ポケットWi-Fi最速のホームルーターとして人気のHUAWEI製「WiMAX Speed Wi-Fi HOME L01s」の後継機種となる、「Speed Wi-Fi HOME L02」が発売されました。
発売元はKDDI(au)およびグループ会社のUQコミュニケーションズです。
外部サイト1Gbps対応ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」の発売 | UQコミュニケーションズ
この記事では、「Speed Wi-Fi HOME L02」の特徴をご紹介します。
Speed Wi-Fi HOME L02の特徴
2019年1月25日に発売されたホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」の特徴は以下の通りです。
Speed Wi-Fi HOME L02 NEW
- 4×4MIMO/256QAM/5CCAの最新技術により光回線を超える下り最大1Gbpsの超高速通信
- 上り通信速度も75Mbpsに向上
- ハイモードアンテナ搭載でWiMAX2+電波をしっかりキャッチ
- 4G LTE対応でハイスピードプラスエリアモード利用可
本来、モバイルサービスであるWiMAX2+サービスに「自宅で光回線の代わりに使う」というスタイルを定着させた名機「Speed Wi-Fi HOME L01/L01s」の後継機種となるのが、「Speed Wi-Fi HOME L02」です。
前機種「L01/L01s」は、「工事不要」「置くだけで使える」という手軽さから、自宅での利用回線として大ヒットしましたが、前機種の人気を受け継いで今年最も売れるホームルーターとなるでしょう。
ホームルーター最速の「下り最大1Gbps」
最大の特徴は光回線を超える「下り最大1Gbps」という高速通信です。
ただし、この「下り最大1Gbps」を出すにはいくつかの条件があり、通常利用での通信速度は「下り最大558Mbps」と考えておくべきです。
つまり、全国を広くカバーするWiMAX2+の通信エリアのほとんどで「下り最大558Mbps」の「ギガ放題プラン(使い放題)」での通信が可能です。
そして、以下の条件において「下り最大1Gbps」の通信ができる条件となります。
東京・埼玉の一部エリアより1Gbpsサービス開始
この「下り最大1Gbps」のサービスは、現在東京都・埼玉県の一部エリアよりサービス開始されています。
対応エリアは順次拡大、ということになりますが、「下り最大1Gbps」の条件として「対応エリアは東京・埼玉の一部エリアより順次拡大」となります。
HS+Aモード(4G LTE)での通信
また、「下り最大1Gbps」サービスのエリア内であっても、端末の通信モードが「ハイスピードプラスエリア(HS+A)モード」である必要がります。
通常の「使い放題」となる「ハイスピードモード」でのWiMAX2+通信に加えて、スマホでも利用されている「au 4G LTE」も使った通信が「ハイスピードプラスエリア(HS+A)モード」です。
この通信モードは通常の「ハイスピードモード」よりも「より広いエリア」「より速い通信速度」が可能となりますが、その反面「ハイスピードプラスエリア(HS+A)モード」での通信が月間で7GBを超過すると月末まで通信速度が128Kbpsに制限されてしまうモードでもあります。
つまり、条件を満たしていても日常的に使える通信モードではありません。
つまり、日常的には「下り最大558Mbps」
このように「下り最大1Gbps」を実現する条件としては、現時点では限られたサービスエリア内において試験的に使う場合に期待できる速度となります。
そして、もっとも広いエリアでもっともバッテリーの消費とバランスが取れた日常的な使い方・設定においては、「下り最大558Mbps」というのが現実的な通信速度と言えます。
ただし、WiMAX2+の醍醐味である「使い放題」の通信において「くだり最大558Mbps」というのはやはり最速であり、「Speed Wi-Fi HOME L02」は最速のホームルーターと言えます。
360度全方位をカバーする4本の高感度アンテナ搭載
「Speed Wi-Fi HOME L02」のデザインは前機種「L01s」のデザインを踏襲した「円筒型デザイン」です。
この円筒型を利用して、4つのWi-Fi用アンテナを内蔵して360度ムラのないWi-Fi電波を飛ばすことができます。
置き場所やアンテナの向きを気にすることなく、最適なWi-Fi通信ができるアンテナを搭載しています。
TXビームフォーミング対応
そして、ビームフォーミングは端末(ルーター)とWi-Fi機器(スマホやパソコン・ゲーム機など)とのWi-Fi接続を高速化・安定化させる技術です。
通常のWi-Fiの電波はルーター(L02)から360度まんべんなく広がっていきますが、ビームフォーミング機能はルーター(L02)がWi-Fi機器の場所を特定して一直線に電波を出す技術です。
これにより、壁や障害物でのWi-Fi電波の反射によって電波が弱くなることがなく、つねに一直線の通信で高速化・安定化した通信が期待できます。
これらの技術は前機種「L01s」には搭載されていなかった新技術です。
Wi-Fiお引越し機能
「Wi-Fiお引越し機能」は、その名称の通り、旧Wi-Fi親機(ルーター)から新しいルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」へ設定を移す機能です。
お引越し(移行)できる情報は「SSID」と「暗号化キー」となり、スマホやパソコン・ゲーム端末などのWi-Fi機器から見た場合、今までの接続先の設定のままで新しい「L02」に接続できるようになります。
この機能、「お引越し」というくらであり、「SSID」と「暗号化キー」という接続情報をお引越しするため「旧ルーターは今後使わない」というのが前提となります。
ホームルーターの基本性能
前機種「Speed Wi-Fi HOME L01/L01s」は「下り最大440Mbps」という当時の最速ルーターであり、また安定性や高速性にも定評がありました。
昨年2018年に最も売れたホームルーターが前機種「Speed Wi-Fi HOME L01/L01s」です。
そして今回発売された「Speed Wi-Fi HOME L02」は、ホームルーターの基本性能は前機種「L01/L01s」を引き継いでおり、さらにWiMAX2+通信(ハイスピードモード)での通信速度が「下り最大440Mbps」から「下り最大558Mbps」へと速度アップしています。
先に説明したように、スペック的な下り最大1Gbpsは日常的に使えることはありませんが、それを除いてもホームルーターの中では高速でかつトラブルの少ない安定性が期待できるルーターです。
おそらく、「Speed Wi-Fi HOME L02」は今年2019年、最も売れるホームルーターとなるでしょう。
Speed Wi-Fi HOME L02のスペック
基本スペック
では、「Speed Wi-Fi HOME L02」のスペック表を見てみましょう。
商品名 | Speed Wi-Fi HOME L02 | ||
製造元 | HUAWEI TECHNOLOGIES CO., LTD. | ||
通信方式 | WiMAX 2+、au 4G LTE | ||
最大通信速度 | ハイスピードモード | 下り最大558Mbps/上り最大30Mbps | |
ハイスピードプラスエリアモード | WAN側:下り最大1,237Mbps(注8)/上り最大75Mbps(注9) LAN側:下り最大1,000Mbps(注1)/上り最大75Mbps(注9) ※WAN側は基地局から「Speed Wi-Fi HOME L02」までの通信速度 ※LAN側はLANケーブル接続時の通信速度 |
||
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)、11n/11g/11b(2.4GHz帯) | ||
カラ― | ホワイト | ||
寸法 | 約93(W)×178(H)×93(D)mm | ||
質量 | 約436g | ||
インターフェイス | Etherポート | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T ×2ポート | |
LED | アンテナランプ、Mode/Updateランプ、Statusランプ、Data Usageランプ | ||
ボタン | Updateボタン×1、 Modeボタン×1、WPSボタン×1、RESETボタン×1 | ||
対応OS(USB通信) | Windows® 7、Windows® 8.1、 Windows® 10 Mac OS X v10.9/v10.10/v10.11/v10.12/v10.13/v10.14 |
||
最大同時接続数 | Wi-Fi:40台 / LANポート:2台 (注10) | ||
同梱物 | ACアダプタ、Ethernetケーブル(試供品) |
L02スペック比較・レビュー
L02の主なスペックを前機種「L01s」および、昨年12月に発売されたライバル機種「WiMAX HOME 01」と比較してみます。
L02 | HOME01 | L01s | |
---|---|---|---|
メーカー | HUAWEI | NEC | HUAWEI |
本体サイズ | 約93×93×178mm | 約70×100×155mm | 約180×93×93mm |
本体重量 | 約436g | 約338g | 約450g |
最大速度(下り) | LTE通信時 ・1Gbps WiMAX2+通信時 ・558Mbps |
LTE通信時 ・440Mbps WiMAX2+通信時 ・440Mbps |
LTE通信時 ・440Mbps WiMAX2+通信時 ・440Mbps |
Wi-Fi接続数 | 40台 | 22台 | 42台 |
本体サイズ・重量
前機種「L01s」および前々機種「L01」の円筒型のスタイリッシュなデザインで人気となりました。
今回の「L02」は円筒型デザインを引き継ぎほぼ同じ大きさですが、角の丸みを帯びたデザインになっています。
大きさ・重さともに前機種「L01s」から大きく変わらず、一方でライバル「WiMAX HOME 01」の方がコンパクトなデザインとなっています。
- 「L01s」と「L02」はほぼ同じ大きさ
- 「L02」は角の丸みがあるデザインでよりスタイリッシュ
- コンパクトさで見ると「WiMAX HOME 01」の方がコンパクト設計
最大通信速度
L02の通信速度は「下り最大1Gbps」という圧倒的な高速性です。
しかし、この速度は前章で説明したとおりの条件下で期待できる速度であり、日常の利用において見るべき速度は「WiMAX2+通信時」の速度となります。
この「WiMAX2+通信時」の速度においても、L02は「下り最大558Mbps」と最速のルーターに仕上がっています。
この速度は「L01s」や「WiMAX HOME 01」の「下り最大440Mbps」と比べても高速化されています。
また、スペック上だけでなく「L01」「L01s」と以前からHUAWEI製のルーターは安定して高速通信できる実績があります。
- 「L02」の「下り最大1Gbps」は一部のエリアでのみ可能、実質的には「下り最大558Mbps」
- 558Mbpsでもホームルーター最速
- 「L01s」「WiMAX HOME 01」は下り最大440Mbps
ギガ対応有線LANポート
ホームルーターはすべてギガ(1Gbps)対応の有線LANポートを2口持っています。
有線接続のデバイスを最大2つまで接続することで、最大1Gbpsの通信をすることができます。
もちろん、ハブなどの分岐機器をつなげることで、さらに有線接続数を増やすことができます。
- 「L02」では最大40台ものWi-Fi機器を接続することができる
- さらに1Gbpsの有線LANポート2口搭載で、ホームネットワーク構築も可能
最新ホームルーター「L02」と「HOME01」実機レビュー
本体と付属品の比較
Speed Wi-Fi HOME L02
「Speed Wi-Fi HOME L01s」も新モデル「Speed Wi-Fi HOME L02」も白基調のスタイリッシュな円筒型のデザインで、「L02」の方が少し天・底の角の丸みがある感じです。
本体と付属品は以下のようになっており、ACアダプターやLANケーブルまでも「白」で統一されています。
WiMAX HOME 01
一方の「WiMAX HOME 01」も同じく丸みを帯びた白基調ですが、円筒型ではなくまた少し「L01s」よりもコンパクトです。
本体と付属品は以下のようになっており、本体は白基調ながらもACアダプターが家電っぽく「黒」になっているのが少し残念です。
また、「L02」には付属していたLANケーブルは「WiMAX HOME 01」には付属されません。
ホームルーターの外観の比較
最新型ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」「WiMAX HOME 01」に「L02」の前モデル「L01s」を加え、3台を並べてみました。
左から「Speed Wi-Fi HOME L01s(前機種)」「Speed Wi-Fi HOME L02(新機種)」「WiMAX HOME 01」です。
「L02」と「L01s」はほぼ同じ大きさの円筒型で、「L02」の方が天底の円の丸みがある感じです。白基調のスタイリッシュなデザインはそのまま。
「WiMAX HOME 01」も白基調の丸みを帯びたデザインで、大きさは「L02」「L01s」より一回り以上コンパクトです。
前面のランプはアンテナ感度を確認するくらいですが、もっとも見やすいのが「L01s」、次いで「L02」、「WiMAX HOME 01」は少しランプが暗い感じで、夜間は問題ありませんが昼間はちょっとランプが確認しづらいです。
通信速度の比較
新型ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」と「WiMAX HOME 01」を同じ場所・同じ電波状態の場所へ設置し、通信速度を計ってみました。
左が「Speed Wi-Fi HOME L02」、右が「WiMAX HOME 01」です。
写真ではわかり辛いですが、アンテナランプが1本しか立っていません。我が家のルーター設置場所はあまり電波状態が良くありません。
この「あまり電波状態が良くない場所」での速度測定は以下のようになりました。
電波状態があまり良くない場所(下り速度/上り速度) | ||
---|---|---|
測定回数 | L02 | HOME01 |
1回目 | 16.7Mbps/6.41Mbps | 2.43Mbps/1.07Mbps |
2回目 | 18.7Mbps/6.32Mbps | 2.31Mbps/1.55Mbps |
3回目 | 14.6Mbps/6.52Mbps | 2.11Mbps/2.57Mbps |
平均 | 16.7Mbps/6.42Mbps | 2.28Mbps/1.73Mbps |
測定条件 | 通信モード:HS(ハイスピードモード) |
また、無理やり窓際の比較的電波状態の良い場所へ設置して速度測定してみました。
電波状態がそこそこ良い場所(下り速度/上り速度) | ||
---|---|---|
測定回数 | L02 | HOME01 |
1回目 | 50.8Mbps/13.7Mbps | 47.0Mbps/15.6Mbps |
2回目 | 49.1Mbps/14.3Mbps | 40.6.6Mbps/16.3Mbps |
3回目 | 50.5Mbps/14.4Mbps | 46.8Mbps/16.1Mbps |
平均 | 50.1Mbps/14.1Mbps | 44.8Mbps/16.0Mbps |
測定条件 | 通信モード:HS(ハイスピードモード) |
この結果から、以下のことが言えます。
- 電波状態の良い場所では「L02」「HOME01」どちらも高速
⇒ 下りは「L02」、上りは「HOME01」が速い?? - 電波状態のあまりよくない場所では「L02」の方が粘って速度が出る
「L02」の製造元はスマホでおなじみのHUAWEI(ファーウェイ)社、「WiMAX HOME 01」の製造元はNECプラットフォームズです。
両社はモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06(HUAWEI)」「Speed Wi-Fi NEXT WX05(NECプラットフォームズ)」も提供していますが、上記の「あまり電波状態の良くない場所ではHUAWEI製のルーターが粘る」というモバイルルーターでも見られる現象です。
・左:前面「W06」背面「L02」(HUAWEI製)
・右:前面「WX05」背面「WiMAX HOME 01」(NECプラットフォームズ製)
「電波状態のあまりよくない場所」へモバイルルーターを置いて速度測定すると、以下の結果でした。
電波状態があまり良くない場所(下り速度/上り速度) | ||
---|---|---|
測定回数 | W06 | WX05 |
1回目 | 3.93Mbps/0.59Mbps | 1.43Mbps/0.82Mbps |
2回目 | 4.87Mbps/0.51Mbps | 1.03Mbps/0.60Mbps |
3回目 | 4.21Mbps/0.78Mbps | 1.59Mbps/0.86Mbps |
平均 | 4.34Mbps/0.63Mbps | 1.35Mbps/0.76Mbps |
測定条件 | 通信モード:HS(ハイスピードモード)/NOR(ノーマルモード) |
また、モバイルルーターを外へ持ち出し、十分電波状態の良い場所での速度測定結果は以下の通りでした。
電波状態がそこそこ良い場所(下り速度/上り速度) | ||
---|---|---|
測定回数 | W06 | WX05 |
1回目 | 56.3Mbps/16.3Mbps | 49.6Mbps/20.2Mbps |
2回目 | 56.6Mbps/20.9Mbps | 55.3Mbps/18.0Mbps |
3回目 | 56.2Mbps/18.0Mbps | 53.1Mbps/17.5Mbps |
平均 | 56.4Mbps/18.4Mbps | 52.7Mbps/18.6Mbps |
測定条件 | 通信モード:HS(ハイスピードモード)/NOR(ノーマルモード) |
このことから、モバイルルーターでもホームルーターと同様の以下のことが言えます。
- 電波状態の良い場所では「W06(HUAWEI製)」「WX05(NECプラットフォームズ製)」どちらも高速
⇒ こちらも下りは「W06」上りは「WX05」が速い?? - 電波状態のあまりよくない場所では「W06(HUAWEI製)」の方が粘って速度が出る
実機レビューによるおすすめのホームルーター
実機レビューの感想
モバイルルーターもホームルーターも、スマホと違ってずっと触っているものではないので、きちんとネット接続できて速ければいいと思っています。
ですが、ちょっと触っていて気になったこと・気づいたことをちょっとだけ書いてみます。
「L02」の良いところ・ちょっと残念なところ
「L02」はスペック上は「L01s」から大きく変わり通信速度が「下り最大1Gbps」になりました。
ですが、使用感は通信速度を含めて「L01s」とあまり変わりません。今「L01s」をお使いであれば敢えて乗り換える必要はないと思います。
これは、「L02」がつまらないのではなく、「L01s」はもともと完成度の高い名機だったと言えるからです。
「Speed Wi-Fi HOME L02」を使っていて、気になった点をまとめます。
- 電波状態の良くない場所でも電波をしっかりつかむ
- デザインが良い(個人的に好み)
⇒ これは人それぞれです - 電源ケーブル・LANケーブルまで白で統一感がある
- 管理画面の動作が重い
⇒ 「L01s」から改善されていない
⇒ ただしスマホアプリでOK - 電源ランプ・アンテナランプなどが少し見づらい
⇒ 「L01s」が非常にあかるかったから?
「1.」以外はあまりどうでも良いような感じです。
「WiMAX HOME 01」の良いところ・ちょっと残念なところ
「WiMAX HOME 01」は、電波状態がそれなりによければ「L02」とのスペック差ほどの実行速度の差はありません。
使用感についても、現時点では特に悪い点・不具合などは見受けられていません。
ですが、やはり電波状態のあまりよくない場所での「L02」との速度差が気になります。
「60Mbpsと55Mbpsは体感速度は違わない」「5Mbpsと3Mbpsは体感速度は変わる」ということです。
「WiMAX HOME 01」を使っていて、気になった点をまとめます。
- 「L02」比較で電波状態の良くない場所での電波のつかみが弱い(速度が遅い)
- 本体が非常にコンパクト
⇒ 小さいのが好きな方向け
⇒ ただ軽すぎてケーブルに引きずられる場合も - 電源ケーブルが黒いのが家電みたい
⇒ せっかくなので「L02」みたいに白で統一してほしかった
結論、おすすめのホームルーターは「L02」
以上のように、「おすすめ最新型ホームルーター」は「Speed Wi-Fi HOME L02」となります。
両機種とも電波状態の良い場所では同じくらいの高速通信ができますが、あまり電波状態の良くない場所では「L02」の方が粘って電波を掴むようです。
これはモバイル型ルーターでも同じ現象なので、HUAWEI製とNECプラットフォームズ社製の違いだと想像できます。
ホームルーターは家庭用電源を必要とすることから、設置場所が必ずしもベストの電波をつかめるかどうかわかりません。
電波状態のあまり良くない場所に設置しなければならない可能性を考えると、やはり基本的な通信機能が優れている(と思われる)HUAWEI製の「Speed Wi-Fi HOME L02」をおすすめします。
Speed Wi-Fi HOME L02はこんな人向け
自宅の光回線の代わりとして使う
自宅のネット回線としてフレッツ光などの光回線の代わりに使うのがホームルーターです。
光回線のように回線設置のための工事が必要ではなく、ホームルーターを置いて電源をつなぐだけでネットにつながる手軽さが人気です。
当然、工事費用など通常2万円ほどの初期費用も不要となるため、コスト的にも安くなります。
たとえば、賃貸住宅の事情などで光回線の工事ができない方や、光回線の工事・工事のための調査などでNTT等の技術者・営業を自宅へ入れたくない方、なども、ホームルーターを使うことで手軽に工事不要でネットにつなげることができます。
短期間で住居を移る方なども、移転先へホームルーターを持っていくだけなので、ネット環境の移設も簡単です。
ホームルーターは、あまり他人を部屋へ入れたくない女性の方や、学生・単身赴任者など短期の居住の方などへおすすめです。
外出先でも使えるモバイルルーターとの違い
外出先でもポケットWi-Fiを使いたい場合、モバイル型のルーターがおすすめです。モバイル型のルーターであれば、外出先でも自宅でも使えます。
「Speed Wi-Fi HOME L02」は家庭用電源を必要とする据え置き型ルーターなので、モバイルルーターのように持ち歩くことはできません。
ただし、家庭用電源を使うためバッテリーが不要です。
この家庭用電源により、モバイル型ルーターよりもしっかりと電波を掴み、またWi-Fi機器と接続して通信できるように作られています。
自宅内での利用に限定すれば、モバイル型ルーターよりも据え置き型のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」の方がより安定した速度で通信することができます。
「Speed Wi-Fi HOME L02/HOME01」のお得なキャンペーン
WiMAXの契約のやり方
WiMAXは「WiMAX2+」という通信サービスを利用するポケットWi-Fiなので、WiMAX2+の通信サービスの契約と同時に機種(対応ルーター)を購入することになります。
WiMAX2+通信サービスはKDDI系列の「UQコミュニケーションズ」がUQ-WiMAXとしてサービス提供しているほかにも、多くの提携事業者(プロバイダー)が同じ通信サービスを提供しています。
WiMAXは一番安いプロバイダーを選ぶ
WiMAXという通信サービスは多くのプロバイダーが自社ブランドで提供していますが、運営しているのはau(KDDI)系列のUQコミュニケーションズです。
どのプロバイダーでWiMAXを契約しても、通信速度・通信エリアなどのサービスに違いはなく全く同じ通信サービスです。
なので、WiMAXを選ぶ場合には一番安いWiMAXを選ぶのが正しい選び方になります。
WiMAXのキャンペーン一覧
WiMAX2+通信サービスを提供している事業者(プロバイダー)の中から、実質月額料金が安くなる上位4キャンペーンをご紹介します。
WiMAX2+通信サービスは3年契約自動更新型の契約となりますが、下表での「月額料金(平均)」は機種代金・初期手数料・毎月の月額料金をすべて含んだ3年間の総額から計算した金額です。
※最新のキャンペーン価格で計算
プロバイダー キャンペーン |
本体代金 平均月額料金 |
こんな人におすすめ |
---|---|---|
GMOとくとくBB キャッシュバック |
無料 |
|
3,909円 | ||
GMOとくとくBB 月額割引 |
無料 |
|
3,865円 | ||
DTI WiMAX | 無料 |
|
3,967円 |
一番安い「GMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーン」
キャッシュバックキャンペーンの特徴
WiMAXという通信サービスは多くのプロバイダーが自社ブランドでサービス提供していますが、どのプロバイダーのWiMAXも通信速度・通信エリアは同じ、つまり一番安いWiMAXプロバイダーを選ぶのが正しい選択です。
そして、現在一番安くWiMAXを契約できるのが「GMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーン」です。
ルーター代金が全てのルーターで無料であるうえに、現金最高額30,000円ものキャッシュバックにより、契約期間内での総額費用が一番安くなります。
キャッシュバックキャンペーン利用時の総費用
「GMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーン」を利用してWiMAXを契約した場合の総額費用は以下のようになります。
費用項目 | 金額 | ||
---|---|---|---|
ギガ放題プラン | 通常(7GB)プラン | ||
初期費用 | 機種代金 | 無料 | |
機種送料 | 無料 | ||
事務手数料 | 3,300円 | ||
月額費用 | 0か月目(利用開始月) | 最大3,969円(日割り計算) | |
1~2か月目 | 3,969円 | 3,969円 | |
3か月目以降 | 4,688円 | 3,969円 | |
3年総額 | 費用総額 | 174,633円 | 150,153円 |
キャッシュバック | 最高額30,000円 | ||
実質総額 | 144,633円 | 120,153円 | |
平均月額 | 3,909円 | 3,247円 |
月額料金が本家「UQ-WiMAX」よりも安く設定されているうえに、最高額30,000円ものキャッシュバック付で、平均月額3,909円/月という最安のWiMAXになっています。
「GMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーン」の詳しいキャンペーン内容は、以下の記事を参考にしてみてください。
安さの秘密「キャッシュバック」のもらい方
GMOとくとくBB「キャッシュバックキャンペーン」はWiMAXプロバイダーの中で一番安くWiMAXを使うことができるキャンペーンです。
この安さの秘密は高額なキャッシュバックです。
キャッシュバックは自動的にもらえるのではなく、キャッシュバックをもらうための「キャッシュバック申請」の手続きが必要です。
手続きと言っても難しいことではなく、キャッシュバックの振込先銀行口座を登録するだけなのですが、この「キャッシュバック申請」を忘れてしまうとせっかくの高額キャッシュバックを受け取ることができなくなってしまいます。
GMOとくとくBB「キャッシュバックキャンペーン」での申し込みの際には、キャッシュバック申請手続きについて詳しく説明している次の記事も参考にしてみてください。
確実に安くなる「GMOとくとくBB月額割引キャンペーン」
月額割引キャンペーンの特徴
WiMAXを一番安く使えるのは「GMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーン」ですが、高額キャッシュバックをもらうためには「キャッシュバック申請手続き」が必要です。
この手続きを「忘れてしまいそうだなぁ・・・」という方におすすめなのが、同じGMOとくとくBBが実施している「月額割引キャンペーン」です。
月額割引キャンペーンはキャッシュバックキャンペーンの次に(2番目に)WiMAXを安く使えるキャンペーンです。
そして、特徴は「キャッシュバックはない代わりに、最初から月額料金が安く設定されている」という点です。
このため、キャッシュバック申請手続きを忘れてしまいそうな人は、月額割引キャンペーンを利用することで確実にノーリスクで安くWiMAXを使うことができます。
月額割引キャンペーン利用時の総費用
「GMOとくとくBB月額割引キャンペーン」を利用してWiMAXを契約した場合の総額費用は以下のようになります。
費用項目 | 金額 | ||
---|---|---|---|
ギガ放題プラン | 7GBプラン | ||
初期費用 | 機種代金 | 無料 | |
機種送料 | 無料 | ||
事務手数料 | 3,300円 | ||
月額費用 | 0か月目(利用開始月) | 最大2,849円(日割り計算) | |
1~2か月目 | 2,849円 | 2,849円 | |
3~24か月目 | 3,678円 | 2,959円 | |
25か月目以降 | 4,688円 | 3,969円 | |
3年総額 | 費用総額 | 149,043円 | 124,584円 |
キャッシュバック特典 | 6,000円(不課税) | ||
実質総額 | 143,031円 | 118,573円 | |
平均月額 | 3,865円 | 3,204円 |
「GMOとくとくBB月額割引キャンペーン」の詳しいキャンペーン内容は、以下の記事を参考にしてみてください。
キャッシュバックと月額割引の比較
キャンペーンを比較するポイントは以下の2点です。
- 一番安いのはキャッシュバックキャンペーン
⇒ キャッシュバック申請手続きが必要 - 二番目に安いのは月額割引キャンペーン
⇒ 最初から月額料金が安く設定されている
では、「一番安い」と「二番目に安い」という両キャンペーンで、どれくらいの料金差があるのでしょうか?
両キャンペーンの実質月額料金を比較すると以下のようになります。
プロバイダー キャンペーン |
本体代金 平均月額料金 |
こんな人におすすめ |
---|---|---|
GMOとくとくBB キャッシュバック |
無料 |
|
3,909円 | ||
GMOとくとくBB 月額割引 |
無料 |
|
3,865円 |
一番安い「キャッシュバックキャンペーン」では、実質月額料金は3,909円/月となります。
二番目に安い「月額割引キャンペーン」では、実質月額は3,865円/月となります。
月額料金では両キャンペーンの差はたったの42円です。
つまり、「とことん安く使いたい」なら「キャッシュバックキャンペーン」で申し込み、きちんと「キャッシュバック申請手続き」を行うのが良いでしょう。
また、「月額42円の差」であれば「確実に安くなる」「面倒な手続きが不要」の「月額割引キャンペーン」で申し込むのが良いでしょう。
どちらもお得な割引サービスがある
auスマホをお使いの方はさらに毎月最大1,100円割引
auスマホとWiMAXをセットで使うと「auスマートバリューmine」という割引サービスが適用される場合があります。
GMOとくとくBBは、auスマホの利用料金が毎月最大で1,100円も割引されるこの「auスマートバリューmine」に対応しています。
auスマホがお得な割引サービス「auスマートバリューmine」の詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。
UQモバイルをお使いの方は「ギガMAX月割」で毎月550円割引
また、GMOとくとくBBは人気の格安SIM「UQモバイル」とのセット割引「ギガMAX月割」にも対応しています。
UQモバイルの主力料金プラン「スマホプラン」とWiMAXを一緒に使うことで、UQモバイルの月額料金から毎月550円もの割引を受けることができます。
UQモバイルがお得な割引サービス「ギガMAX月割」の詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。