する必要があります。
補填対象の解約費用について
手続きがちょっと面倒な特典ですが、「上限50,000円まで補填」という点で破壊力は抜群です。
補填対象となる解約費用には「光回線工事費用の残債(分割払いの場合)」や「専用端末の残債(分割払いの場合)」なども含まれており、ほぼ全ての解約にかかる費用が補填対象となります。
WiMAXへ乗り換えるにあたり今お使いの回線サービスを解約する場合(解約費用が発生する場合)にはぜひ使いたいキャッシュバック特典となります。
特典③ オプション同時契約で2,000円
とくとくBBホームWi-Fiの申し込み時に指定のオプション2つを同時契約し、最低1か月以上のオプション利用することでキャッシュバックが2,000円増額されます。
特典①の「全員がもらえる20,000円」と合わせて22,000円のキャッシュバックとなります。
指定オプションは有料オプションなので月額料金が発生しますが、どちらも最大2~3か月間の無料期間があるため、その無料期間内にオプション解除することでノーリスクで2,000円増額となります。
キャッシュバック受取りの手続き
このようにとくとくBBホームWi-FiにはカシモWiMAXにはない高額キャッシュバックの特典が特徴です。
しかし、このキャッシュバック特典には注意が必要です。
- キャッシュバック20,000円をもらうとカシモWiMAXよりちょっと安くなる
- キャッシュバックをもらい損ねるとカシモWiMAXよりちょっと高い
- 他社乗り換えの違約金があるなら圧倒的に安くなる
つまり、とくとくBBホームWi-FiはキャッシュバックをちゃんともらうことでカシモWiMAXより安くなる、キャッシュバックをもらい損ねるとカシモWiMAXより高くなる、という設計になっています。
キャッシュバックはいつもらえる?
キャッシュバックは利用開始月の12か月後の月末日に銀行振り込みにてもらうことができます。
この時、適用されるキャッシュバックの全額が振り込まれます。
キャッシュバックの手続きは?
キャッシュバックをもらうためには手続き(振込先銀行の登録)が必要です。
この手続きは利用開始から11か月後にメールで登録手順が送られてくるのでその記載に従って銀行情報を登録するだけです。
ただし、結構に人がこの手続きを忘れてキャッシュバックをもらい損ねているようで、このメールを見逃さないというのが最大のポイントとなります。
カシモWiMAXととくとくBBホームWi-Fiの損得比較
ここまで、カシモWiMAXととくとくBBホームWi-Fiの料金プランとサービスの特徴を見てきました。
カシモWiMAXととくとくBBホームWi-Fiの料金比較
カシモWiMAXととくとくBBホームWi-Fiを、その支払総額・特典総額や実質的な支払額と平均月額を比較してみましょう。
比較の前提としては端末代金が36回払いであることから、「三年(37か月間)使って解約」を想定して計算してみます。
費用・契約項目 | カシモWiMAX | とくとくBB ホームWi-Fi |
|
---|---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 | |
端末代金 | 27,720円 ※36回分割払い/一括払い |
27,720円 ※36回分割払い |
|
月額費用 | 0か月目 ※利用開始月 |
1,408円/月 | 最大4,928円/月 ※日割り計算 |
1か月目以降 ※ずっと低額 |
4,818円/月 | 4,928円/月 | |
端末代金 割賦金 |
770円/月 ※0~35か月目まで |
||
端末代金 割引 |
△770円/月 ※0~35か月目まで |
||
キャッシュバック特典 | – |
3つのキャッシュバック特典
|
|
契約形態 | 契約期間 | 契約縛りなし | 最低利用期間2年 ※自動更新なし |
解約違約金 | 違約金なし | 違約金なし ※実質的に「契約縛りなし」 |
|
コスト比較 ※3年利用想定 |
総支払額 ※37か月間 |
178,156円 | 185,636円 |
特典総額 | – | 22,000円 ※特典①+③ |
|
実質支払い 総額(37か月間) |
178,156円 | 163,636円 | |
実質支払い 平均月額(37か月平均) |
4,815円/月 | 4,423円/月 |
「コスト比較」を見てみると3年利用(37か月間利用)を前提として、カシモWiMAXよりもとくとくBBホームWi-Fiの方が安く使えることがわかります。
利用料金(支払額)自体はとくとくBBホームWi-Fiの方が少し(3年で7,500円ほど)高いのですが、誰もがもらえるキャッシュバック特典で一気に逆転、という感じです。
その結果、三年利用を前提とするとカシモWiMAXが総額178,156円であるのに対し、とくとくBBホームWi-Fiでは総額163,636円と15,000円ほど安く使えることがわかります。
ポイントは「誰もがもらえるキャッシュバック(22,000円)をちゃんともらう」ということになります。
シンプルで安いカシモWiMAX
カシモWiMAXは以前から「ずっと定額のシンプルプラン」「端末代金実質無料」の料金プランを提供し、人気の高いWiMAXです。
派手なキャッシュバック特典などはありませんが、通常に使うだけでそこそこ安く使えるWiMAXです。
一方のとくとくBBホームWi-Fiも「ずっと定額」「端末代金実質無料」ではあるものの、通常使うだけなら少しだけカシモWiMAXより高くなります。
しかし、「誰でももらえる20,000円」と「追加オプションで2,000円増額」のキャッシュバック特典により、実質的には3年利用想定で15,000円ほど安くなります。
「面倒なキャッシュバック手続きは忘れてしまいそう」という方はキャッシュバック抜きで安く使えるカシモWiMAXが良いでしょう。
一方でとくとくBBホームWi-Fiを選ぶ場合には、確実にキャッシュバック手続きを行ってキャッシュバックをもらうということを忘れないでください。
他社回線からの乗り換えならとくとくBBホームWi-Fi
「キャッシュバックをちゃんともらう(手続きを忘れない)」という前提で、とくとくBBホームWi-FiはカシモWiMAXよりも少し安く使えます。
さらに、WiMAX契約にあたって他社の回線サービスを解約する、その解約に当たって解約費用が発生する、という場合には圧倒的にとくとくBBホームWi-Fiの方が安くなります。
とくとくBBホームWi-Fiでは「他社回線の解約費用を上限50,000円までキャッシュバックで補填」というキャッシュバック特典があります。
このため、他社回線の解約費用が発生する場合には比較にならないほどとくとくBBホームWi-Fiの方が安くなる仕組みです。
最安のWiMAX「GMOとくとくBB WiMAX +5G」とコスト比較
・WiMAXの利用コストだけならカシモWiMAXの方がおすすめ
・他社回線を解約するならとくとくBBホームWi-Fiも検討
・どちらも3年利用のコストは安い
・最安のWiMAX「GMOとくとくBB WiMAX +5G」とのコスト比較
・比較表
・「ずっと定額」「端末代金無料」のシンプルで選ぶならカシモWiMAX
まとめ、「ずっと定額」「端末代金無料」のWiMAXなら
2020年くらいまではスマホや光回線の料金は非常にわかりづらいものでした。
広告では安く表現されている月額料金も多くの条件付きであったり、使い続けるとだんだん月額料金が高くなったり・・とよくわからない料金プランが主流でした。
しかし、最近のスマホ料金プランはシンプルで分かりやすいものが主流であり、また光回線でも徐々にですが「enひかり」や「とくとくBB光」のようなシンプルなプランが人気となってきています。
そんな中で、人気のホームルーターサービス「WiMAX」では相変わらず変動制で分かりにくいプランが多くあります。
「ずっと定額」「端末代金無料」のWiMAXが人気
カシモWiMAXはWiMAX通信サービスの中では早くから「ずっと定額」「端末代金も実質無料」の料金プランを提供しています。
それにより、最安のWiMAXである「GMOとくとくBB WiMAX +5G」と人気を二分するほどの人気プロバイダーとなっています。
- 「ずっと定額」のシンプルな料金プラン
- 使い続けることで「端末代金無料」のお得感
- 面倒な条件なしでシンプルでお得なプランになる
- 最短で申し込み当日発送、翌日からWi-Fiが使えるスピード感
しっかりキャッシュバックもらって「とくとくBBホームWi-Fi」
カシモWiMAXが得意とする「ずっと定額のシンプルプラン」「使い続けると端末代金実質無料のお得感」に対抗するサービスが「とくとくBBホームWi-Fi」だと言えます。
とくとくBBホームWi-FiはカシモWiMAXと同様に「ずっと定額」「使い続けると端末代金無料」の仕組みを導入していますが、料金プランだけではカシモWiMAXよりちょっとだけ高い価格設定になっています。
しかし、GMOとくとくBBお得意の高額キャッシュバックにより、実質的な利用料金はカシモWiMAXよりも三年間で15,000円ほど安く使えるプラン設計となります。
ポイントは「一年後にもらえるキャッシュバックを忘れない」「キャッシュバック受取の手続きを忘れない」という点になります。
この点をしっかりと実行したうえで、とくとくBBホームWi-FiはカシモWiMAXよりもお得に使えるWiMAXサービスとなります。
他社回線の解約費用があるなら断然「とくとくBBホームWi-Fi」
高額キャッシュバックによりカシモWiMAXよりお得に使えるとくとくBBホームWi-Fiですが、もしWiMAX申込に際して他社回線サービスを解約し解約費用が発生する場合にはさらにお得になります。
とくとくBBホームWi-Fiでは「他社回線解約費用を上限50,000円までキャッシュバック補填」というキャッシュバック特典があります。
この特典で補填される「解約費用」は非常に多岐にわたり、「光回線工事費の残債(分割払いの場合)」や「端末代金の残債」なども補填の対象となります。
よって、もし現在ご利用の回線サービスを解約しWiMAXへ乗り換える、そして解約費用が発生する場合には圧倒的に「とくとくBBホームWi-Fi」の方がお得に使える仕組みが出来上がっています。
条件なしのシンプルプランならカシモWiMAX
本記事では「ずっと定額のシンプルプラン」「使い続けることで端末代金実質無料」のWiMAXとして、カシモWiMAXととくとくBBホームWi-Fiを比較してきました。
コスト面において料金プラン自体はカシモWiMAXがほんのちょっと安い価格設定となっています。
しかし、だれもがもらえるキャッシュバックにより、キャッシュバック手続きを忘れないという前提でとくとくBBホームWi-Fiの方が安くなることがわかりました。
さらに、現在ご利用の回線サービスを解約しその解約費用が発生する場合には、とくとくBBホームWi-Fiでは「解約費用を上限50,000円までキャッシュバックで補填」してくれるので、実質的に圧倒的に安くなります。
このように、キャッシュバック手続きを忘れずにしっかりとキャッシュバックをもらう前提で、カシモWiMAXよりもとくとくBBホームWi-Fiの方がお得になることがわかりました。
一方で、「キャッシュバック手続きを忘れそう」とか「そんなの面倒」という場合には(キャッシュバック抜きだと)カシモWiMAXの方が安くなることもわかりました。
あなたの希望にあったプロバイダーを選んでください。