人気のポケットWi-Fi「WiMAX2+」がギガ放題プラス「WiMAX +5G」として新サービスを開始しました。
新サービスの目玉は高速・大容量通信ができる「au 5G通信」に対応したこと。
ですが、実はこの高速大容量5G通信対応以外にも、「今まで以上に速く・つながりやすく・使いやすく」なっています。
そして、そのポイントが新サービス「WiMAX +5G」の2つの通信モード「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」です。
この記事では新しいWiMAXサービス「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」の2つの通信モードについて、詳しく説明していきます。
ギガ放題プラス(WiMAX +5G)の2つの通信モード
2つの通信モード「スタンダード」と「プラスエリア」
WiMAXの新サービス「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」には2つの通信モードがあります。
「スタンダードモード」通信と「プラスエリアモード」通信です。
標準の通信モードは「スタンダードモード」通信で、必要に応じて通信モードを「プラスエリアモード」通信に切り替える、という使い方になります。
この2つの通信モードは端末(WiMAX +5Gルーター)またはスマホアプリで通信モードを切り替えることができます。
au(KDDI)で使える電波
「スタンダードモード」通信と「プラスエリアモード」通信を切り替えることで、何がどう変わるか?というと、通信で使える電波が変わってきます。
まずはWiMAX通信サービスで使える電波を確認してみましょう。
WiMAX通信サービスを提供しているUQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)はau(KDDI)の子会社であり、WiMAX通信サービスではau(KDDI)およびUQコミュニケーションズが免許を受けている電波を利用することができ、以下の電波のよりサービスが提供されています。
通信規格 | バンド 周波数帯 |
周波数 | 備考 |
---|---|---|---|
au 5G | n77 | 4.0~4.1GHz | 主要5G |
n78(n77) | 3.7~3.8GHz | 主要5G | |
n257 | 27.8~28.2GHz | 超高速5G | |
au 4G LTE | Band1 | 2.1GHz | 主要バンド |
Band3 | 1.7GHz | ||
Band11 | 1.5GHz | ||
Band18 | 800MHz | プラチナバンド | |
Band26(18) | 800MHz | プラチナバンドを内包 | |
Band28 | 700MHz | ||
WiMAX2+ | Band41 | 2.5GHz | WiMAX2+ |
Band42 | 3.5GHz | CA(キャリアアグリケーション) |
ギガ放題プラス(WiMAX +5G)標準のスタンダードモード
新しいWiMAX通信サービス「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」の初期値(標準)の通信モードは「スタンダードモード」です。
「スタンダードモード」通信では、au(KDDI)およびUQコミュニケーションズが運用する電波のうち、以下の電波(オレンジ色)を利用した通信を行うことができます。
通信規格 | バンド 周波数帯 |
周波数 | 備考 |
---|---|---|---|
au 5G | n77 | 4.0~4.1GHz | 主要5G |
n78(n77) | 3.7~3.8GHz | 主要5G | |
n257 | 27.8~28.2GHz | 超高速5G | |
au 4G LTE | Band1 | 2.1GHz | 主要バンド |
Band3 | 1.7GHz | ||
Band11 | 1.5GHz | ||
Band18 | 800MHz | プラチナバンド | |
Band26(18) | 800MHz | プラチナバンドを内包 | |
Band28 | 700MHz | ||
WiMAX2+ | Band41 | 2.5GHz | WiMAX2+ |
Band42 | 3.5GHz | CA(キャリアアグリケーション) |
この表からわかるように、WiMAX +5Gは標準通信モード「スタンダードモード」でも5G通信が使える、ということがわかります。
また、旧サービスWiMAX2+からの大きな進歩として、標準通信モード「スタンダードモード」でもauスマホの電波である「Band1/3」が使えるようになり、これによりWiMAX2+よりも繋がりやすいサービスとなっています。
- 5G通信が使える
- auスマホの電波(Band1/3)が使える
オプションで使えるプラスエリアモード
また、月額1,100円のオプション料金を支払うことで「プラスエリアモード」通信を利用することができます。
「プラスエリアモード」通信では、標準で使える「スタンダードモード」通信での電波(オレンジ色)の加えて、以下の電波(ブルー)も使えるようになります。
※プラスエリアモードではオレンジの電波とブルーの電波が使える
通信規格 | バンド 周波数帯 |
周波数 | 備考 |
---|---|---|---|
au 5G | n77 | 4.0~4.1GHz | 主要5G |
n78(n77) | 3.7~3.8GHz | 主要5G | |
n257 | 27.8~28.2GHz | 超高速5G | |
au 4G LTE | Band1 | 2.1GHz | 主要バンド |
Band3 | 1.7GHz | ||
Band11 | 1.5GHz | ||
Band18 | 800MHz | プラチナバンド | |
Band26(18) | 800MHz | プラチナバンドを内包 | |
Band28 | 700MHz | ||
WiMAX2+ | Band41 | 2.5GHz | WiMAX2+ |
Band42 | 3.5GHz | CA(キャリアアグリケーション) |
上の表からわかるように、オプション通信モード「プラスエリアモード」ではスタンダードモードに加えて(同時に)auプラチナバンド(Band18)が使える、という通信モードになります。
auプラチナバンド(Band18)はauが全国のエリア整備を行う上で主力となっている周波数帯なので、auで一番繋がりやすい電波と言えます。
そして、スタンダードモードの電波に加えてプラスエリアモードのプラチナバンドが加わることで「auスマホが繋がる場所ならWiMAX +5Gもつながる!」という通信モードが「プラスエリアモード」です。
- auプラチナバンド(Band18)が使える
- auスマホが繋がるならWiMAX +5Gもつながる!
2つの通信モードを使い分ける
2つの通信モード「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」の使い分けの前に、KDDI(au)の電波の使い方について説明します。
KDDI(au)では広範囲をカバーする電波として主にBand1で整備しており、このBand1はスタンダードモードで利用可能です。
そのうえで、建物の陰や地下街など電波の届きにくい場所をプラチナバンド(Band18)で整備しています。
このBand1およびBand18を中心にKDDI(au)は全国どこでも繋がりやすいネットワークを構築しています。
auスマホの電波も使えるスタンダードモード通信
新しいWiMAX通信サービス「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」は標準で(追加料金なしで)「つながりやすいauスマホの電波」である「au 4G LTE(Band1/3)」を使えるようになりました。
見晴らしの良い電波状態の良い場所ではデータ通信専用の「高速・大容量」のWiMAX(Band41/42)」を使いながらも、自宅の奥まった場所や地下街・ビルの中など電波が少し弱い場所でも「つながりやすいauスマホの電波(au 4G LTE)」が使えるようになったことで、今までの通信サービス(WiMAX2+)以上に「より速く・よりつながりやすい」ポケットWi-Fiになりました。
従来サービスの「WiMAX2+」であれば、このauスマホの電波を使うためには別途月額1,105円のオプション料金を支払う必要がありましたが、新サービス「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」では追加料金なしにauスマホの電波が使えるようになりました。
また、WiMAX +5Gのアピールポイントである「5G通信対応」もスタンダードモードでの利用が可能になっています。
地下街など繋がりにくい場所でも使い倒すならプラスエリアモード通信
新サービス「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」ではオプション料金月額1,100円を支払うことで「プラスエリアモード」を利用可能、そしてこの「プラスエリアモード」での通信ではauのプラチナバンド(Band18)が利用できるようになります。
WiMAX +5Gをモバイルルーターでご利用の場合、出先でWi-Fiを使いたいと思った時に電波の繋がりにくいビルの奥まったお店や地下街などで「auプラチナバンド」が利用できます。
WiMAX +5Gをモバイルルーターでご利用なら、どこへ出かけても安心してWi-Fiが使えるようになる通信モード、という使い方になります。
通常は「スタンダードモード」で十分!モバイルルーターで使うなら「プラスエリアモード」
つまり、新サービス「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」では標準(オプション料金なし)で「つながりやすいauスマホの電波(au 4G LTE)」が使えるようになったことで、現時点ではスタンダードモード通信のみで今まで以上に「速く・安く・つながりやすい」サービスになっています。
また、注目の高速・大容量通信「5G通信」もスタンダードモードでの利用が可能です。
WiMAX +5Gをホームルーターで(自宅で)使う場合にはスタンダードモードでの利用で十分でしょう。
WiMAX +5Gをモバイルルーターで使う場合には、通常はスタンダードモードで利用しながらも電波の弱い地下街などではアプリで「プラスエリアモード」に切り替えると良いでしょう。
- スタンダードモードで今まで以上に「速く・安く・つながりやすく」なった
- 5G通信もスタンダードモードで使える
- auプラチナバンドはプラスエリアモード(月額1,100円)で利用可能
- 地下街などではプラスエリアモードに切り替えて使おう!
スタンダードモードとプラスエリアモードのサービスエリア
このように、スタンダードモードによる通信とプラスエリアモードによる通信の違いは「通信で使える電波が違う」という点です。
オプション料金が必要となる「プラスエリアモード」通信は標準の「スタンダードモード」通信に加えて(さらに)使える電波が多くなり、その中にはau(KDDI)のプラチナバンドであるBand18も含まれています。
その結果、「プラスエリアモード」による通信は「スタンダードモード」による通信よりも、通信サービスが利用可能なエリアがより広くなります。
首都圏のサービスエリア
まず、首都圏での「スタンダードモード」エリアと「プラスエリア」エリアを見てみましょう。
- 上段:スタンダードモード(初期設定)
- 下段:プラスエリアモード(オプション)
首都圏においてはエリアの広さという点からはスタンダードモードもプラスエリアモードもほぼ同じとなります。
行動範囲が首都圏の場合には、スタンダードモード(標準料金内)での通信でほぼカバーできてしまうでしょう。
ただし、エリアの広さとは別に「障害物による電波の強さ」という点では、au(KDDI)のプラチナバンドが使える「プラスエリア」モードでの通信が有効になる場合もあります。
たとえば、スタンダードエリアのカバー範囲であっても地下街やビルの奥まった場所など、障害物が多い場合にはプラチナバンドであるBand18が使える「プラスエリア」モードが有効となる場合もあるでしょう。
関西圏のサービスエリア
関西圏における「スタンダードモード(初期設定)」と「プラスエリアモード(オプション)」のエリアを見てみましょう。
- 上段:スタンダードモード(初期設定)
- 下段:プラスエリアモード(オプション)
関西圏では都市部中心に広く「スタンダードモード(初期設定)」でのエリアが広がっており、市街地での利用については標準のスタンダードモードだけで十分な通信が利用できます。
しかし、山間部に近づくにつれ「プラスエリア」モードでのエリアが広がってきます。
北海道のサービスエリア
北海道における「スタンダードモード(初期設定)」と「プラスエリアモード(オプション)」のエリアを見てみましょう。
- 上段:スタンダードモード(初期設定)
- 下段:プラスエリアモード(オプション)
北海道の場合には、標準通信モードの「スタンダードモード」は札幌や帯広・釧路などの市内では十分に利用可能ですが、少し離れると(特に道東・道北)ではオプションの「プラスエリアモード」を利用しなければ通信エリアに入らないことがわかります。
サービスエリアの調べ方
WiMAX通信サービスを提供しているUQコミュニケーションズでは、WiMAXの各種通信モードごとに利用可能な通信エリアを「エリアマップ」として公開しています。
エリアマップでは、現在利用可能な4つの通信モードにわけて、それぞれのエリアを公開しているので、まずは自分が利用したい通信モードを選ぶ必要があり、以下のように4つの通信モードからエリアを選択します。
選択可能な4つの通信モードは以下のようになりますが、新通信サービス「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」では下2つの「【5Gルーター】」のどちらかを選びます。
通信モード | 説明 |
---|---|
【4Gルーター】ハイスピードモード(初期設定) | 従来サービス「WiMAX2+」の標準通信モード |
【4Gルーター】ハイスピードプラスエリアモード(オプション) | 従来サービス「WiMAX2+」のオプション通信モード(1,105円/月) |
【5Gルーター】スタンダードモード(初期設定) | 新サービス「WiMAX +5G」の標準通信モード |
【5Gルーター】プラスエリアモード(オプション) | 新サービス「WiMAX2 +5G」のオプション通信モード(1,100円/月) |
標準の通信モード「スタンダードモード」
WiMAX +5Gの標準の通信モード「スタンダードモード」についてまとめます。
auスマホの電波が使える!高速通信5Gも使える!
WiMAXサービスは歴史的にデータ通信に特化した高速通信「WiMAX(Band42/43)」をメインとして使います。
WiMAX +5GではこのWiMAX(Band42/43)に加えて「つながりやすいauスマホの電波(Band1/3)」も使えるようになりました。
KDDI(au)は全国のエリア整備において「広い範囲をBand1/3でカバーする」展開を行っていることから、地下街や部分的な建物の影などを除くとこのスタンダードモードで十分つながりやすいWi-Fiが利用できるようになりました。
そして、auの高速通信サービス「au 5G」通信もスタンダードモードでの利用が可能です。
※つまり、オプション通信「プラスエリア」で使える「auプラチナバンド(Band18)」以外はすべてスタンダードモードで使える、ということです。
スタンダードモードは速度制限なし
WiMAX +5Gの標準通信「スタンダードモード」での通信には速度制限がなく、「ギガ使い放題」「どれだけ使ても速度制限なし」でWi-Fiが使えます。
スタンダードモードで通信している場合には「一か月間のギガの上限」もなければ「3日間の短期使い過ぎ」に注意する必要もありません。
以前の速度制限ルールに注意!
ネット上には「WiMAXは3日で10GB以上使うと速度制限される!」という記事が溢れています。
この情報はウソではありませんが、現在は正しい情報ではありません。
2022年2月1日よりWiMAX +5Gは前述のように「3日間の短期使い過ぎ」を気にする必要なく使い放題となりましたが、それ以前(2022年1月)までは「3日で10GB以上または15GB以上で1Mbpsへ速度制限」という比較的厳しいルールがあり、厳格に運用されていました。
このルールにより「ずっと動画を垂れ流している」という使い方をするとあっという間に「3日で10GB」を超過してしまい、それ以降は動画がカクカクしてしまう現象が起こっていました。
旧ルールの速度制限イメージはこちらの図のようになります。
しかし、2022年2月1日以降はこの「3日間の短期使い過ぎによる速度制限」ルールは見直しされ、現在では3日間で15GB以上使っても問題なく高速通信が使い放題となっています。
オプションの高速通信モード「プラスエリアモード」
auプラチナバンド(Band18)が使える
WiMAX +5Gのオプション通信モードが「プラスエリアモード」通信です。
「プラスエリアモード」での通信は標準通信モード「スタンダードモード」に加えて「auプラチナバンド(Band18)」が使えるようになります。
auプラチナバンド(Band18)が使えることで、例えば地下街の奥深くの場所や地下鉄の中でもWiMAX +5GによるWi-Fiがつながりやすくなります。
使った月だけのオプション料金
オプション通信モード「プラスエリアモード」通信を使う場合は端末(WiMAX +5Gルーター)またはスマホアプリから通信モードを切り替えることで「プラスエリアモード」通信が利用できるようになります。
そして、多くのWiMAX +5Gプロバイダーでは「プラスエリアモード」通信を利用した月だけ「オプションエリアモード利用料」の名目で月額1,100円が課金されます。
※「オプションエリアモード」通信を利用しない月には課金されません。
この「オプションエリアモード利用料(1,100円/月)」はプロバイダーによって課金されるプロバイダーと課金されないプロバイダーがあるため、プロバイダー選びに注意が必要です。
3年契約プロバイダーでは「無料」
WiMAX +5Gは多くのプロバイダーが自社ブランドでサービス提供していますが、その契約形態はプロバイダーによって様々です。
最短で1年契約(自動更新なし)の契約から最長で3年契約までさまざまです。
そして、3年契約のプロバイダーの多くはオプションエリアモード利用料」を無料としている場合が多いです。
UQモバイルとセット利用で「無料」
また、KDDI(au)のスマホ(auブランド・UQモバイルブランド)をご利用であればセット割引「auスマートバリュー」「自宅セット割」へ加入することで、オプションモード利用料が無料となる特典があります。
ただし、この場合もプロバイダーによって「auスマートバリュー」「自宅セット割」へ加入可能かどうかは異なってくるため、プロバイダー選びには注意が必要です。
プラスエリアモードの速度制限ルール
プラスエリアモードでの通信は標準通信モード「スタンダードモード」で使える電波に加えてKDDI(au)最強のauプラチナバンド(Band18)が利用できます。
では「じゃぁ、ずっとプラスエリアモードでいいじゃないか!」という話となりますが、そう上手くはいきません。
「プラスエリアモード」での通信が月間で15GB以上利用した場合には、その月のプラスエリアモードによる通信は通信速度が128Kbpsに速度制限されてしまいます。
つまり「プラスエリアモード」は日常的に使う通信モードではなく、スタンダードモードでの通信でどうしてもWi-Fiがつながらない場合に利用する非常事態の通信モード、ということが言えます。
日常的には「スタンダードモード」を利用し、地下街の奥深くや地下鉄内などどうしてもスタンダードモードでWi-Fiが使えない場合に一時的に「プラスエリアモード」を利用する、という使い方になります。
注意!ホームルーターでは使うべきでない
このように、auプラチナバンド(Band18)が使える通信モード「プラスエリアモード」はスタンダードモード通信ほ補足する非常事態の通信モードです。
このため、WiMAX +5Gをホームルーターでご自宅利用として検討している方においては「プラスエリアモード」の利用を検討するのは意味がありません。
WiMAX +5Gのホームルーターの魅力は「工事不要ですぐにWi-Fiが使える」という点に加えて「どれだけ使っても速度制限なし」の使い放題が最大の魅力です。
自宅利用前提でプラスエリアモード利用すると、月間での通信料が15GB/月で速度制限されてしまうことになります。
よって、ホームルーターでのご利用の方は、「プラスエリアモードならエリア内だ!」という判断で契約することはおすすめしません。
超高速ポケットWi-Fi「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」の契約方法
ギガ放題プラス(WiMAX +5G)対応プロバイダーを選ぶ
WiMAXという通信サービスはUQコミュニケーションズが運営し、多くのプロバイダー(代理店)が自社ブランドでサービスを提供しています。
どのプロバイダーで「ギガ放題プラス(WiMAX +5G)」を契約しても、エリアや速度などは全く同じサービスです。
違いはプロバイダーごとに設定される料金体系やおトクなキャンペーンなどです。
よって、一番おトクに使えるプロバイダーを選ぶことが大切です。
最安のWiMAX +5G「GMOとくとくBB WiMAX +5G」
WiMAX +5Gを一番安く使えるのが「GMOとくとくBB」です。
3年間の利用を前提として以下の特典が提供されます。
- ずっと続く月額割引(4年以降も月額料金最安)
- WiMAX +5Gルーターが無料
- 「プラスエリアモード利用料(1,100円/月)」が無料
- 高額キャッシュバック
これらの特典により、GMOとくとくBB WiMAX +5Gの3年間のすべての費用と特典は以下のようになります。
費用項目 | 金額 | |
---|---|---|
ギガ放題プラス | ||
初期費用 | 機種代金 | 無料 |
機種送料 | 無料 | |
事務手数料 | 3,300円 | |
月額費用 | 0か月目(利用開始月) | 最大2,079円/月(日割り計算) |
1~2か月目 | 2,079円/月 | |
3~36か月目 | 4,389円/月 | |
37か月目以降 | 4,444円/月 | |
3年総額 | 費用総額 | 158,763円 |
キャッシュバック | 14,000円 | |
実質総額 | 123,660円 | |
平均月額 | 3,342円/月 |
3年使って平均の月額料金が3,342円/月というのは、WiMAX +5Gでダントツの最安値となります。
GMOとくとくBB WiMAX +5Gのキャンペーンの詳しい情報は以下の記事を参考にしてみてください。
短期契約なら「BIGLOBE WiMAX +5G」
GMOとくとくBBは「端末無料」「高額キャッシュバック」「プラスエリア利用料無料」の特典によりもっとも安くWiMAX +5Gが使えるプロバイダーです。
ただし、契約期間は3年。
この「3年契約」がちょっと心配の方にはBIGLOBE WiMAX +5Gがおすすめです。
BIGLOBE WiMAX +5Gなら契約期間は「最低利用期間1年」なので縛り1年に加えて2年目以降は契約縛りがありません。
また、1年以内に解約する場合であっても解約時の違約金はたったの1,100円と比較的定額で解約しやすい料金体系になっています。
BIGLBOBE WiMAX +5Gのすべての料金体系は以下のようになります。
費用・契約項目 | ギガ放題プラス(1年) | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 21,912円 ※24回分割払い |
|
端末送料 | 無料 | |
月額料金 | 0か月目 ※利用開始月 |
0円/月 ※無料 |
1~24か月目 | 4,191円/月 ※別途端末代金913円/月 ※合計5,104円/月 |
|
25か月目 | 4,928円/月 | |
オプション | プラスエリア 利用オプション |
1,100円/月 ※使った月だけ |
特典 | キャッシュバック | 15,000円 ※端末セット契約のみ ※「SIMのみ契約」対象外 |
月額料金割引 | 毎月550円の割引
※利用開始から24か月間 |
|
契約形態 | 契約期間 | 最低利用期間1年 ※自動更新なし |
契約解除料 | 1,100円 ※1年以内の解約の場合 |
GMOとくとくBBのような3年契約の場合は端末代金無料のプロバイダーが多いですが、1年契約のBIGLOBE WiMAX +5Gでは端末代金として別途21,912円が必要です。
ただし、キャンペーンの「15,000円キャッシュバック」により端末代金の補填が可能となります。
また、BIGLOBE WiMAX +5Gの特徴として端末購入を伴わない「SIMのみ(通信サービスのみ)」契約が可能、というのがあります。
もしすでにWiMAX +5Gをご利用したことがあり手元に5Gルーターをお持ちであれば、端末不要で通信サービスのみ(SIMのみ)の加入ができる点も魅力です。
最安のGMOとくとくBBか短期契約のBIGLOBEか!
おすすめのWiMAXプロバイダーはGMOとくとくBBまたはBIGLOBEです。
トコトン安くWiMAX +5Gを使いたい方へはGMOとくとくBBをおすすめ、長期契約がイヤな方へはBIGLOBE WiMAX +5Gをおすすめします。
GMOとくとくBB WiMAX +5G |
BIGLOBE WiMAX +5G |
|
---|---|---|
初期費用 | 端末代金無料 | 端末代金別途有料 21,912円 |
月額費用 | 平均月額3,342円/月 | 平均月額4,811円/月 |
プラスエリア 利用料 |
無料 | 使った月だけ1,100円/月 |
契約期間 | 3年契約 自動更新あり |
最低利用期間1年 ※2年目以降の縛りなし |
キャンペーン 特典 |
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GMOとくとくBBは初期費用・端末代金などすべてコミコミで3年間の総額から平均した月額料金がたったの3,342円/月という安さ、一番安くWiMAX +5Gが使えるプランです。
一方のBIGLOBEは端末代金が必要であることから平均月額は4,811円/月とやや高くなりますが、「最低利用期間1年」「1年以内の解約違約金たったの1,100円」という解約のしやすさが魅力です。