WiMAXを提供しているプロバイダーはたくさんあって、それぞれ独自の料金体系をとっています。
その中で注意すべきが「初月の月額料金」です。
「初月」つまり利用開始した月の月額料金がどうなるのか?ですね。
「初月は日割り計算」「初月は無料」「初月でも全額請求」など、初月の月額料金の扱いはプロバイダーによってさまざまです。
どうせ申し込むなら「初月無料」のプロバイダーで月の初めから使いたいですね。
逆に「初月でも全額請求」のプロバイダーを月末に申し込みたくはありません。
ここでは、「初月っていつのこと?」「初月の料金はどうなるの?」という疑問について、WiMAXプロバイダーを整理してみました。
- 課金はいつから始まる?(課金開始日)
- 初月(利用開始月)の料金は?(無料?日割り?)
WiMAXプロバイダーの「初月」の定義
通信サービスにおいて「初月」とは「契約が成立した」「課金が開始された」日を含む月を言います。
しかしプロバイダーによってその「初月」の定義はさまざまです。
まずは「初月」って何?を整理していきます。
「初月」とは「契約が成立した日を含む月」
「初月」とは「契約が成立した日を含む月」のことで、これはどのプロバイダーでも同じ解釈です。
なので、確認すべきは「契約が成立した日っていつのこと?」ということになります。
WiMAXサービスを提供するプロバイダーにおいては「初月」の定義にはいくつかのパターンがあります。
- プロバイダーが端末(WiMAXルーター)を発送した日
- 契約者が端末(WiMAXルーター)を受け取った日
- 上記2点以外で決まるプロバイダーもある
端末(WiMAXルーターやSIM)発送日が契約成立日のプロバイダー
「初月の定義」の最初のパターンです。
「契約成立日とは端末発送日である」と定義するプロバイダーが一番多いようです。
WiMAXプロバイダーは契約申し込みによる本人確認や支払い方法確認(クレジットカードの有効性など)を確認後にWiMAXルーターや通信用SIMを利用者へ発送します。
この「端末やSIMカードの発送日をもって契約成立日とする」というプロバイダーが一番多いです。
- カシモWiMAX
- GMOとくとくBB WiMAX
- Broad WiMAX
- など
現在、多くのWiMAXプロバイダーでは利用者の申込当日または翌日には端末発送という速さで端末・SIMカードを発送しています。
つまり、この場合は申込当日または翌日が契約成立日となる、ということになります。
仮に急用などで長期不在となり端末が受け取れなかったとしても契約は成立しています。
- 端末を受け取れなくても契約は自動的に成立
端末(WiMAXルーターやSIM)を利用者が受け取った日
二番目に多いのが「利用者が端末を受け取った日を契約成立日とする」というプロバイダーです。
端末や通信用SIMカードは宅配便で送られてくるので、プロバイダー側からみると利用者がいつ端末や通信用SIMカードを受け取ったかがわかります。
この「利用者が端末やSIMカードを受け取った日が契約成立日」とするプロバイダーも多いです。
- BIGLOBE WiMAX
- So-net WiMAX
- など
この場合、利用者側で不在再配達を利用して「契約成立日」を数日程度調整することができます(おすすめはしません)。
また、長期不在などで端末を受け取れなかった場合は端末は返送(宅配業者からプロバイダーへ)となり、連絡がない場合には申し込みキャンセルとなります(契約不成立)。
- 長期不在等で端末を受け取れない場合は申し込みキャンセル(契約不成立)
「発送と受け取り」以外で決まるプロバイダー
また、上記の2点「端末を発送した日」と「利用者が受け取った日」の合わせ技で契約成立日を決めているプロバイダーもすこしあります。
WiMAXの本家「UQ WiMAX」の場合
WiMAXの本家「UQ WiMAX」では契約成立日の定義は以下のようになっています。
- 利用者が初めてWiMAXで通信した日
- または端末発送してから10日後
UQ WiMAXはおもしろいですね、さすがWiMAXの本家です。
基本は「初めてWiMAXで通信した日」なので契約成立日をコントロールすることができます。
ただし「端末発送から10日経つと契約成立」なので、コントロールの有効期限は端末発送から10日間が最長となり、端末発送から10日後には契約が成立します。
- 最長で端末発送から10日後には契約成立
DTI WiMAXの場合
DTI WiMAXも同じように合わせ技で契約成立日が決まります。
- 利用者が端末・SIMカードを受け取った日
- または端末発送してから8日後
DTI WiMAXもUQ WiMAXと同じように合わせ技で決めています。
基本は「利用者が端末・SIMカードを受け取った日」なので先述のプロバイダーと同じです。
しかし、長期不在などで端末・SIMカードを受け取れなかった場合でも「端末発送から8日後には契約成立」となるため、申し込み後は長期不在は避けなければなりません。
- 最長で端末発送から8日後には契約成立
WiMAXプロバイダー別「初月の定義」まとめ
以上をまとめるとプロバイダーごとに「初月(契約成立日を含む月)」の定義は以下のようになります。
プロバイダ | 初月・利用開始日の定義 |
---|---|
BIGLOBE WiMAX | 利用者が端末を受け取った日 |
So-net WiMAX | 利用者が端末を受け取った日 |
カシモWiMAX | MEモバイルが端末を発送した日 (通常、申込当日) |
GMOとくとくBB WiMAX | GMOとくとくBBが端末を発送した日 (通常、申込当日) |
UQ-WiMAX | 利用者が初めて通信をした日 またはUQが端末を発送して10日後、のどちらか早い方 |
DTI WiMAX | 利用者が端末を受け取った日 またはDTIが端末を発送して8日後、のどちらか早い方 |
Broad WiMAX | リンクライフ社が端末を発送した日 (通常、申込当日) |
初月の料金はどうなるの?
「初月」の定義がわかったところで、次は「では初月の月額料金はどうなるの?」を見てみましょう。
初月の月額料金
プロバイダーごとに定義の違う「初月」ですが、基本は契約成立日から課金が開始されます。
では、初月の請求はどうなるの?となるとこれもプロバイダーによってさまざまです。
- 日割り計算のプロバイダー
- 初月は無料のプロバイダー
- 初月といえども一か月分を請求のプロバイダー
「初月は日割り計算」のプロバイダー
「初月の月額料金は日割り計算」のプロバイダーが一番多いようです。
日割り計算の基準は先述の「契約成立日」が日割り計算の基準日となります。
- UQ-WiMAX
- DTI WiMAX
日割り計算のプロバイダーは基本的にいつ契約成立日が来ても損も得もしません。
「初月は無料」のプロバイダー
「初月は無料」のプロバイダーも結構あります。
「初月無料」のプロバイダーは以下の通りです。
- BIGLOBE WiMAX
- So-net WiMAX
「初月は無料」であれば、できるだけ月初(1日)から使ってまるまる一か月間を無料にしたいですよね。
なので各プロバイダーの「契約の成立日」を確認して、上手に「月初(1日)あたりに契約成立」がくるように申し込むと良いですね。
「初月でも月額料金定額請求」のプロバイダー
利用開始日にかかわらず、初月(利用開始月)は初月専用の月額料金を設定しているプロバイダーが増えてきています。
使い始めの日が月初・月末にかかわらず、一定額の初月月額料金を請求する、というプロバイダーです。
月初から利用・月の半ばから利用・月末から利用、のいずれの場合でも同額の「全額(一定額)請求」です。
- カシモWiMAX
- GMOとくとくBB WiMAX
- Broad WiMAX
「初月一定額」は「初月無料」ほどお得ではありませんが、一方で「初月は日割り計算」よりお得になる可能性が高いです。
上記のカシモWiMAXもGMOとくとくBBも初月専用の月額料金は通常月額料金の1/3以下に設定されているため、「毎月の20日以前から使い始めると日割り計算よりお得」となります。
カシモWiMAXは「初月は一律1,408円(税込み)」
カシモWiMAX +5Gでは初月の月額料金は「月額1,408円(税込)」と通常の月額料金より非常に安く(1/3程度)設定されています。
利用開始日によらず全額請求(一定額請求)ではありますが、通常月の1/3程度なので実質的には「20日前から利用開始すればお得」になる価格設定です。
GMOとくとくBB WiMAXは「初月は一律1,089円(税込み)」
GMOとくとくBB WiMAXも同様で、「初月専用の月額料金」を1,089円(税込み)と設定しており、利用開始日が月初・月末に関係なく「初月は一律1,089円(税込み)」となります。
初月1,089円であれば、これも通常月額料金の1/3以下なので、「20日以前に使い始めれば断然お得な初月月額料金」となります。
Broad WiMAXは「初月は一律1,397円」
Broad WiMAXも新料金プランにより「初月は一律1,397円」となっています。
この初月料金も通常の月額料金に対して1/3程度の価格設定となっています。
つまりBroad WiMAXもカシモWiMAXやGMOとくとくBBと同様に「20日以前に使い始めると日割り計算よりお得」という初月の料金プランとなっています。
初月の定義と初月の料金扱いを整理
「初月っていつ?」と「初月の料金はどうなるの?」をプロバイダーごとに整理してみました。
プロバイダ | 初月料金 | 初月・利用開始日の定義 |
---|---|---|
BIGLOBE WiMAX | 無料 | 利用者が端末を受け取った日 |
So-net WiMAX | 無料 | 利用者が端末を受け取った日 |
カシモWiMAX | 定額 請求 |
MEモバイルが端末を発送した日 (通常、申込当日) |
GMOとくとくBB WiMAX | 定額 請求 |
GMOとくとくBBが端末を発送した日 |
UQ-WiMAX | 日割り計算 | 利用者が初めて通信をした日 またはUQが端末を発送して10日後、のどちらか早い方 |
DTI WiMAX | 日割り計算 | 利用者が端末を受け取った日 またはDTIが端末を発送して8日後、のどちらか早い方 |
Broad WiMAX | 定額 請求 |
リンクライフ社が端末を発送した日 |
初月(課金開始月)の定義
上記のように「初月(=課金の開始月)」は以下の3つのパターンに分かれます。
- プロバイダーは機器(ルーター/SIMカード)を発送した日
- 利用者(契約者)が機器(ルーター/SIMカード)を受け取った日
- 利用者(契約者)が初めて通信サービスを利用した日
最近では各プロバイダーは契約の申込みから機器の発送までが非常に早く、申し込み当日または翌日(翌営業日)には機器発送となるため「発送した日」基準のプロバイダーでは申込日が課金開始月となる場合が多いので注意してください。
初月(課金開始月)の月額料金
かつてのWiMAXプロバイダーでは多くが「初月(課金開始月)は無料」が主流だったのですが、現在では初月でも一定の月額料金を一律課金するプロバイダーが増えてきています。
そのかわりにその後の月額料金を少し安く設定しています。
このような「初月の料金は一律」のプロバイダーでは前述のように初月の月額料金は「通常月額料金の1/3程度」に設定されているため、月の前半から使い始めると日割り計算よりもお得になります。
いつ契約(申し込む)のがお得なのか
「初月」の定義と初月の料金の扱いについて、プロバイダー別にまとめました。
では、WiMAXはいつ申し込むのがお得なのでしょうか?「月末」?「月初」?
「初月無料」のプロバイダー
「初月無料」と聞くと、「では月初めに利用開始すればお得だね」となりますね。
つまり、最大限にお得にしようと思ったら、月末ぎりぎりまたは月初めに申し込んで、月が明けたらすぐに利用開始する、ということになります。
初月無料のプロバイダーは以下の2つです。
- BIGLOBE WiMAX
- So-net WiMAX
「月末申し込み⇒月初受け取り」が最大にお得
BIGLOBE WiMAXもSo-net WiMAXも「初月無料」であり、また「利用者が端末・SIMカードを受け取った日が課金開始日」です。
つまり「月初(月の初め)に端末・SIMカードを受け取る」ことで、最大限にお得に使える、ということです。
BIGLOBE WiMAXもSo-net WiMAXも基本はウェブからの申し込みの翌日・翌々日に端末・SIMカードを発送するので「月末に申し込み⇒月初に受け取り」という申し込みスケジュールが最大のお得になります。
「初月日割」のプロバイダー
初月の料金が日割り計算される場合、特にいつ利用開始してもお得度は変わらない、と言えます。使った分(日にち分)が日割りとして請求されるからです。
初月日割り計算のプロバイダーは以下の通りです。
- UQ-WiMAX WiMAX
- DTI WiMAX
ただし、ちょっと注意が必要です。
UQ-WiMAXは10日以内に受け取る
UQ-WiMAXの利用開始日の定義は「初めて通信が行われた日、またはUQが機器を発送して10日目のどちらか早い方」となっています。
申し込んでみたものの、出張や旅行などで10日間の受取や利用開始ができなかった場合は、機器発送から10日経過すると、利用しなくても課金開始される点には注意です。
DTI WiMAXも8日以内に受け取る
同様に、DTI WiMAXも初月の定義は「利用者が機器を受け取った日、またはDTIが機器を発送して8日目のどちらか早い方」となっています。
申込から8日程度には受け取って利用開始できる日程で申し込みましょう。
WiMAX月額基本料が日割りでもオプション料金に注意
WiMAXの基本料金が日割であっても、プロバイダーによってはオプションが「加入から2か月間無料」などの特典がある場合があります。
たとえば、GMOとくとくBBでは公衆無線LANの「Wi2 300」が初月および翌月が無料となっています。
これらオプションまで考えると、「初月日割」のプロバイダーであってもオプションを活用するなら、やはり月初めからの利用がお得だと言えます。
「初月定額(一律請求)」のプロバイダー
利用開始の日にかかわらず、初月(利用開始月)の月額料金を一定額に定めているプロバイダーが増えてきています。
使い始めた日にかかわらず利用開始月は定額請求となります。
初月定額(一律請求)のプロバイダーは以下の通りです。
- カシモWiMAX
- GMOとくとくBB WiMAX
- Broad WiMAX
使い始めた日にかかわらず定額の請求となりますが、どのプロバイダーも「初月専用の割引料金」として初月料金を設定しています。
大体、通常の月額料金の1/3程度の初月料金として設定されているため、「20日以前から使い始めると日割り計算よりお得」となります。
また、月末ぎりぎりに課金開始となると、ほとんど使わなくても一定額が定額請求される、という注意点があることから、これらのプロバイダーはできるだけ月末近くでの申し込みは避けるべきでしょう。
プロバイダー別のお得な申し込みタイミング
ここまでプロバイダー別に「初月っていつ?」「初月の月額料金はいくら?」をまとめてきました。
ここからはプロバイダー別に「お得な申し込みのタイミング」を説明していきます。
GMOとくとくBB WiMAXのおすすめ申込タイミング
GMOとくとくBBは他社プロバイダーを圧倒する高額キャッシュバックにより、「1年使ってキャッシュバックをもらえば一番安いWiMAX」として人気があります。
GMOとくとくBBの「初月の定義」および「初月の月額料金」は以下のようになっています。
初月(課金開始日)の定義 | GMOとくとくBBが機器を発送した日 ※申込当日または翌日に発送 |
---|---|
初月の利用料金 | 初月一律請求(1,089円) |
GMOとくとくBBでは初月の月額料金が一律1,089円となっているため、利用開始月の20日より前に使い始めると「初月日割り計算」よりも安くなります。
そして「初月=課金の開始」は基本的に「申し込み当日、または翌日(機器発送日)」となります。
このため、GMOとくとくBBは「月初日(1日)に申し込み(課金開始)」「翌日または翌々日に機器受取、利用開始」という申し込み方が最大にお得になる仕組みです。
要するに「20日以降の申し込みは避けましょう」ということです。
なお、GMOとくとくBBでは申し込みの曜日・時間により機器の発送日が以下のように決まっています。
- 平日15:30までの申し込みは当日発送
- 土・日・祝日14:00までの申し込みは当日発送
この申し込みの曜日・時間によって機器発送日(課金開始日)が1日ずれてくるので、うまく使ってみてください。
20日以前に使い始めるとお得
GMOとくとくBB WiMAXの初月月額料金は通常料金の1/3以下の「初月1,089円」です。
なので「月初めから使うと最大にお得」「20日前に使い始めると日割り計算よりお得」という計算になります。
よって、「GMOとくとくBBのお得な申し込みタイミング」としては以下のようになります。
- 月末日の夜~月初(1日)の夕方に申し込む(翌日1日に課金開始)と最大限にお得
- 月の半ば(15日あたり)までに申し込むと日割り計算より得
- 月の後半(20日以降)の申し込みは避けたい(日割り計算より損する)
別途必須オプションの無料期間にも注意
通信サービスに対する月額料金のみを考えると上記のような申し込みタイミングとなりますが、GMOとくとくBBの場合には「申し込み時必須オプションの無料期間」も考慮する必要があります。
GMOとくとくBBは申込時に「安心サポート(端末保証サービス)(月額330円)」と「公衆無線LAN(月額398円)」が必須のオプションとなっています。
これらの申し込み時必須オプションはいつでも会員サイト「BBNavi」からオプション解約できるので、不要であれば解約する必要があります。
一方で両オプションとも「最大2か月(利用開始月とその翌月)はオプション料金無料」という特典がついていることから、特に「公衆無線LANを最大限に使ってみたい」という場合にはやはり月初からの利用が(オプション的には)お得となります。
つまり「月額料金だけなら20日までに使い始めると日割り計算よりお得」なのですが、必須オプションの無料期間を考えると「できるだけ月初から使い始めるのがお得(無料期間が長くなる)」という点も注意してください。
WiMAX最安のキャンペーン
このように、GMOとくとくBBは「20日以前に使い始めると日割り計算よりお得」という初月の料金体系になっています。
また、オプションの「公衆無線LANを無料期間中に使い倒したい」という場合には「できるだけ月初から使い始めるとお得」となります。
GMOとくとくBBは他社にはまねできない高額なキャッシュバックが魅力で、キャッシュバックを受け取れる1年間を使えば最安のWiMAX +5Gとなります。
GMOとくとくBBのキャンペーン詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
BIGLOBE WiMAXのおすすめ申込タイミング
BIGLOBE WiMAXは高額な月額料金割引キャンペーンにより「2年間最安で使えるWiMAX」として人気があります。
BIGLOBE WiMAXの「初月の定義」および「初月の月額料金」は以下のようになっています。
初月(課金開始日)の定義 | 利用者が機器を受け取った日 |
---|---|
初月の利用料金 | 特典により無料 |
BIGLOBE WiMAXは「初月は利用者が端末・SIMカードを受け取った日」であり、また「初月の月額料金は無料」という条件の良いプロバイダーです。
いつ課金が開始されても(いつ端末を受け取っても)その月の月額料金は無料なので「あまり考えなくてもよい」とも言えるし「月初から使うと最大限にお得」とも言えます。
月末申し込みが最大限にお得
BIGLOBE WiMAXは基本的にウェブ申し込みの翌日には機器発送となり、その翌日(本州内)または翌々日(本州以外)には自宅に届けられます(課金開始)。
このため、月末にウェブ申し込みを行い翌月月初に機器を受け取ることで最大限に無料期間を利用することができます。
月額料金大幅割引キャンペーン
BIGLOBE WiMAXは「初月月額料金は無料」に加えて「2年間の月額料金大幅割引(3,777円/月)」というWiMAX最安の月額料金割引キャンペーンを実施しています。
BIGLOBE WiMAXは契約縛りもないので(違約金なし)2年利用を前提に使ってみるとよいでしょう。
BIGLOBE WiMAXが実施中のキャンペーン詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
カシモWiMAXのおすすめ申込タイミング
カシモWiMAXは毎月の端末料金を補填してくれることで「長く使えば端末代金無料」という料金プランが人気です。
カシモWiMAXの初月の定義、および初月の月額料金は以下のようになっています。
初月(課金開始日)の定義 | カシモが機器を発送した日 |
---|---|
初月の利用料金 | 1か月分全額(日割りではありません) ※ただし初月1,408円と通常料金の1/3程度 |
カシモWiMAXの「新料金プラン」では「初月は全額(一か月分全額)」となります。月末からの利用開始であっても全額です。この点に注意してください。
この場合の初月(課金開始)は「カシモが機器を発送した日」となり、カシモは基本的に即日発送(申し込んだ日に発送)です。
カシモWiMAX +5Gの初月料金は「全額請求」ですが、初月の月額料金は通常の月額料金の1/3程度である「月額1,408円(税込)」と安く設定されています。
日割り計算で考えると「20日より前に利用開始するとお得」「20日過ぎの月末に利用開始すると損」という価格設定です。
- カシモWiMAXの課金開始は「端末発送日つまり申込日」
- 初月の料金は全額請求
- よって、できるだけ月初に申し込むのがオトク
UQ-WiMAXのおすすめ申込タイミング
UQ WiMAXはWiMAXを運営するKDDIグループ「UQコミュニケーションズ」が直接提供しているWiMAXの本家です。
KDDIグループならではのサポートやオプションサービスの充実が特徴であり、あまり通信サービスに詳しくない人へおすすめのWiMAXです。
UQ WiMAXの初月の定義、および初月の月額料金は以下のようになっています。
初月(課金開始日)の定義 |
上記のどちらか早いほう |
---|---|
初月の利用料金 | 課金日基準の日割り計算 |
UQ-WiMAXの課金開始日は他社とは少し違います。
「利用者が初めて通信した日」とは機器やSIMを受け取って初めてWiMAX2+通信を行った日です。「機器/SIMを受け取った日」ではありません。
基本的にはこの「初めて通信した日」が課金開始日となりますが、「UQが機器を発送して10日後」のどちらか早いほうが課金開始日となります。
つまり、「申し込んだけど出張などで受け取れなかった」という状況でも、UQの機器発送から10日後には自動的に課金が開始されます。
なお、初月の利用料金は「課金開始日基準の日割り計算」なので、あまりタイミングを考える必要はないでしょう。
- UQ WiMAXの課金開始は「初めて通信した日または端末発送日から10日後」
- 初月の料金は日割り計算
- 日割り計算なのであまり申込日を気にする必要はない
- 申し込みから受け取りまで3日程度かかるので月末申し込みは避ける
DTI WiMAXのおすすめ申込タイミング
初月(課金開始日)の定義 |
上記のどちらか早いほう |
---|---|
初月の利用料金 | 課金日基準の日割り計算 |
DTI WiMAXはUQ-WiMAXと少し似ています。
初月の利用料金は「課金開始日基準の日割り計算」であり、課金開始日は「利用者が機器を受け取った日」または「DTIが機器を発送して8日後」のどちらか早いほうです。
UQと違うのは「初めて通信した日」ではなく「機器を受け取った日」であることです。
DTI WiMAXでは初月の料金は日割り計算なので、あまり申し込みタイミングを気にする必要はありません。
- DTI WiMAXの課金開始は「端末を受け取った日または端末発送日から8日後」
- 初月の料金は日割り計算
- 日割り計算なのであまり申込日を気にする必要はない
- 申し込みから受け取りまで3日程度かかるので月末申し込みは避ける
Broad WiMAX
初月(課金開始日)の定義 | LinkLifeが機器を発送した日 |
---|---|
初月の利用料金 | 一定額請求(1,397円) |
Broad WiMAXでは初月の料金は利用開始日にかかわらず定額の1,397円となります。
課金の開始日は「機器を発送した日」であり、Broad WiMAXでは基本的に申込当日または翌日には発送(課金開始)されます。
たとえば、月末近くにウェブ申し込みを行い、月末ギリギリに機器・SIMカードを受け取る(課金開始)と、ほとんど使ってないのに定額1,397円が請求される、ということになります。
このため、Broad WiMAXの申し込みは「20日以前には使い始める」「月末ギリギリの申し込みは避ける」という点が注意点となります。
- Broad WiMAXの課金開始は「端末発送日つまり申し込み当日」
- 初月の料金は一定額1,397円
- 20日までに使い始めるのがお得
- 月末ギリギリの申し込みは避ける、月初申し込みが良い
実は重要なのは「実質月額」で選ぶこと
以上、ここまでWiMAXのプロバイダー別に「課金開始日っていつ?」「初月(課金改質器)の月額料金はどうなる?」をまとめ、その結果としてプロバイダー別にベストな申し込みタイミングを整理してきました。
プロバイダーによって初月の利用を最大限にお得にするために必要な情報と言えます。
ただし、多くの場合通信サービスは2年~3年程度は継続利用するのが一般的であり、初月の料金だけでなく利用期間(2年~3年間)の全体の費用を考えてプロバイダーを選ぶべきでしょう。
WiMAXの契約形態
WiMAX通信サービスを提供するプロバイダーはたくさんありますが、どれも同じ通信サービスです。
違いは各種オプションや料金体系だけです。
料金体系については本記事で「初月の月額料金はどうなる?」についてまとめてきました。
一方で初月の月額料金だけでなく、通信サービスの一般的な利用期間として2年~3年間の費用も考慮する必要があります。
また、現在では多くのプロバイダーが「契約縛り」を撤廃してきており、この「縛りのないプロバイダーはどこ?」というのも大きな検討事項の一つとなります。
安いプロバイダーは「平均月額」で選ぼう
このように、同じ通信サービスかつ同じ契約形態であれば、契約期間全体で一番安く使えるWiMAXプロバイダーを選ぶべきです。
「初月無料」などだけで決めずに「2年間/3年間でどこが一番安いのか?」で選ぶべきでしょう。
この「一番安いプロバイダー」を選ぶ基準として「2年総額」「3年総額」または「平均月額」でプロバイダーを比較してみると良いです。
- 3年総額 = 3年間の総支払額(初期費用・月額料金・端末代金等) – キャンペーン特典など
- 平均月額 = 3年総額 ÷ 36か月(契約期間)
平均月額(37か月間)ランキング
WiMAX +5Gサービスを提供するプロバイダーの3年間利用の平均月額を安い順に並べると以下のようになります。
※すべて3年間利用(37か月間)を想定
※すべて5G SA端末代金含む
プロバイダー | キャンペーン | 契約期間 実質総額 |
平均月額 |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB | キャッシュバック | 契約縛りなし | 4,168円 |
28,000円 | 182,204円 | ||
BIGLOBE | キャッシュバック | 契約縛りなし | 4,884円 |
月額3,778円~ | 180,708円 | ||
Broad-WiMAX | 月額割引 | 3年契約 | 4,943円 |
月額1,397円~ | 182,897円 | ||
カシモWiMAX | 月額割引 | 契約縛りなし | 5,138円 |
月額1,408円~ | 190,108円 | ||
UQ-WiMAX | キャッシュバック | 契約縛りなし | 5,530円 |
3,300円 | 204,622円 |
つまり、「初月無料」というだけでなく3年間の全体での支払額(3年総額)、およびそれを契約期間(37か月)で割った平均月額が安いプロバイダーがおトクなWiMAXプロバイダーと言えます。
この「平均月額ランキング」の詳しい計算根拠は以下の記事を参考にしてみてください。
一番安いWiMAXは?
平均月額ランキングからわかるように、一番安いWiMAXプロバイダーはGMOとくとくBBになります。
GMOとくとくBBは他社にまねできない「28,000円キャッシュバック」キャンペーンを実施しており、このキャッシュバックを受け取ることでダントツで最安のWiMAX +5Gプロバイダーとなります。
また、契約時に他社の通信サービス(光回線なども含む)からの乗り換えであればキャッシュバックが28,000円から増額されて「最大40,000円キャッシュバック」となるため、現在他社の通信サービスをご利用の方はさらに安くWiMAX +5Gが利用できる仕組みになっています。
GMOとくとくBBの安さの秘密
GMOとくとくBBのWiMAX +5Gサービスを利用する場合のすべての費用は以下のようになります。
費用項目 | 金額 | |
---|---|---|
ギガ放題プラスS | ||
初期費用 | 機種代金 | 27,720円 ※36回分割払い:770円×36回 |
機種送料 | 無料 | |
事務手数料 | 3,300円 | |
月額費用 | 0か月目(利用開始月) | 1,089円 |
1~12か月目 | 3,784円/月 | |
13~36か月目 | 4,334円/月 | |
37か月目以降 | 5,104円/月 | |
3年総額 | 費用総額 | 182,204円 |
キャッシュバック | 28,000円 | |
実質総額 | 154,204円 | |
平均月額 | 4,168円/月 |
上記の料金表からわかるように、GMOとくとくBBの安さの秘密は以下の点となります。
- 1年間の月額料金が圧倒的に安い(4,168円/月・税込み)
- さらに28,000円キャッシュバック
- 他社通信サービスからの乗り換えなら最大40,000円キャッシュバック
これらの料金体系からGMOとくとくBB WiMAX +5Gを3年間使った場合の総額はすべてコミコミで総額182,204円となり、これは月額に換算すると平均月額4,168円/月という圧倒的な安さになっています。
とことん安く使いたいならキャッシュバックキャンペーン
キャッシュバックキャンペーンは28,000円ものキャッシュバックがもらえることで、実質的に3年総額・平均月額が最安となるキャンペーンです。
さらに他社通信サービスからの乗り換えならキャッシュバック増額されて「最大40,000円キャッシュバック」となります。
とことん安いWiMAXを選びたいなら一番安いキャッシュバックキャンペーンがおすすめです。
キャッシュバックを確実にもらうための注意点は以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
WiMAXプロバイダー選びのコツは「一番安いプロバイダー」
このように、WiMAXは多くのプロバイダーが同じ通信サービスを提供していますが、料金体系やキャンペーンが違います。
その中で、契約月や解約月の料金体系は気になるところですが、実は一番大事なのは「3年間で一番安いWiMAXプロバイダーを選ぶ」ということです。
WiMAXは「3年契約自動更新」での契約が基本なので、一番大事なのは3年間の総額や36か月間(3年間)の平均月額です。
よって、「3年間で一番安いWiMAXプロバイダーを選ぶ」「そのプロバイダーの一番おトクな申し込みタイミング」という流れで申し込みタイミングを決めると良いでしょう。
- 3年間で一番安いプロバイダーを選ぶことが大事!
- 一番安いプロバイダーで一番おトクな申し込みタイミングで申し込もう!
一番安いWiMAXプロバイダー
「一番安いWiMAXプロバイダー」はGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBが提供するWiMAX +5Gサービスは「端末代金無料」「3年以上使ってもずっと定額の月額割引」というプランになっていて、それだけでWiMAX +5Gで最安のプランです。
それに加えて、現在GMOとくとくBBでは最高額13,000円のキャッシュバックがもらえる「キャッシュバックキャンペーン」を実施しています。
ただでさえWiMAX +5Gで最安のプランに加えて、13,000円キャッシュバックによりGMOとくとくBB WiMAX +5Gは圧倒的に安く使えるWiMAX +5Gになっています。
- 3年間で一番安いのはGMOとくとくBB
- ずっと(3年目以降も)定額の月額割引
- 5G対応の端末代金無料
- さらに今なら13,000円キャッシュバック
一番お得な(損しない)申し込みタイミング
また、GMOとくとくBBは「端末発送日から日割り計算で課金」「基本は申し込み当日の端末発送」なので、月末日での申し込みは避けるのがポイントです。
月末日に申し込むと最短でその日から課金が始まりますが、端末が手元に届いた日(最短で翌日)はすでに月が替わっています。
つまり、無駄に1日分の日割り料金を支払うことになる、ということです。
GMOとくとくBBを申し込む場合には、月末日での申し込みは避けましょう。
- GMOとくとくBBの初月料金は端末発送日基準の日割り計算
- 最短で申し込み当日から課金
- よって、月末日での申し込みはちょっとだけ損!
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