工事不要で置くだけ・電源をつなぐだけでインターネットに繋がって、スマホやタブレットでWi-Fiが使える「ホームルーター」が人気です。
電波を使ってインターネットにつながるので、光回線のような工事が必要なく届いたら設置して電源をいれるだけでインターネットにつながるお手軽さが魅力です。
電波を使った通信サービスはかつては速度が十分に出なかったことからあまり普及しませんでしたが、今は電波を使ったサービスでも光回線に負けない通信速度が出るようになり、一気に人気が出てきました。
この記事では、置くだけで簡単設置のホームルーターで最も人気の「Speed Wi-Fi HOME L01s」をお得に契約するまでの全てを説明していきます。
目次
最速で明日から使える「置くだけWi-Fi」
工事不要・設置も簡単
「置くだけWi-Fi」のWiMAXホームルーターなら、光回線のように工事する必要がありません。
コンセントに繋ぐだけでWi-Fiを使い始めることができます。
月額料金も光回線より安い
「置くだけWi-Fi」の月額料金は光回線よりも実質安くなります。
Wi-Fiサービス | 月額料金(平均月額) |
---|---|
置くだけWi-Fi ※WiMAXホームルーター |
平均月額3,426円/月 ※最安「GMOとくとくBB」の場合 |
ドコモ光 | 5,200円(戸建て) 4,000円(集合住宅) |
auひかり | 5,600円~(戸建て) |
ソフトバンク光 | 5,200円~(戸建て) 4,000円(集合住宅) |
なにより、高額な工事費用がかからないし、ルーターも無料。
さらにGMOとくとくBBなら最大32,000円のキャッシュバック付です。
最速で明日から使える
GMOとくとくBBなら最短で当日発送、本州内なら明日にはWi-Fiを使い始めることができます。
心配なら「20日間キャンセル可能」
「思ったほど速度が出なかったらどうしよう?」とご心配する必要はありません。
置くだけWi-Fiを受け取ってから8日間は「初期契約解除制度」によりキャンセルすることができます。
さらにGMOとくとくBBなら20日間はキャンセル可能です。
ホームルーターの特徴
ホームルーターとは?
「ホームルーター」という言葉をよく聞くようになりました。
「ホームルーター」とは自宅でスマホやタブレットなどをWi-Fi接続してインターネットにつなげてくれる機能をもった通信機器です。
そして、さらにインターネットにつながるためにフレッツ光などの光回線(固定回線)を使わずに、電波を使ってインターネットに接続する機能を持ったものを「ホームルーター」と呼んでいます。
つまり、自宅に「ホームルーター」があれば、光回線は不要でスマホやタブレットをWi-Fi接続してインターネットが使えるようになります。
ホームルーターの良いところ
「ホームルーター」の大きな特徴は、電波を使ってインターネットにつながることです。
通常、自宅でインターネットに接続する環境を作るためにはフレッツ光などの光回線・固定回線が必要ですが、「ホームルーター」は持ち運び可能なポケットWi-Fiなどと同じ電波を使ってインターネットに接続するため、自宅に光回線を引く必要がありません。
集合住宅など賃貸契約の都合により光回線の工事ができない・し辛いという方や、女性の方など光回線の工事のために他人を部屋に上げたくない、という方にとってはとても魅力的な通信サービスです。
ホームルーターをおすすめしたい人
住宅事情などで光回線の工事ができない(難しい)方
集合住宅の取決めごとや賃貸契約の契約事項などにより、自宅へ光回線を引けないまたは引くのが困難という方もいらっしゃいます。
このような方にホームルーターはおすすめです。
ホームルーターは工事不要で設置して電源をいれるだけでインターネットに接続することができるサービスです。
光回線の工事のために他人を家に入れたくない方
また、特に一人暮らしの女性の方など、光回線工事のために工事担当者を自宅へ入れたくない、などの場合にもホームルーターはおすすめです。
光回線の工事にはNTTなどの指定工事事業者の方が「下見」や「工事」など複数回自宅へ訪問してきます。
これらの訪問を好まない場合にもホームルーターはおすすめです。
引っ越ししてすぐにネットを使いたい方
このように、Wi-Fiホームルーターは光回線と違い工事が不要です。
よって、Wi-Fiホームルーターをお持ちであれば引っ越ししてもすぐにその日からネットを使い始めることができます。
ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01s」の魅力
「Speed Wi-Fi HOME L01s」とは?
「ホームルーター」という工事不要で光回線並みの通信速度でインターネット接続ができるジャンルの中で、今一番の人気ホームルーターが「Speed Wi-Fi HOME L01s」です。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」は「HUAWEI P20シリーズ」などのスマホですっかり有名になった「HUAWEI(ファーウェイ)」製のホームルーターです。
人気の秘密は高性能ながらデザインが洗練されていることです。
通信機器とは思えない、インテリアにマッチできるデザインになっています。
今までのホームルーターといえば、Wi-Fi機能をもった通信機器として当然のアンテナが大きく目立つデザインでした。
たとえば、「Speed Wi-Fi HOME L01s」が発売されるまではホームルーターとして人気のあった「Uroad Home2+」はこんなデザインです。
また、「Speed Wi-Fi HOME L01s」のライバルでもあるソフトバンクの「SoftbankAir エアーターミナル」はこんなデザインです。
どちらも角ばった本体デザインに大きなアンテナという、Wi-Fi通信機器としての機能を優先したデザインになっています。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」は高機能ながらもアンテナを本体内蔵にし、丸みを帯びたデザインで部屋に置きやすいデザインが人気となっています。
また、夜間・就寝時には機器のLED照明が消灯して目障りにならないような配慮もされています。
このように、通信機器でありながらも部屋に置きやすさを考えたデザインが特に女性に受けているようです。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」の特徴
では、「Speed Wi-Fi HOME L01s」の本体の機能を見てみましょう。
基本仕様
製品名 | Speed Wi-Fi HOME L01s |
---|---|
製造元 | HUAWEI |
対応ネットワーク |
|
質量 | 約450g |
同梱物 |
|
外形寸法(mm) | 約H180×W93×D93mm |
UIMカードバージョン※3 | Nano ICカード |
対応OS※4 | Windows® 10、8.1、7 Mac OS X v10.13、v10.12、v10.11、v10.10、v10.9、v10.8、v10.7、v10.6、v10.5 |
有線LAN規格(※1) | Ethernet 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T |
無線LAN規格(※2) | IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯) ※2.4GHz/5GHzは同時利用可能 |
最大同時接続数(※3) | 計42台(LANポート×2台、Wi-Fi SSID×2×20台) |
電源 | 電源はACアダプタのみ バッテリー動作非対応 |
本体色 | ホワイト |
パソコンのLANケーブル接続もできる(※1)
「有線LAN規格」で「Ethernet 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T」に対応したLANポートが2口あります。
これでパソコンなどをWi-Fiではなく有線LANケーブルで接続することができます。
また、有線LANのポートがあればパソコン以外でもプリンターや、テレビやDVDレコーダーなどのインターネット接続による録画サービス機能なども使えます。
有線LANで接続したいパソコンや家電が複数ある場合でも、ハブ(HUB)というLANポートを増やす機器を購入すれば複数の機器を有線LANで接続できるようになります。
最新のWi-Fi規格「802.11ac」対応でWi-Fiも速い(※2)
Wi-Fiの最新・最速の規格「IEEE802.11ac」に対応しています。
スマホ・タブレット・ゲーム機やWi-Fi接続のパソコンなど802.11ac対応の機器であれば、最速867Mbpsという光回線(ギガ)に近い速度での接続ができます。
※これは規格値なので、実際には867Mbpsまででることはないでしょう。
42台ものスマホ・タブレット・ゲーム機を接続できる(※3)
家庭内で使っているスマホ・タブレット・ゲーム機そしてパソコンなど、最大で42台もの機器をWi-Fi接続することができます。
これだけ接続可能であれば、接続数が少ない・足りないということはないでしょう。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」の通信サービス
対応通信サービスは「WiMAX2+」
「Speed Wi-Fi HOME L01s」はWiMAX2+という通信サービスに対応したホームルーターです。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」を使ってインターネットに接続するためには、WiMAX2+の通信サービス契約が必要です。
一般的には、WiMAX2+サービスを提供している通信事業者(プロバイダー)と通信サービスを契約し、そのプロバイダーから「Speed Wi-Fi HOME L01s」を購入することになりますが、多くの場合は本体代金は無料となっています。
WiMAX2+って何?
「WiMAX2+」という通信サービスはau(KDDI)の子会社UQコミュニケーションズが運営しているモバイル通信サービスです。
UQコミュニケーションズが自社で「UQ WiMAX」というブランドでサービス提供している以外にも、多くの通信事業者へ自社ブランドでの通信サービス提供をしています。そして本家au(KDDI)でも「auホームルーター」としてサービス提供しています。
どれも同じ通信サービスであり、通信エリア・通信速度などに違いはなく、違うのは毎月の月額料金やキャッシュバックなどの特典です。
WiMAX2+の通信速度
このWiMAX2+という通信サービスは「下り最大758Mbps」という高速通信が特徴です。電波状況が良ければ、光回線のギガタイプ(最大1Gbps)にせまる高速通信ができます。
ただし、WiMAX2+にはこの「下り最大758Mpbs」を含んでいくつかの通信モードがあります。
WiMAX2+の通信モード | 下り最大速度 | 通信の仕組み |
---|---|---|
ハイスピードプラスエリアモード | 758Mpbs | WiMAX2+とau 4G LTEの2つの電波を使って通信する |
ハイスピードモード | 440Mpbs | WiMAX2+の電波を使って通信する |
ハイスピードプラスエリアモード
ハイスピードプラスエリアモードの通信は、WiMAX2+の電波とauスマホと同じ「au 4G LTE」の電波の2つの電波を同時に使った通信方式です。
2つの電波を使って「下り最大758Mpbs」を実現しています。
ただしホームルーターを日常的に使う場合にはおすすめできない通信モードです。
WiMAX2+の料金プランには毎月のデータ通信容量が無制限の「ギガ放題プラン」があります。この速度制限のないプランはWiMAX2+サービスの最大の魅力です。
auスマホと同じ電波「au 4G LTE」を使ったハイスピードプラスエリアモードによる通信は、契約している料金プランが「ギガ放題」プランであっても月のデータ通信容量が7GBまでに制限されてしまうからです。
ハイスピードモード
ハイスピードモードはWiMAX2+の電波だけを使った通信方式で、下り最大440Mbpsという光回線(100Mbpsタイプ)を超える通信速度がでます。
そして、この通信モードはauスマホの「au 4G LTE」の電波を使わないため、「ギガ放題」プランで契約すると毎月のデータ通信容量が無制限で使える通信方式です。
この「下り最大440Mpbs」のハイスピードモードは、WiMAX2+通信サービスの真骨頂といえる通信モードです。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」は、このハイスピードモードの「下り最大440Mpbs」の通信方式に対応しています。
通信制限のない無制限で使える「ギガ放題」プラン
ホームルーターやポケットWi-Fiなど電波を使ったインターネット接続サービスは、スマホなどと一緒で毎月のデータ通信量に上限が定められている場合が多いようです。
WiMAX2+やポケットWi-Fiで有名なワイモバイルなどでも、毎月のデータ通信量は7GBまでと言うのが基本です。
ですが、WiMAX2+には「ギガ放題」というほぼ無制限で使えるプランがあります。
電波を使ったサービスなので完全に無制限ではありませんが、制限がかかる条件がゆるく、またもし通信制限がかかったとしても十分利用可能は速度がでるなど、かなり制限に緩いのが特徴のプランです。
このあたりのWiMAX2+の通信サービスについては、詳しく後述します。
「WiMAX2+」の通信エリア
WiMAX2+の通信エリアはすでに全国の人口カバー率99%となっており、スマホなどのLTE通信エリアに対して遜色ないくらい全国でくまなく通信することができます。
関東地方のエリアマップ
まず、関東地方のエリアを見てみましょう。
下の地図の色の濃い部分が通信エリアです。比較のため、上段がWiMAX2+サービスの通信エリア、下段がauスマホの通信エリアです。
WiMAX2+エリア
au 4G LTEエリア
auスマホが使っている「au 4G LTE」はLTEエリアではドコモ・ソフトバンクを上回っていますが、ほぼその「au 4G LTE」エリアと変わらないくらいWiMAX2+エリアも広がっています。
関西地方のエリアマップ
また、関西地方も見てみましょう。
WiMAX2+エリア
au 4G LTEエリア
関西地方についても、「au 4G LTE」と遜色のない通信エリアとなっていて、山間部を除けばほぼ住居のあるエリアは通信可能なエリアとなっています。
全国のエリアマップ
WiMAX2+サービスを展開しているUQコミュニケーションズでは、全国のWiMAX2+エリアを公開しています。
また、UQコミュニケーションズはauを運営しているKDDIグループなので、同時に「au 4G LTE」のエリアも確認することができます。
ご自分のお住まいがエリア内であるかどうか、確認してみてください。
WiMAX2+サービスエリアマップ | UQコミュニケーションズ
エリア拡充情報
また、UQコミュニケーションズはWiMAX2+エリアを日々拡充しており、その情報を公開しています。
見ているとわかりますが、すごいスピードでアンテナを増設しているのがわかります。
WiMAX2+の割引サービス「auスマートバリューmine」
WiMAX2+はKDDI系列の通信サービスですから、auが提供しているセット割引「auスマートバリューmine」というauスマホとホームルーター回線のセット割引サービスを受けられる場合があります。
「受けられる場合がある」というのは、WiMAX2+サービスを提供しているプロバイダーの中には「auスマートバリューmine」を提供しているプロバイダーと提供していないプロバイダーがあるからです。
「auスマートバリューmine」の割引サービスが受けられる場合、auスマホの月額料金から以下の割引が適用されます。
端末 | 対象プラン | 割引額 |
---|---|---|
スマホ | auフラットプラン20/30 auピタットプラン(スーパーカケホ/カケホ/シンプル)2GB超~20GB |
永年1,000円 |
auピタットプラン(スーパーカケホ/カケホ)2GB auピタットプラン(シンプル)1GB超~2GB データ定額1/1(V) |
永年500円 | |
データ定額5/8/10/13/20/30 データ定額5(V)/8(V)/10(V)/13(V)/20(V)/30(V) LTEフラット/LTEフラット(V) ISフラット プランF(IS)シンプル |
永年934円 | |
データ定額2/3 データ定額2(V)/3(V) ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン(V) LTEフラットcp(1GB) |
永年743円 | |
3G携帯 | カケホ(電話かけ放題プラン/ケータイデータ付) | 永年743円 |
4G LTE携帯 | データ定額5/8/10/13/20/30 データ定額5(VK)/8(VK)/10(VK)/13(VK) |
永年934円 |
データ定額2/3 データ定額2(VK)/3(VK) シニアプラン |
永年743円 |
このように、毎月大きな割引を受けることができる「auスマートバリューmine」という割引サービスがあるので、auスマホを使っている方にとって「Speed Wi-Fi HOME L01s」はとてもお得なサービスになります。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」を提供しているWiMAXプロバイダー
WiMAX2+通信サービスは、au(KDDI)系列の通信事業者「UQコミュニケーションズ」がUQ-WiMAXというブランドでサービス提供しています。
そして、UQコミュニケーションズが通信設備を貸し出す形で、多くの事業者(プロバイダー)が同じ通信サービスを提供しています。
WiMAX2+通信サービスを提供し、かつ「Speed Wi-Fi HOME L01s」の取り扱いおよび「auスマートバリューmine」の適用が可能なプロバイダーは以下の通りです。
通信事業者 | 特徴 |
---|---|
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このように、WiMAX2+通信サービスは多くのプロバイダーが同じサービスを提供しています。
通信の設備は同じものを使っているので通信速度や速度制限のルールはどのプロバイダーを選んでも同じですが、それぞれのプロバイダーは毎月独自のキャンペーンを実施していることから価格面においてはプロバイダー選びが大切になってきます。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」を置くだけで使ってみた
「置くだけWi-Fi」を買ってきた
製品の内容
「工事不要で置くだけWi-Fi」の「Speed Wi-Fi HOME L01s」を買ってきました。
同梱されている内容は以下の通りです。
- Speed Wi-Fi HOME L01s 本体
- 電源ケーブル(ケーブル長2m/ホワイト)
- LANケーブル(Cat5e/1.5m/ホワイト)
- SIMカード(au VoLTE SIM/nanoサイズ)
- 取扱説明書
電源ケーブルもLANケーブル(試供品)も白で統一されているところが、インテリアを意識していることを感じます。
準備
工事は不要ですが、SIMカードを本体に挿す、という作業が必要です、当たり前ですね。
SIMカードは台紙から切り離して、本体下から差し込みます。
SIMカードのIC面を上にして、爪や爪楊枝などで「カチッ」っと手ごたえがあるまでグッと押し込みます。
また、SIMカードを取り出す時も同様に、爪や爪楊枝などでグッと押し込むと飛び出す感じでSIMカードが取り出せます。
また、本体下にはWi-Fi接続のための情報やアプリで管理画面を見るために必要な情報が記載されています。
この部分はメモするなり写メを撮るなりして、控えておきましょう。
「置くだけWi-Fi」を置いてみた
部屋の適当なところに置いてみました。
電源ケーブルを差し込むとステータスランプが点滅し、しばらくすると点灯に変わります。
点灯に変われば通信準備OKです。
また、電波の受信状況はアンテナランプで確認します。アンテナ4本の代わりにアンテナランプが4個ある感じです。
私の場合、とりあえず置いた場所ではアンテナランプ1個(アンテナ1本)か2個(アンテナ2本)です。
それでも下り速度で30Mbps程度は出ています。
「置くだけWi-Fi」を使ってみた
スマホで接続してみます。接続に必要なのは「SSID」と「パスワード」です。
この「SSID」と「パスワード」は、さきほどの本体下に記載されているものになるので、控えたものを確認しながらSSIDを選びパスワードを入力してみます。
あっけなく繋がりました。
繋がったスマホ(Wi-Fi接続)で速度測定してみました。
アンテナ1~2本ですが、下りで25Mbpsほどでています、十分ですね。
同じ場所(同じ電波状況)の場所でもモバイル型ルーターよりもしっかりと電波を掴み、通信速度も速いようです。
さすが、家庭用電源を使うホームルーターですね。
「3日で10GB」の速度制限を食らってみた
「Speed Wi-Fi HOME L01s」が利用する通信サービスは、KDDI系列のUQコミュニケーションズが運営しているWiMAX2+です。
この通信サービスには「3日で10GBを超えると、翌日の18時~2時の間をおおよそ1Mbpsに速度規制」というルールがあります。
私はちょっと動画を見まくり、また大き目のファイルをダウンロードして、2日で10GBを使ってみました。
管理画面でデータ通信量を確認すると、このように真っ赤になっています(笑)。
速度制限を食らったらどうなる?
規制される日の午前中は特に何もなく、速度測定でも安定の30Mbpsほどでていましたが、夜帰宅後に使ってみるとやはり体感速度がちょっと遅い。
速度測定するとぴったり1Mbpsになっています。
そして、本体のStatusランプが黄色に点滅しています。
WiMAX2+の速度制限は非常に緩く、速度が1Mbps(他社では128Kbps)というだけでなく、制限される時間帯も夜6時(18時)から翌2時までとなっています。
ですが、Statusランプの黄色点滅は制限される日は一日中点滅しています。
この状態(速度規制状態)では、YouTubeの標準画質(360P/480P)の動画をスマホ1台またはパソコン1台で見ることは十分可能です、あまり不便ではありません。
ですが、これがスマホやパソコンなど合計2台以上で同時にみると、やはりカクカクします。
速度規制されているかどうかは、本体のStatusランプで知ることができます。
黄色の点滅であれば速度規制状態です。
速度制限の時間帯
WiMAX2+は「3日で10GB以上使うと速度制限」というルールがありますが、他社の通信サービスと比べて非常に制限が緩いです。
まず、制限されても速度は1Mbps出ます(他社通信サービスでは128Kbps)。
また、特にうれしいのが「速度制限される時間帯が決まっている」という点です。
つまり、一日中遅くなるのではなく、18時~翌2時までの時間帯だけ速度が遅くなる、という制限です。
この時間帯の速度制限の様子を見てみましょう。
速度制限を受ける日の15:06は35Mbpsの速度が出ており、まったく遅くありません。
これが18時を超えると0.96Mbpsと、ほぼ1Mbpsに速度制限されたことがわかります。
日が変わって、1:14でもまだ0.96Mbpsで速度制限状態になっています。
これが、2:00を超えると26.5Mbpsとなり、速度制限が解除されたことがわかります。ここまで速度が戻れば複数のスマホで高画質動画がサクサク見れる程度になります。
このように、WiMAX2+の速度制限は「速度制限されても下り1Mbpsは出る(他社サービスでは128Kpbs)」「速度制限される日も18時~翌2時の時間帯のみ制限」という、比較的制限が緩いのが魅力ですね。
速度制限中でもAmazonプライムビデオが最高品質
このように、WiMAX2+では速度制限を受けた日であっても、時間帯が18時から翌2時までの8時間が制限対象となり、それ以外の時間では速度制限を受けません。
この速度制限を受けている18時から翌2時までの間の「下り最大1Mbps」という速度も、ほぼ確実に1Mbpsがでます。
そしてこの速度でも、YouTubeの標準品質(360p/480/)はもちろんのこと、Amazonプライムビデオでも「最高画質」モードでのビデオ視聴ができます。
パソコン・スマホなどで同時視聴2台までなら動画再生開始時の読み込みでちょっともたつく程度で「最高画質」で視聴できます。
これが同時視聴3台となると、画面がモザイク状態またはカクカクとなり、画質を「高画質」まで落とすことでカクカクせずに視聴できるようになります。
速度規制を食らうための準備
速度規制当日にメール通知してくれるサービスもあります。
外部サイトデータ量通知サービス | UQコミュニケーションズ
データ量通知サービスに登録しておくと、速度規制を受ける当日のお昼過ぎ(14時くらい)にこんなメールが送られてきます。
このメールが送られて来たら、その日の18時~翌2時くらいまでの通信速度が1Mbpsに速度規制されます。この時間帯以外は通常の速度(遅くならない)です。
auスマートバリューmineに申し込んでみた
私のスマホはauで、「データ定額5」プランです。
auスマホとWiMAX2+通信サービスを同時に契約していると「auスマートバリューmine」という割引サービスが適用される場合があります。
「適用される場合がある」というのは、WiMAX2+を契約するプロバイダーによって、また料金プランによって適用できる場合とできない場合があるからです。
外部サイトUQ-WiMAX提携事業者で契約の場合 | KDDI(au)
私は「So-net」で「Speed Wi-Fi HOME L01s」を契約しましたが、So-netはすべての料金プランが「auスマートバリューmine」の対象となっています。
「auスマートバリューmine」の割引適用を受けるためには、WiMAX2+のプロバイダーではなくKDDI(au)へ連絡します。
auショップへ出向いても良いし、auのお客様センター(auスマホから157)へ電話しても申し込むことができます。私はauお客様センターへ電話しました。
簡単な本人確認の後、auスマホの電話番号とWiMAX2+の契約電話番号を伝えるだけで手続きが完了しました。
私の場合は月半ばに手続きしましたが、翌月分のauスマホ料金から934円が割引されることになります(翌月請求分ではなく、翌月料金つまり翌々月請求分より割引適用)。
ホームルーター新型「Speed Wi-Fi HOME L02」発売
ホームルーターの最新情報
2018年12月にNECより新しいホームルーター「WiMAX HOME 01」が発売になりました。
また、直後の2019年1月には「Speed Wi-Fi HOME L01s」の後継機種となる「Speed Wi-Fi HOME L02」が発売となりました。
最新型ホームルーターのスペック
「L02」と「HOME01」のスペックは以下の通りです。
L02 | HOME01 | ||
---|---|---|---|
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||
メーカー | HUAWEI | NEC | |
本体 | サイズ | 約93×178×93mm | 約70×100×155mm |
重量 | 約436g | 約338g | |
カラー | ホワイト | ホワイト | |
通信速度 (WiMAX) |
HS+Aモード | 下り最大:1Gbps 上り最大:75Mbps |
下り最大:440Mbps 上り最大:30Mbps |
HSモード | 下り最大558Mbps 上り最大:30Mbps |
下り最大:440Mbps 上り最大:30Mbps |
|
Wi-Fi接続 | 通信規格 | 802.11ac/n/a(5GHz) 802.11n/g/b(2.4GHz) 5GHz/2.4GHz同時接続可能 |
802.11ac/n/a(5GHz) 802.11n/g/b(2.4GHz) 5GHz/2.4GHz同時接続可能 |
最大接続台数 | 40台 (5GHz20台/2.4GHz20台) |
20台 (5GHz10台/2.4GHz10台) |
|
有線LAN接続 | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T ×2ポート | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T ×2ポート |
特筆すべきは、「Speed Wi-Fi HOME L02」では有線LANでの接続において、「下り最大1Gbps」という光回線並みのスペックになっていることです。
HUAWEI製の「Speed Wi-Fi HOME L02」は「Speed Wi-Fi HOME L01s」の後継機種であることから、今後ホームルーターを検討する場合には「Speed Wi-Fi HOME L02」と「WiMAX HOME 01」との比較・検討となります。
最新型ホームルーターの外観
HUAWEI製の最新型ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」を入手したので、さっそく3台のホームルーターを並べてみました。
【左から「L01s」「L02」「HOME01」】
違う角度から。
【左から「L01s」「L02」「HOME01」】
「L02」と「L01s」はほぼ同じ大きさの円筒状ボディで、少し「L02」の方が天底に丸みを帯びているデザインです。
また、大きさでは「HOME01」が一回り以上コンパクトで、かつ持った感じも軽量です。
写真ではあまりわかりませんが、前面ランプ(アンテナ感度)の視認性は「L01s」が最も確認しやすく次いで「L02」、「HOME01」は少しランプが暗い感じです。
最新型ホームルーターの実力を比較
最新型ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」と「WiMAX HOME 01」を同じ場所に置いて、それぞれ速度測定してみました。
【左:L02 右:HOME01】
我が家のホームルーター設置場所はあまり電波状況が良くなく、アンテナ3本中2本がやっとという状態ですが、その状態で速度測定した結果が以下のようになりました。
電波状態があまり良くない場所(下り速度/上り速度) | ||
---|---|---|
測定回数 | L02 | HOME01 |
1回目 | 16.7Mbps/6.41Mbps | 2.43Mbps/1.07Mbps |
2回目 | 18.7Mbps/6.32Mbps | 2.31Mbps/1.55Mbps |
3回目 | 14.6Mbps/6.52Mbps | 2.11Mbps/2.57Mbps |
平均 | 16.7Mbps/6.42Mbps | 2.28Mbps/1.73Mbps |
また、我が家の中でも比較的電波状態の良い場所で速度測定した結果が以下のようになりました。
電波状態がそこそこ良い場所(下り速度/上り速度) | ||
---|---|---|
測定回数 | L02 | HOME01 |
1回目 | 50.8Mbps/13.7Mbps | 47.0Mbps/15.6Mbps |
2回目 | 49.1Mbps/14.3Mbps | 40.6.6Mbps/16.3Mbps |
3回目 | 50.5Mbps/14.4Mbps | 46.8Mbps/16.1Mbps |
平均 | 50.1Mbps/14.1Mbps | 44.8Mbps/16.0Mbps |
測定条件 | 通信モード:HS(ハイスピードモード) |
【参考】モバイルルーターの比較
「Speed Wi-Fi HOME L02」はスマホで有名な「HUAWEI(ファーウェイ)」製の製品です。
「WiMAX HOME 01」は大手電機メーカーNECの関連会社「NECプラットフォームズ」の製品です。
HUAWEIは「Speed Wi-Fi W06」というモバイルルーター(2019年1月発売)、NECプラットフォームズは「Speed Wi-Fi NEXT WX05」というモバイルルーターを製造しています。
・左:HUAWEI製W06(前面)/L02(背面)
・右:NECプラットフォーム製WX05(前面)/HOME01(背面)
この両モバイルルーターを今回のホームルーター測定場所と同じ場所において、同様に速度測定してみました。
電波状態があまり良くない場所(下り速度/上り速度) | ||
---|---|---|
測定回数 | W06 | WX05 |
1回目 | 3.93Mbps/0.59Mbps | 1.43Mbps/0.82Mbps |
2回目 | 4.87Mbps/0.51Mbps | 1.03Mbps/0.60Mbps |
3回目 | 4.21Mbps/0.78Mbps | 1.59Mbps/0.86Mbps |
平均 | 4.34Mbps/0.63Mbps | 1.35Mbps/0.76Mbps |
また、モバイルルーターを外へ持ち出し、十分電波状態の良い場所での速度測定結果は以下の通りでした。
電波状態がそこそこ良い場所(下り速度/上り速度) | ||
---|---|---|
測定回数 | W06 | WX05 |
1回目 | 56.3Mbps/16.3Mbps | 49.6Mbps/20.2Mbps |
2回目 | 56.6Mbps/20.9Mbps | 55.3Mbps/18.0Mbps |
3回目 | 56.2Mbps/18.0Mbps | 53.1Mbps/17.5Mbps |
平均 | 56.4Mbps/18.4Mbps | 52.7Mbps/18.6Mbps |
測定条件 | 通信モード:HS(ハイスピードモード)/NOR(ノーマルモード) |
傾向として、電波状態の良い場所ではどちらのモバイルルーターも十分速い速度がでますが、あまり電波状態の悪い場所ではHUAWEI製の「Speed Wi-Fi NEXT W06」の方が電波を粘って掴む感じで、速度を維持する感じです。
これはホームルーターにも同様の傾向があります。
おすすめのホームルーターはL02
WiMAXのルーターは現在はHUAWEI社とNECプラットフォームズ社のみが提供しています。
ここ数年のモバイルルーターを見ていると、NECプラットフォームズ製の「WXシリーズ」よりもHUAWEI製の「Wシリーズ」の方が、障害もなくまた電波の弱い場所でも粘る感じがします。
この傾向はホームルーターについても同様に感じますし、速度測定結果にも表れています。
自宅内では置き場所が自由に選ぶことも難しく、我が家のように「あまり電波状態の良くない場所」に置くことになるかもしれません。
電波状態の良い場所で使う場合にはどちらも高速通信ですが、電波状態が良くない場所での設置を考えるとHUAWEI製の「Speed Wi-Fi HOME L02」をおすすめします。
なお、最新型のホームルーター「置くだけWi-Fi」の「Speed Wi-Fi HOME L02」と「WiMAX HOME 01」の比較記事はこちらを参考にしてください。
「Speed Wi-Fi HOME L02/HOME01」のお得なキャンペーン
ホームルーター(置くだけWi-Fi)の契約のやり方
L02/HOME01は「WiMAX2+」という通信サービスを利用するホームルーターなので、WiMAX2+の通信サービスの契約と同時に機種(L02/HOME01)を購入することになります。
WiMAX2+通信サービスはKDDI系列の「UQコミュニケーションズ」がUQ-WiMAXとしてサービス提供しているほかにも、多くの提携事業者(プロバイダー)が同じ通信サービスを提供しています。
通信サービス自体は同じものですが、機種代金や毎月の月額料金などに差があるため、できるだけ安くWiMAX2+を利用できるプロバイダーを選ぶことが大事です。
WiMAXのキャンペーン一覧
WiMAX2+通信サービスを提供している事業者(プロバイダー)の中から、お得度の高いプロバイダーをご紹介します。
WiMAX2+通信サービスは3年契約自動更新型の契約となりますが、下表での「月額料金(平均)」は機種代金・初期手数料・毎月の月額料金をすべて含んだ3年間の総額から計算した金額です。
※最新型ホームルーター「L02」で計算しています。
プロバイダー | キャンペーン | 3年総額 実質総額 |
平均月額 |
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キャッシュバック | 158,769円 | 3,426円 |
最大32,000円 | 126,769円 | ||
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月額割引 | 132,494円 | 3,581円 |
月額2,590円~ |
このように、置くだけWi-Fi「WiMAXホームルーター」を最も安く使えるのは、GMOとくとくBB「キャッシュバックキャンペーン」です。
GMOとくとくBB「キャッシュバックキャンペーン」
キャンペーンの特徴
GMOとくとくBB「キャッシュバックキャンペーン」の特徴は、WiMAXプロバイダーで最高額のキャッシュバックがもらえることです。
今ならホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」で最大32,000円のキャッシュバックです。
キャッシュバックの受け取りには手続きが必要ですが、手続きは難しくありません。こちらの記事を参考にしてください。
キャンペーン利用時の3年総額
GMOとくとくBBで置くだけWi-Fi「WiMAXホームルーター」の最新型「Speed Wi-Fi HOME L02」を利用する場合の、3年間の総費用と平均月額は以下のようになります。
費用項目 | 金額 | ||
---|---|---|---|
ギガ放題プラン | 通常(7GB)プラン | ||
初期費用 | 機種代金 | 無料 | |
機種送料 | 無料 | ||
事務手数料 | 3,000円 | ||
月額費用 | 0か月目(利用開始月) | 最大3,609円(日割り計算) | |
1~2か月目 | 3,609円 | 3,609円 | |
3か月目以降 | 4,263円 | 3,609円 | |
3年総額 | 費用総額 | 158,769円 | 136,533円 |
キャッシュバック | 最大32,000円 | ||
実質総額 | 126,769円 | 104,533円 | |
平均月額 | 3,426円 | 2,825円 |
ルーターや初期手数料すべてコミコミでの毎月の平均月額は3,426円となり、光回線よりも安く、WiMAXホームルーター最安です。
auスマホをお使いの方はさらに毎月最大1,000円割引
auスマホとWiMAXをセットで使うと「auスマートバリューmine」という割引サービスが適用される場合があります。
GMOとくとくBBは、auスマホの利用料金が毎月最大で1,000円も割引されるこの「auスマートバリューmine」に対応しています。
auスマホがお得な割引サービス「auスマートバリューmine」の詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。
UQモバイルとのセット割「ギガMAX月割」にも対応
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GMOとくとくBBのホームルーターとセットでUQモバイルをご利用の方は、毎月300円の月額割引を受けることができます。