WiMAX2+の最大220MBサービスには注意と確認が必要!エリアを確認してからルーターを選びましょう

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本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

WiMAX2+の下り最大速度が220Mbpsと従来の110Mbpsから倍速となり”ヤ倍速”なるキャンペーン名で大々的な広告が打たれています。下り220Mbpsってすごいですね。
ですが、この下り220Mbpsを期待してWiMAX2+を契約する場合にはエリア確認とルーター選びで注意が必要です。


WiMAX2+の高速化技術

WiMAXは、サービス開始当初の下り40Mbpsのサービスから現在の下り110MbpsのWiMAX2+サービスへと高速化されています。この高速化はざっくり言うと、WiMAX(下り40Mbps)で使う電波を複数束ねて使うことで高速化しています。WiMAX2+はWiMAXの電波を2本束ねて使います(上りは1本)。「電波を束ねる」というのは「複数のアンテナと通信する」と考えてください。つまりWiMAX2+通信(下り110Mbps)はWiMAX通信(下り40Mbps)の電波(アンテナ)を2本束ねることで高速化しています。これを”2×2 MIMO”と表現します。
そして、”ヤ倍速”というのは、この”2×2 MIMO”による下り110MbpsのWiMAX2+通信がさらに220Mbpsとなる、ということですね。
では、どうやってさらに倍速に高速化しているのでしょうか?

CA(キャリアアグリケーション)による高速化

高速化技術のひとつめは”CA(キャリアアグリケーション)による高速化”です。CAって言葉は最近は携帯電話でも聞きますね。これは”2×2 MIMO”による110Mbpsの高速通信をCAという束ねる技術によりさらに2つ束ねることで実現しています。つまり、「CAによる高速化」とは”2×2 MIMO”によるWiMAX2+通信をCA技術により2本束ねて倍速化、と考えてください。数式で表現すると「”2×2 MIMO” × CAにより2本を束ねる」という感じです。

4×4 MIMOによる高速化

もうひとつの高速化は基本的に”2×2 MIMO”の技術をさらにアンテナ数を増やし、”4×4 MIMO”とすることで高速化する技術です。CAによる高速化と比べると通信するアンテナは4本となることは同じですが、4本のアンテナと通信するための技術が違う、ということです。

WiMAX2+の220Mbpsを期待している人の注意点

このように、一言で”下り220Mbpsのヤ倍速”と宣伝されていますがこの「下り220Mbps」を実現するためには異なる2つの技術が存在する、ということです。そしてこの技術の違いはアンテナ基地局の違い(つまりエリアの違い)とルーターの違い(つまり機器選択の違い)が発生します。
現在、UQコミュニケーションズのエリア情報によると、WiMAX2+(110Mbps)のエリアは急速に全国に広がっています。ですが、もちろんこのWiMAX2+エリア全体で”ヤ倍速(220Mbps)”が使えるわけではありません。さらに、220Mbpsエリアにも”CAによる220Mbpsエリア”と”4×4 MIMOによる220Mbpsエリア”があります。
自分の行動範囲がどちらのエリアなのか、きちんと確認しておく必要があります。
また、現在220Mbps対応ルーターは”W01″と”WX01″の2種類があります。どちらも”下り220Mbps対応”となっていますが「”W01″は”CAによる下り220Mbpsに対応”のルーター」であり、「”WX01″は”4×4 MIMOによる下り220Mbpsに対応”のルーター」です。

CAによるWiMAX2+220Mbpsエリアの場合

CAによるWiMAX2+220Mbps高速化技術は全国の一部(栃木県界隈)から試験運用が始まり、徐々に広がっていってます。ですが、エリア的にはまだまだ狭いのが現状です。
自分の自宅、または行動範囲(WiMAX2+を使いたい場所)がCAによるヤ倍速のエリアであれば、ルーターはW01を選びます。「CAによるヤ倍速エリア」と「W01ルーター」の組み合わせで下り220Mbpsが実現されるからです。

4×4 MIMOによるWiMAX2+220Mbpsエリアの場合

4×4 MIMOによるWiMAX2+220Mbps高速化技術は通常のWiMAX2+エリア(下り110Mbps)に従って全国に広がっています。
自分の自宅、または行動範囲(WiMAX2+を使いたい場所)が4×4 MIMOによるヤ倍速のエリアであれば、ルーターはWX01を選びます。「2×2 MIMOによるヤ倍速エリア」と「WX01ルーター」の組み合わせで下り220Mbpsが実現されるからです。

エリアの確認方法

このように、下り220Mbpsのヤ倍速を期待している人は自分の行動範囲がどちらのエリアなのかをきちんと把握しておかないと、せっかく新しくWiMAX2+を契約しても220Mbpsにならないかもしれません。この場合は通常WiMAX2+の下り110Mbpsとなります。エリア確認は大事ですね。
エリア確認はUQのホームページで確認できます。

WiMAX2+エリアの確認方法

まず、WiMAX2+エリア(下り110Mbps)は簡単に確認できますね。UQのページで公開されています。

・UQ WiMAX | サービスエリアの確認

サービスエリア|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2

濃い赤のエリアがWiMAX2+(下り110Mbps)のエリアですね。

CAによる220Mbpsエリアの確認方法

WiMAX2+エリア(濃い赤のエリア)であれば、CAによる下り220Mbpsのヤ倍速が使える可能性があります。そして、本当に使えるかどうかはUQがエリア情報を公開しています。

・CAによる下り220Mbpsps対応エリア(PDF)

この一覧表に記載されている地域は「CAによる下り220Mbpsエリア」となります。したがって、この一覧表に記載されている地域が行動範囲の場合には「CAによる下り220Mbps」と考えてください。

4×4 MIMOによる220Mbpsエリアの確認方法

同様に、WiMAX2+エリア(濃い赤のエリア)であれば、2×2 MIMOによる下り220Mbpsのヤ倍速が使える可能性があります。基本的にはWiMAX2+エリア(濃い赤エリア)であれば、4×4 MIMOによる下り220Mbpsが使えると考えてください。ただし、アンテナがまだ整備されていないエリアでは下り220Mbpsが使えません。そして、下り220Mbpsが使えないエリアはUQがエリア情報を公開しています。

・4×4 MIMOによる下り220Mbps非対応エリア(PDF)

WiMAX2+エリアであり、かつこのPDFの一覧に記載されていない地域は「4×4 MIMOによる下り220Mbps」と考えてください。

ちょっと面倒ですね。

WiMAX最新エリア情報(2016/12/2追記)

新しいサービス「下り最大440Mbps」が始まり、本日より最新型の対応ルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX03」が出荷開始されました。

下り最大440Mbpsの対応エリア情報を含む、最新エリア情報はこちらをご覧ください。

ルーターの選択

さて、ここまででエリアの話しが終わりです。では、ルーターの話しです。

  • CAによる下り220Mbpsを使うには”W01″を使う
  • 4×4 MIMOによる下り220Mbpsを使うには”WX01″を使う

ルーター選びの注意点はこれだけです。
よくわからない場合は、WiMAX2+の契約時に自分の住んでいる場所や使いたい場所がどちらのエリアなのか、どちらのルーターを選べばいいのか、をきちんと相談してくださいね。

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まとめ

下り最大220Mbpsも出るWiMAX2+の新サービスはとても魅力的ですね。ですが、実は「下り220Mbpsのサービス」といっても2つの技術があり、それぞれエリアが違うということを理解してください。そして、自分の住んでいるエリアと同じ技術に対応したルーターを使わなければ「下り220Mbps」は出ない、ということです。

とにかく、契約時にはエリア確認をお忘れなく!!

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このように、WiMAX2+ヤ倍速を使うにはお使いになるエリアに合ったルーターを選ぶ必要があります。

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(*1)mineoのSIMではWiMAX(下り最大40Mbpsサービス)は利用できません。



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